王増翠(ワン・ゼンイ)

フレイタスvsワン・ゼンイ

久しぶりにヨーロッパ選手権に戻りまして(笑)。男子シングルス3回戦(ランク決定戦)、ポルトガルのフレイタスvsポーランドのワン・ゼンイの動画です。

絶滅危惧種のペン表速攻。ワン・ゼンイがラン決まで進出しています。

相手はポルトガルのツインエースの一人、フレイタス。過去にティモ・ボルにも勝利している強豪です。下がってのラリー戦に強いフレイタスなんですが、ワン・ゼンイ、苦しいですね・・・。

「打たれる前に打ち抜く」、「5~6球目までに決める」でないと、点の取りようがない感じ。フレイタスが攻撃モードに入ってしまうと、守備力不足からことごとく失点してしまっています。

早い打点でコンパクトかつフラットにカウンターするあたり、同戦型として惚れ惚れするのですが、初速は速くとも相手コートの中陣あたりで失速してしまう表ソフト、もうひとつ・ふたつ際立った技がないと、トップレベルでは非常~に厳しいですねorz。

バックの裏面ドライブなんかは以前より上手くなったように感じますが、ハイリスク・ハイリターンの爆発的なフォアの当たりは失せてしまったような・・・。

初めて荘智淵vsワン選手の動画を見た時は鳥肌が立つぐらい感動したものです。サムソノフやオフチャロフら欧州の強豪を次々と沈めていたあの頃の輝き、取り戻してほしいところです。

European Championships
Marcos Freitas (PRT) vs. Wang Zeng Yi (POL)


フェゲルルvsワン・ゼンイ

ヨーロッパチャンピオンズリーグにちょっと寄り道して。まだまだオーストリアOPは続きますが、ご贔屓のワン・ゼンイ選手が登場するので^^。

前節でデュッセルドルフを降した、ポーランドのボゴリア。シュラガー・陳衛星のニーダ・オーストリアを沈めればプレーオフ進出にグッと近づく正念場です。

1番でシュラガーがゴラクを破りますが、2番で陳衛星が呉尚垠に敗戦。勝敗を占う大事な3番で、ペン表速攻の雄、ワン・ゼンイが登場します。

ワン・ゼンイ、眼鏡をかけたようで。これで視界がクリアになったのでしょう、切れの良い連打が蘇っています。痛い所で凡ミスが出てしまいますが、流し打ちなどこれまで見せなかった技も披露し、復調を感じさせてくれます。今後に期待大・・・。

4番で呉尚垠が陳衛星を破るも、ラストでシュラガーがゴラクに競り勝ち、ボゴリアは敗戦。3節終わって現在のところグループAは、ニーダ・オーストリアが1位、2位にボゴリア、そしてヨーロッパ王者のデュッセルが3位?!

European Champions League
SVS Niederosterreich (AUT) vs Bogoria Grodzisk Mazowiecki (POL)


