丹羽孝希vs王李中羿

韓国オープンが始まっています。まずは男子シングルス予選リーグから、丹羽孝希vs台湾の王李中羿の動画をば。

う~む、丹羽くんのプレーは本当に独特ですね。ほとんど棒立ちのような体勢から想定外に鋭いドライブを両ハンドで打ちます。あの体勢からインパクト時には体重を乗せているのですから、あれこそ自然体というのでしょうか・・・。

相手をナメているような(実際には全然舐めてないでしょうけど・・・)飄々としたプレーぶり、独特の打球の間合い、ううむ、ホントになんと表現したらいいのか。

最後のゲームとなる第5ゲームは圧倒的なプレーぶり。最後にこれまで出していなかったサーブを出し、エースを取りまくっています。あのサーブはどうなっているのか?

この大会、中国の一線級は出てませんが、地元韓国の活きの良い若手が多数出場しています。恐らく現時点での団体戦の戦力は、日本よりわずかに韓国のほうが上なのではと個人的に思いますが、そういう中で丹羽くんの実力を見せつける試合を期待、です。

Korea Open 2011
Koki Niwa (JPN) vs Chung-Yi Wang Li (TPE)



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コメント(29)

ワヒャー :

丹羽選手の体の使い方は足は縦方向にバネを使い、回旋運動は主に上半身でやってるように見えます。これでスタンスを広く取らなくて済み、スタンスの狭さがフットワークを生み、フットワークが安定感を生んでいるのではないでしょうか。苦しい体制になることがほとんどないようです。

影虎 :

丹羽くんの棒立ちのような体勢からのドライブは体の回転をうまく使える省エネ卓球ですね!
ホームランバッターにはスタンスが狭くうまく回転を使う選手が多いです。そのほうがスイング速度が早くなるそうです。王李中羿相手なら今の打ち方で対応できるでしょうが、中陣、後陣で一流の中国選手とならばそうはいかないでしょう!しかし、丹羽くんならば相手の球威をうまく利用する丹羽くんなりの卓球ができそうですね!

酔っぱらったときはkagetoraです :

これまで出していなかったサーブを出し、エースを取りまくっています。あのサーブはどうなっているのか?
下回転はもの凄く短く早いスイングで、切ったあとはサイド回転のようなフォロースルーです。最初に切ったことが丹波くんが左ききであるために判りづらかったのではないでしょうか???

トマト :

あのサーブは王皓選手や、最近では馬龍選手も使っていたサーブに似ていますね。同じ系統かと。

不確かな情報ですが、このサーブの起源はたしか日本で、まだサーブのインパクトを隠していい時代に考えられたサーブだった気が・・・。そんでこのサーブを使うと、あんまりにも分かんなくてどうしようもないから、ルール改正になった気が・・・。

あまりにも不確かな情報ですいません。

Anonymous :

丹羽選手ちょっと手抜きのくせ?がついてるのでしょうか
もともと丹羽選手がやるきなく見える選手なのは知っていますが
同年代で敵がいなくなったあたりから少し自然体というよりは集中力に欠けるプレーが出てくるようになりました
この試合もそうゆうプレーが多かったしフォアの手打ちもおそらく手抜きプレーのせいで癖になったのでしょうね
癖になってしまった分いい球になってはいますがね

しかしながらやはりボールタッチのセンスなどは異常ですね・・・

ドライブ満 :

>トマトさん
2002年のルール改正時はこのサーブはそんなに使われてなかったので、このサービスがルール変更の原因ではないと思います。ただ、日本発祥というのはありえるかも知れないですね。


丹羽選手、アングルのせいか、球威があがってるように見えます。プレッシャーもなさそうですし、そろそろ国際大会でも一発やってくれるんじゃないでしょうか。

かんとう :

丹羽選手ってレシーブの立ち位置が結構真ん中よりじゃないですか?

丹羽2世 :

Anonymousさん

あれは手打ちではなく、肩甲骨を中心にしてしっかり体使えてますよ。

シャルル :

吉田監督の話によると丹羽選手は本当に卓球をなめているらしいですよ。 
先輩や監督にもほとんどあいさつをしないらしいです。

影虎 :

丹羽選手は・・・先輩や監督にもほとんどあいさつをしないらしいです。
大学の教授連中が人格者と思いきや、機嫌が悪いとき、こちらが挨拶しても無言、機嫌しだいで怒りチラす。どこにもそんな人はいます。
気が強いか、少し天然のほうが大物の器を持っているかもしれません!歳と経験で礼儀はよくなるでしょう! 本当に卓球が強くなりたいと思えば改心できるでしょう!

