メイス：卓球強化書│一流の技を動画で学べ！！

メイスのトリビュート動画です。良くも悪くも強烈な個性の持ち主、かなり好き嫌いの別れる選手のようですが（笑）、管理人はその悪童的なキャラクターも含め、けっこうファンです＾＾。

はじめは中国選手をアウェーの地で連破しメダルを獲得した、世界選手権上海大会のあの試合から。その後チャンピオンズリーグ等でのスーパープレー動画が続きます。

メイスは、「こんなの普通、練習してできるようになるもんじゃないよな・・・」というプレーがポンポン飛び出してくるところが魅力でしょうね。フォームはあまりきれいではないし、試合中にキレてラケットをぶん投げたりするような行き過ぎた行為もままあるので、そのへんが好き嫌いの別れる原因かと思いますが。

一部、メイス少年時代の珍しい映像も。ガムをかみながら表彰台にあがるような悪ガキぶり、やはり世の正しい大人からは激しく嫌われそうです（笑）。

動画のタイトルは、"Amazing Michael Maze"。まさに"Amazing（驚きの）"なプレーの連続、打ってよし、守ってよしと変化に富んだ独創的なオールラウンドプレー、非常に華のある選手ですね。

昨日に続き、チャンピオンズリーグ動画を。グループB第5節のUMMCvsオクセンハオゼンから、3番のメイスvsガシナです。

ロシアのUMMCはここまで全勝。エースの侯英超が８戦全勝、落としたゲームは３つのみという大活躍をみせています。シバエフが４勝２敗、メイスも３勝２敗とすべての選手が勝ち越し、圧倒的な戦力で首位を独走。方やオクセンハオゼンは昨シーズン準優勝ですが、今シーズンは現在グループリーグで２勝３敗の２位と苦戦気味です。

さてこの試合、メイスの相手ガシナは、今年のヨーロッパ選手権ダブルス優勝の強豪。メイスはこの試合の２日前、インタースポーツスーパーカップ決勝でオフチャロフに勝っていましたが、復活ぶりがうかがえる好試合です。

前半少し「腰が痛むのかな・・・」という場面がありますが、持ち味のトリッキーなフォームの両ハンド強打がよく決まっています。第１・２ゲームはガシナの強打に苦戦もしますが、ここを競り勝つと第３ゲームはまさに"メイス劇場"。本人も予期せぬほど絶好調すぎるのか、スーパープレーを決め踊ってます（爆）。

卓球界随一のファンタジスタが完全復活の兆し・・・これから面白くなりそうですね。

Europe Champions Leagu 2011/2012, Group B
Michael Maze (UMMC) vs. Andrej Gacina (Ochsenhausen)

なんだか久しぶりの、ヨーロッパ選手同士の対決動画です。12月5～7日にロシアのエカテリンブルグで行われた、インタースポーツスーパーカップ。決勝戦のメイスvsオフチャロフを。

2009年のヨーロッパ選手権で優勝後、ひざに大怪我をし長期離脱を余儀なくされたメイス。今年3月のフォルクスワーゲンカップでは復活と程遠いプレーでしたし、10月のヨーロッパ選手権も欠場、もう復活はないのか、という気持ちでいましたが・・・。

この試合、立ち上がりは調子のでないメイスが２ゲームを連取されますが、試合が進むにつれテンションが上がってきます。ミスに切れることも腐ることもなく、メンタルもかなり安定しているよう。ガッツポーズや声も出て、プレーに切れが出てきます。

方やオフチャロフは、ミスも多く声も出ず、イマイチ調子に乗れていなさそな様子。

前半は互いのミスが多い展開ですが、試合後半になると派手なラリー戦も増え白熱の試合に。

前回大会優勝のチャロフが連覇を果たすか、メイスが復活の狼煙を上げるか。特に中盤～後半がナイスゲームです。

2011 European Super Cup, Men's Singles Final
MAZE Michael (DEN) vs. OVTCHAROV Dimitrij (GER)

昨日に続き、ヨーロッパ・チャンピオンズリーグのグループBです。UMMCvsポントワーズから、メイスvsフロールを。

メイス、３月のフォルクスワーゲンカップでは、まだ怪我から復調していない印象でしたが・・・。

あれから半年、この試合ではなかなか乗っているようです。動きもかなり良いですし、いい感じで気合が入っています。1；26のフォアストレートへのドライブなど、素晴らしい。以前と比べ、なんだか凄くアグレッシブに攻めている印象です。

フランスの若手・フロールもラリー戦に強く、魅せてくれます。

メイスは第２節でアポローニャに敗れましたが、復調の兆し十分。侯英超がポイントを取りまくっていますから、完全復活すればUMMCが去年準優勝のオクセンハオゼンを抑えて、プレーオフに行くのでは？

ECL 2011/2012
Michael Maze (UMMC) vs. Tristan Flore (Pontoise)