ワン・ゼンイvsバルトス・スッチ

ポーランドリーグの試合ですが、ワン・ゼンイvsバルトス・スッチの動画です。

ペン表速攻のワン・ゼンイ。去年のヨーロッパ選手権の時付けていた腰のサポーター、まだ外れていないですね・・・。故障が長引いているんでしょうか。

以前の好調の時に比べつなぎの球が多く、ハイリスク・ハイリターンな攻撃はやや影を潜めています。がその分、裏面強打は安定し得点源になってます。

世界的に見ても、ペン表で各国代表クラスになっているのはこのワン・ゼンイぐらい。故障を直し、以前のような切れのある速攻プレーを復活させてほしいところです。

これからちょっとポーランド動画が続く予定ですが、帰化したのかどうかはわからないけど、中国系のおもしろい選手が・・・。

全く有名ではありませんが、ポーランドリーグもなかなかに面白いです。

Polish Superleague
Wang Zeng Yi vs. Bartosz Such


ワン・ゼンイvsバウム

去年の新年一発目動画はペン表でしたが、今年もやはり(笑)。

ワン・ゼンイvsバウム、2010年1月のETTUカップとかいう大会(団体戦)での対戦です。

05年世界ジュニア優勝(準優勝は水谷隼)、'10ヨーロッパ選手権でも準優勝した実力者のバウムですが、慣れない表速攻の回転やタイミングに苦しんでいます。

ワン・ゼンイ、昨シーズンは腰を痛めパッとしませんでしたが、この時はいい動きしてますね。サーブ~3球目の先手争いで優位に立ち、直線的な軌道のカウンターも効果的に効いています。バックのナックル性ブロックと裏面打ちのコンビネーションも見事。

その分ミスも多いハイリスク・ハイリターンな攻めですが、当たったときの強さは目を見張るものがあります。

2011年は是非、表速攻復活の年になってもらいたいものです(個人的願望・・・)。今年も卓球強化書、よろしくお願いします。

Puchar ETTU 2010
Wang Zeng Yi (POL) vs. Patrick Baum (GER)


ワン・ゼンイvsプラジンスキー

久しく活躍を聞かなくなってしまった、ペン表速攻のワン・ゼンイですが・・・。恐らくこれは、ポーランドの国内リーグの試合、ワン・ゼンイvsプラジンスキー(Prądziński・って読むんですかね?)の動画です。

3級目攻撃に裏面ドライブを多用するようになった気がしますが・・・この裏面、ドライブと角度打ちの中間のような感じですね。手首と前腕を中心に鋭く弾いています。ツッツキ打ちだけなく、あまいドライブを狙い打ったりもしていますね。

速い打点で打つ小さなモーションのフォアは、表ソフト独特の打ち方。精度がもう少しほしいところだと思いますが、小気味よく決まっています。ブロックショートもなかなかに堅いです。

ただ、荘智淵との試合ときみたいな、爆発的な当たりは影を潜めているような・・・。

ペン表速攻を絶滅から救うべく(笑)、さらなる頑張りを期待しましょう。

Superliga 2010 Final
Wang Zeng Yi vs. Marek Prądziński


ワン・ゼンイvsV・サンチェス

卓球ヨーロッパチャンピオンズリーグ、ワン・ゼンイ(ボゴリア)vsV・サンチェス(カハグラナダ)戦の動画です。今日もペン表速攻の選手の動画が^^。

昨シーズンのECL、初参戦でいきなり予選突破を果たしたポーランドのボゴリア。台風の目となったボゴリアの、エースとして活躍した選手がこの王増翠(ワン・ゼンイ)です。フォア表、バック裏の前陣速攻型、切れのいい速攻を見せてくれます。特に第2ゲームは圧巻ですね。第3ゲームはデュースの連続、24-22というスコアで王選手の勝利。咆えてます^^。

これで劉国梁ぐらいバックが強くなれば、かなりいいとこ行くと思うんですけどね。ロシア大会で日本とあたらないかな・・・。

Europe Champion's League'09
Wang Zeng Yi vs Victor Sanchez Molina


王増翠(ワン・ゼンイ)vs岸川聖也

卓球ヨーロッパチャンピオンズリーグでの試合、ワン・ゼンイ(ワン・ツォンイ)vs岸川聖也戦の動画です。

基本的に日本選手を応援するところですが・・・絶滅危惧種のペン表速攻型である王選手、管理人も同戦型で王選手ファンなので、ストレートで岸川選手を沈めてみせたのには拍手を送りたいですね(笑)。

小さなモーションからスパッと決めるカウンター、ナックルのブロック、裏面強打・・・素晴らしすぎる!同戦型のトップ選手はこのワン・ゼンイ選手と何志文選手しかいないので、これからも頑張ってほしいですね。