丹羽2世 :

シャルルさん
そうだったんですか!?
でも何かのHPに声をだすのも恥ずかしいというくらいシャイだからそのせいじゃないですか?
あと舐めてたらもうやめてますよ

k :

でも何かのHPに声をだすのも恥ずかしいというくらいシャイだからそのせいじゃないですか?
↑日本語でよろ

周りに強い人いないからやる気ないのかもね
舐めてるからと言ってやめるとかちょっと違うと思いますよ。声出さないのは少なくともシャイだからってのはないです

Anonymous :

丹羽2世さん
普段の丹羽選手は肩を使って打つのがものすごく上手いですね
マリンのような肩の使い方です
しかしぼくがっている手打ちというのは1分50秒あたりのコトです
たしかに実際は肩を入れているわけですが
あのボールはしっかりためて腰を入れて打てる球です
でも手を抜いて打とうとすると体の準備なしでうってしまうんですよね
あれはその際によく使うフォームですね
ぼくも実際高校時代は遊びでああゆう打ち方をして癖になってしまったのコトがあるのでおそらく丹羽選手もそうなのだと推測できます

ファンだからなんでも肯定的にとらえるのは
むしろ丹羽選手のためにならないですよ
ぼくは丹羽選手が好きですし、がんばってほしいと考えていますよ

次に卓球をなめているならやめる、という話はおそらくないですね
ぼくは高校時代全国でもそれなりに活躍していたのですが
練習は週に4日いけばいいほうでした
第一線にいる選手とは思えないでしょう?
ぶっちゃけいろいろとなめていました、今思えばとんでもないです
やる気はない、でも勝てるから惰性でやっている、という感じでした
そんなぼくも今では熱心に教える側の人間になっています
人間は案外そんなものです
丹羽選手にはぼくのように過去を悔いるような人になってほしくはないのです

おそらく今の丹羽選手にこの話をしても無駄でしょうけどね
それは当時のぼくがそうだったからなんとなくわかります・・・

Anonymous :

ぼくの先生がポロっとこぼした言葉なので、信憑性はわかりませんが
あのサーブはスウェーデンが使っていたそうです
確かあのサーブのせいで隠しサーブが禁止になったとかも言ってた気がします

よし :

やる気ないようにみえるのは、平行足で構えているのと、バックスイングをほとんどとらないせいだと思いますよ。

世界的に見て体格が小さく、フィジカルも弱い丹羽君としては、前陣で貼りつきながら両ハンドを駆使して敏捷性で勝負するこのプレースタイルはかなり理に適っていると思います。

丹羽2世 :

Anonymousさん
う~んなるほど丹羽君のためにも言ったほうがいいのですね。勉強になりました。

あ、でも本人がなんで声を出さないのか
どっかの取材者が聞いたところ、恥ずかしいからと、テレながら言ったとかいてあったんですが・・・

名無し :

とりあえず球が入ってポイントになればいい!!

事実手打ちでも素晴らしい球が入ってますし・・・。

饗彪 :

1分50秒の所確かに手打ちかもしれませんね。でもあれは自然にでたんじゃないですか?

まだ若いですから舐めてるとかそうゆうんもんは直るかと思いますよ。なんせ世界で戦っているんですから。舐めてて勝てる相手は減ってくると思いますよ★

これからの丹羽君の成長に僕は期待しています

管理人 Author Profile Page:

やる気うんぬん、ナメているどうの、ムラッ気が多い・・・というのは、まあ天才型プレーヤーによくあることですし。あのワルドナーも10代~20代前半ぐらいの若い頃はやる気無さ気なプレーがしばしば批判されたものですし、水谷選手だってそうでした。卓球以外のスポーツでも、その手の話は枚挙に暇がありません。

腹の底から『世界を獲る』と決意すれば変わるものですし、それは高校生ぐらいの年代では難しいかも。

手打ちも類まれな才能の現れとはいえ、中国NT相手ではカウンターで痛打されるのがオチですし、これから世界トップレベルとの試合でもまれれば腰も入ってくることでしょう。

有り余る才能は多くが認めるところですし、大成するかどうかは全て本人次第。現役の若い人は目標として試合を見、我々オールドファンは(笑)有望な若手選手として期待を込め静かに見守っていればいいのではと思う次第です。

CN型JP式ペン :

手打ちも結構ですが、このままでは中国トップに勝てるようになるとは思えないのですが、ファンの皆様やNTはどう思っていらっしゃるのでしょうか?
中国選手の基礎力のレベルの高さははるかな高みに達しているように思えます。もちろん、今のままでも丹羽選手は世界でかなり戦えている選手ですが。