ヨーロッパではECL（ヨーロッパチャンピオンズリーグ）2011-2012シーズンが始まっています。

こちらはアポローニャvsメイス。どちらも独創的なオールラウンドプレーを持ち味とする選手、これは注目の対戦です。

昨シーズンはドイツリーグプレーオフ決勝進出の立役者となったアポローニャと、2009年暮れのアキレス腱断裂の大怪我以来、パッとした成績を残せていないメイス。明暗が別れた形になりましたが、さて今シーズンは・・・。

この試合もフルゲーム11－9で決着、熱いです。

ECL2011－2012
Tiago Apolonia vs. Michael Maze

原発復旧作業の最中、3人の作業員の方々が重度の被曝を受けてしまったとのこと、深刻な状態にならないことをただただお祈りいたいます。

中国でフォルクスワーゲンカップが開催されています。こちらは１回戦、王皓vsメイス。

メイスは足に大怪我をして以来あまり活躍を耳にしていませんでしたので、久しぶりですね。が、ブランクの影響はやはり相当に大きいのか・・・。

メイスらしいトリッキーなプレー・独創的なショットもしばしば見られるのですが、どうも雑なプレーで失点する場面も多いように感じます。試合中に切れてしまうことはありませんでしたが、いまいち集中できていない感じで、完全復活にはほど遠いのでは・・・。

王皓のほうは余裕を持ってメイスを降し、２回戦（準決勝）に進出。

優勝の行方は・・・。

VW Cup 2011
Wang Hao (CHN) vs. Michael Maze (DEN)

アジア・ヨーロッパ卓球オールスター対抗戦のアジアステップ第２戦、水谷隼vsメイス戦の動画です。

第１戦で王励勤を破ったメイスと、サムソノフに敗れた水谷隼。去年のワールドカップではメイスが勝っているし、これは水谷不利か・・・と思われましたが、ふたを開けてみれば３－１で勝利、素晴らしい！

サーブが効いているようで、メイスがレシーブを浮かす場面が何度か見られます。台上でもやや優位に立っているか。とはいえ実力は伯仲、どのゲームも最後まで点数が離れないシーソーゲームで、非常に見ごたえがある試合です。

メイス・水谷、どちらもプレースタイルが比較的似ていますが、コース取りの巧さ、変化のつけ方が凄すぎますね。

2010 Euro-Asia
Jun Mizutani (JPN) vs. Michael Maze (DEN)

アジア－ヨーロッパ対抗戦'10、メイスvs王励勤戦の動画です。

メイス・・・益々フォームが崩れてきてます（笑）。それでいて、あれだけビシバシドライブを決めるんですから、ものすごいボールセンスです。非常に変則的なフォームから繰り出す両ハンドドライブ、スピードや回転の変化が大きく、王励勤も対応に苦しんでいるようです。

王励勤は、昔のような圧倒的な破壊力がなくなってきてますね。モスクワ大会では、代表に入ってくるか・・・。

最後まで抜きつ抜かれつの大接戦、堪能してください。

2010 Euro-Asia
Wang Liqin (CHN) vs. Michael Maze (DEN)

卓球ITTFプロツアー'09イングランドオープン準々決勝、許シンvsメイス戦の動画です。

許シンのフォアドライブは凄いですね。長身・長い手足を存分に使い、実に重そうです。が、ヨーロッパチャンピオンになったメイスも負けてはおらず・・・。中盤～後半戦にかけての引き合いは、凄まじいの一言です。

この試合では、メイスのメンタル面の弱点がちょっと出てしまった感がありますが・・・。メイスにも勝機があったのではと思えるだけに、ちと残念です。

ITTF Pro Tour '09 English Open
Xu Xin (CHN) vs Michael Maze (DEN)

卓球ワールドカップ、メイスvs水谷隼戦の動画です。

世界ランクも近く、プレースタイルも似ている両者。注目の対決が、ワールドカップ予選リーグで実現しました。

結果はご存知の通り４－１でメイスが勝っていますが、引き合いで水谷選手が球威に押されてオーバーミスをしている場面が多いように感じます。バックハンドもメイス選手のほうが多彩で威力にも勝るか。

注目の対決は、こちらからどうぞ。

Table Tennis - World Cup 2009
Michael Maze (DEN) vs Mizutani Jun (JPN)

ヨーロッパ卓球選手権男子シングルス準決勝、メイスvsティモ・ボル戦の動画です。

絶好調メイスがいきなりの３ゲーム連取で王手をかけるも、そこからボルが３ゲームを連続で取り返し、勝敗は最終ゲームへ・・・。スタートダッシュに成功したメイスにボルが必死の追撃をかけますが、９－５の大事な場面で痛恨のサーブミス。結局メイスが逃げ切り、優勝への最大の山を越えました。