Europe Champion's League'09
Wang Zeng Yi vs Seiya Kishikawa


王増翠(ワン・ゼンイ)vsJ.M.セイブ

ITTFプロツアーではない(笑)、プラハオープンでの王増翠(ワン・ゼンイ)vsJ.M.セイブ戦の動画です。

両者とも本気度はそれほどでもないですが、王増翠(ワン・ゼンイ)選手の前陣速攻プレーが見事です。台上フリック、フラットな裏面打ち、表ソフトラバー特有の直線軌道のボール・・・。若い人にはあまりうけないかもしれませんが(笑)、管理人は同戦型ということもあり、好きですねぇ、こういう小気味のいい卓球。

卓球界の絶滅危惧種である、ペン表速攻型。王選手や何志文選手には、これからも頑張ってもらいたいところです。

Wang Zeng Yi(POL) vs J.M.Save(BEL)


張超vs王増翠(ワン・ゼンイ)

それでは表ペンさんのリクエストを受けまして(笑)。デンマークオープンベスト8決定戦、張超vs王増翠ワン・ゼンイ・王国では「ワン・ツォンイー」)戦の動画です。

ワン・ゼンイの台上フリックなど実に見事ですが、張超、どこからでも強打を決めてくるのはさすがです。

ところで管理人もペン表なので、ワン・ゼンイは一番好きな選手なのですが・・・。帰化選手は中国本国選手に勝ってはいけないという不文律・暗黙の了解があるそうで、ワン・ゼンイの気合のなさ、喰ってやる!という気迫の希薄さ^^が残念です。前に紹介した荘智淵vs王増翠(ワン・ゼンイ)戦ぐらいの気合を見せてくれたら、もっと面白い試合だったとおもうんですけどね・・・。

ITTF Pro Tour '09 Danish Open
Zhang Chao (CHN) vs Wang Zeng Yi (POL)


ボル/ズュースvsワン・ゼンイ/ボワスチック

ヨーロッパ卓球選手権'09男子ダブルス決勝戦、ボル/ズュース(ドイツ)vsワン・ゼンイ/ボワスチック(ポーランド)戦の動画です。

ワン・ゼンイのミート打ち、カッコよすぎです(笑)。これぞペン表速攻。ボワスチックとのコンビネーションも見事です。無駄な動きをギリギリまで排除し、右・右ペアという不利を補っています。互いがぶつかる寸前で動き回っている感じですね。

'05上海大会準優勝ペアには一歩及びませんでしたが、素晴らしい試合です。

European Table Tennis Championships '09, Men's Doubles Final,
Timo Boll / Christian Suß (GER) vs. Lucjan Blaszczyk / Wang Zeng Yi (POL)


サムソノフvs王増翠(ワン・ゼンイ)

卓球ETTU Cupの動画です。試合はボゴリアは、ペン表速攻の王増翠(ワン・ゼンイ)、カジャグラナダはヨーロッパを代表する選手ともいえるサムソノフ。

ワン・ゼンイの表速攻は実に見事ですね。サムソノフのドライブを狙い打つところなんか、惚れ惚れです。ミスもそれなりに多いですが、ハイリスク・ハイリターンの攻撃が魅力的です。

が、さすがはサムソノフ。前半は手こずった王増翠(ワン・ゼンイ)の攻撃も、後半には慣れてしっかりと対応しています。王、2度目の対サムソ勝利はならず・・・。」

Europe Champions League '08,
Wang Zeng-Yi (Bogoria) vs V. Samsonov (CajaGranada)


王増翠(ワン・ゼンイ)vsクリスチャン・ズュース

注目の表速攻型選手、ポーランドの王増翠(ワン・ゼンイ)vs、ドイツのズュース戦の動画です。

王選手、その名通り中国からポーランドへ帰化した選手ですが...。江加良あたりまでの、中国の伝統的な速攻卓球を継承していますね。世界では絶滅危惧品種になっていますが、様々な工夫でペン表の弱点を克服し、現代卓球に順応しています。