今大会のメイスのプレーは、非常にアグレッシブですね。ヨーロッパ最高レベルのラリー戦、ぜひ是非ご覧ください。

European Table Tennis Championships, Men's Singles Semi Final,
Michael Maze (DEN) vs Timo Boll (GER)

ヨーロッパ卓球選手権男子シングルス決勝、メイスvsシュラガー戦の動画です。

ミスター四川さんが「今大会のメイスはマッケンローみたいな華がある。。。」と評していましたが、その通りの活躍で、ついにヨーロッパタイトルを獲得！

今大会のメイスは、特にメンタル面の成長が大きいように感じます。ボールへの集中力が、これまでの大会とはすごく違っていました。中国人のコーチがついた・・・のかな。

チャンピオンシップ・ポイントを決め、メイスが流した涙が感動的です。Congratulations, Maze!

European Table Tennis Championships, Men's Singles Final,
Michael Maze (DEN) vs Werner Schlager (AUT)

世界卓球'08広州大会、メイスvs蒋澎龍戦の動画です。チャンポンロン・リクエストにお答えして・・・。

蒋澎龍は日ペンですが、特にショートなんかは中ペンっぽい打ち方ですね。後日、金択洙vsチャン・ポンロン動画をアップする予定ですが、違いがよくわかります。とにかくプッシュが鋭い。超速プッシュの動画もいっしょにUPしておきます。

2008 WTTC in Guangzhou
Michael Maze (DEN) vs. Chiang Peng Lung (TPE)

メイスベストプレー、わりと最近編です。

2005年上海大会以降ぐらいのプレーですね。上海以前の前陣カウンタープレーとはガラリと印象が変わり、トリッキーな回転や打法、中陣～後陣でのプレイを多用しています。これだけプレイスタイルが変わる選手も、珍しいのでは・・・。それもどちらのスタイルでも強いのだから、メイスの天与の才の凄さがわかろうというものです。

メイスの若き日（？）のプレーと比較してみてください。

Michael Maze's Best play

メイスの、2001～2002年ごろのベストプレー動画です。

このころは、積極的に前陣でカウンターを当てていく卓球をしていますね。2005年上海大会で3位入賞したころには、ロビングやフィッシュなど後陣でのプレーが印象的で、「トリッキー」という感じでしたが、2000年代前半はガシアンっぽい、正攻法のプレー。今とは少し印象が違いますが、それでも凄く強いですね。

Michael Maze's Best play

世界卓球'05上海大会3位、ヨーロッパのトップレベルで活躍するメイスのサーブ動画です。逆横（下＆上）回転、横下回転、スピードロングの4種類のメイスのサービスが、スローモーションや比較映像つきで解説されています。

いや～、メイスもサーブ、めちゃめちゃ上手いですね。手首の使い方、フォースルーなど、ぜひ参考にしてください。

サーブは第一球目攻撃。このメイズの動画を参考にして、必殺のサーブを身に着けましょう。

Maze's service

世界卓球'09横浜大会準々決勝、馬龍vsメイス戦の動画です。

大会前は不調がささやかれていた馬龍ですが、やはり強い、圧倒的に強いです･･･。メイスも好プレーを見せますが、得意のロビングもストップで封じられ、ラリー戦になれば馬龍のパワードライブに打ちぬかれ・・・。点数こそ競るも、ほとんど勝機なくストレートで敗退。やはり今大会もメダルを独占した中国、強すぎです･･･。

WTTC '09 in Yokohama,
Ma Kong (CHN) vs Michael Maze (DEN)

卓球界の悪童（笑）、メイスのロビングです。高く、そして変則的な回転をかけることで、メイスのロビングは戦術の要にもすることの出来る必殺の武器になっています。動画は、世界卓球'05上海大会準々決勝、ハオ帥戦です。

'04卓球ヨーロッパトップ12決勝、メイスvsシュラガー戦の動画です。当時の卓球世界チャンピオン・シュラガーは、前・中陣でのカウンターとブロックを中心に戦うタイプ。ヨーロッパの若手成長株筆頭・メイスは中・後陣まで使うオールラウンド・プレーヤー。翌年の世界選手権上海大会での大ブレイクは、ご存知の通り。

ヨーロッパ選手らしい、非常に見ごたえのある両ハンドのドライブ戦をご覧ください。

'04 Europ Top12, Final
Michael Maze（DEN) vs Werner Schlager(AUT)

第48回卓球世界選手権上海大会準決勝、馬琳vsメイス戦の動画です。この大会乗りに乗って、ベスト8決定でアテネオリンピック、卓球銀メダリストの王皓、準々決勝でハオ師の中国選手を連破したメイス。しかし馬琳は世界ランク2位の意地を見せ、メイスのロビングを完璧に攻略します。注目は裏面打法、下・横回転ショート、ロビングに対するストップなど、馬琳のスーパーテクニック。両者の対決をご覧ください。

48th WTTC in Shanghai,Semi finals
Maze vs. Ma-Lin