裏面打ち、後ろに下げられたら反転して裏ソフト面で引き合い(0:03、1:24、2:13...)、裏面でのチキータレシーブ(0:41)、シェイクに持ち替えての横回転ロビング打ち(1:07、1:41...)、逆横回転サーブ...。

去年あたりから、世界ランキングも急上昇中。注目の選手ですね。

ITTF Pro Tour German Open
Wang Zeng Yi (POL) vs Christian Suss (GER)


王増翠/ボワスチックvsガオ・ニン/ヤン・ズィ│ポーランドオープンダブルス決勝

ITTFプロツアー、ポーランドオープンのダブルス決勝戦動画です。いつか削除されたものですが、再び。王増翠(ワン・ゼンイ)/ボワスチックvsガオ・ニン/ヤン・ズィ戦です。

王の速攻、ボワスチックのカウンター攻撃。当たりだしたら手がつけられないコンビですね。格上のシンガポールペアを沈めての優勝は、お見事!この後になりますが、ガオ・ヤンペアは横浜大会でベスト8になっているので、ポーランドペアもそれだけの力のある、強いペアということですね。

ITTF Pro-Tour Polish Open, Doubles Final
Blaszczyk / Wang Zeng Yi(POL) vs Yang Zi / Gao Ning(SIN)


王増翠(ワン・ゼンイ)vsJ・O・ワルドナー

卓球ヨーロッパチャンピオンズリーグでの、王増翠(ワン・ゼンイ)vsJ・O・ワルドナー戦の動画です。

前半は、ワルドナーの球捌きが冴えてます。往年の輝きを取り戻したような、素晴らしいプレー。が、後半に入り息切れ...。逆に王増翠の表ソフトの速攻連打が冴え始めます。

王増翠(ワン・ゼンイ)の裏面打法は、特に見事ですね。コンパクトなスイングで弾くように打ち、直前までツッツくか打つのか読めません。これはペンの裏面使いの人は、ぜひ取り入れたい技術ですね。

Wang Zeng Yi (POL) vs Jan Ove Waldner (SWE)


王熹(ワン・シ)vs王増翠(ワン・ゼンイ)

中国の仮想選手の話が出たので、"仮想・朱世赫"の王熹(ワン・シ)の動画を。卓球ヨーロッパチャンピオンズリーグ、ドイツのフルダ・マーバーツェルvs、ポーランドのボゴリア戦の動画です。

マルダ...のカットマンが王熹(ワン・シ)、ボゴリアのペン表速攻選手が王増翠(ワン・ゼンイ)です。

王増翠の、表ソフトでのカット打ちは見ものですね。軽打で粘り、チャンスボールを角度打ちでスパっと決める...。カットマンは相当やりにくいでしょうね。ただいかんせん、精度悪し。前半は機能していましたが、後半はボロボロ...。逆に王熹の攻撃が見事です。

Europe Champions League:
Wang Xi(Fulda-Maberzell・GER) vs Wang Zeng Yi(Bogoria・POL)


荘智淵vs王増翠(ワン・ゼンイ)

卓球オーストリアオープン'08、荘智淵(台湾)vs王増翠(Wang Zeng Yi・ポーランド)戦の動画です。王増翠は(中国語簡体字だとちょっと違うけど、フォントがないんで...)、王国ではワン・ツォンイー、蝶ではワン・ゼンイと表記されている選手です。

で、この王選手は中国からの帰化選手ですが、'08年11月現在、世界ランク81位にランクされています。今や絶滅の危機に瀕する表ソフト前陣速攻型ですが...。スゴイですね、この選手。角度打ち・ライジングで打ちまくり、裏面打法も鋭い、こりゃ強いわ。

なんとこの大会では、オフチャロフまで沈めているらしい...。

ペン表使いの方は、ぜひ見てください。

Chuan Chih-Yuan (TRE) vs Wang Zeng-Yi (POL)
2008 ERKE Austrian Open in Salzburg



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