カナ :

丹羽君が卓球を舐めているかどうかはわかりませんが、もしもそうだとしたらそれは周りの大人のせいでしょう。ある意味かわいそうです…。地元での評判は芳しくないようです。本人には小さい子のお手本になるように頑張ってもらいたいと思います。

ハイン :

なんでみんなそんなにヤル気が大事だと思うんでしょうか。
すごいなー、全試合全力って、聖人君子ですねww


ネズミを全力で狩るライオンがどこにいるでしょうか。
費用対効果が見込めないですよね。
そんなことしたらむしろ腹が減りますよw


相手が弱かったので、最小限のコストで勝つべくして勝った。それだけでしょう。

しっかりやるときはしっかりやる、手を抜くところはしっかり手を抜く。
それが非常によくできてる試合だと思うんですが。


この試合、丹羽選手はいくつかの新技術をテストしています。特に目立ったのが巻き込み系のサービス。あれは体のらせん回転に上下動のフェイクモーションが特徴的です。WangHao選手がモチーフかと。

実践的なテストだという証拠に、危機的な状況では従来の投げ上げサービスでしっかりリスクヘッジしています。
また、サービスもこの様子じゃまだまだ隠していますね。最終セット、しっかり切ったサービスはほとんど返ってきていないところから、回転量より相手に返球させ3球目からの連携を見ているようです。

もう一つは狭いスタンスからの重心移動ですね。
今までは両足に体重を乗せて移動させていましたが、最近の中国選手が用いる「体の横移動」を取り入れ、自分の重心以上のエネルギーをうまく引き出しています。
これはまだ慣れていないようで、ところどころにしか見られませんが。


そんなところですかねー。
プロは僕らと違って「結果」が第一ですので、価値基準に違和感があるのは仕方ないでしょうね。

Anonymous :

ハインさん
ごもっともです
ですが、他の方がどうおもっているのかは別として
ぼくが言っているのはひとつの試合というよりはその精神状態が練習等に悪影響を及ぼすということです
現に「適当に打つ癖」がついていますしね
いい球が入ってるからいいじゃないか、なんて言ってる人もいますが
この試合はダイジェストなので全体をみれてるわけではないですからね


よければ「体の横移動」というのを教えてもらえませんか?
どうゆう動作のことを指しているのでしょうか?

ハイン :

練習には影響を及ぼしませんよ。
それはこのクラスの人間であれば言い切れます。
向上心がないと、この世界で生き残るのは困難を極めます。
実際自分もNTの練習や合宿に参加したことが何回かありますが、やる気のない選手など一人もいません。

やる気はあって当たり前、そのうえで技術や戦術をもった人間だけが生き残る世界です。

そんな「小さい」人間いないですよ。
あっという間に置いていかれますからね、少なくともこのレベルでは。


体の横移動に関しては回り込みならMalin、フォア方向への移動なら野田学園の選手がそれぞれいいロールモデルだと思います。

自分も技術のコーチングをしていますが、こればっかりは文字で起こすのは難しいですね…。
今までの「体重移動・重心移動」より大きなエネルギーを、コンパクトに作り出すためのフォアハンド打法です。
簡単にいえば打ちながら体をスイングに乗せて横に飛ばすことで、ボールの威力を高める…といってもううーん伝わらないよなぁ…w

原理は簡単で移動する質量が大きいのでボールの威力があがります。
重心・体重の移動では1.0の選手が0.6,0.9の威力しか出せないのに対し、この打法では「体そのもの」をのせるので1.0かもしくはそれ以上が期待できます。
肩甲骨打法と併せて使う技術ですが、なにぶん非常に難度が高いので、自身もいまだに研究中です。

とまぁ、こんな感じで…。
お力添えできなくてすいません。
何か機会がありましたらその時にでもw

Root :

「常に全力で」とか「もっとやる気を!!」とかはあんまり思わないけど、「もっと強くていいんじゃない?」とは思う。世界ランク70台は低すぎるよ。今ならせめて50以内には入っててほしかった。

丹羽ならそれくらい期待しても大丈夫だと思ってたけど・・・
思ったより伸びてないなって思う。
センスだけでやってる感じ。

態度が悪かったりやる気が見えなくても結果だしてりゃいいと思うけど出せてるとは思えない。もっと頑張ってほしい

試合内容に全く触れてないコメで申し訳ないですが・・・w

Anonymous :

上にいったことのある人にしかわからないことですね
ぼくは小さい側の人間でしたので少し理解できません

もしかしてチンキも回り込み強打のときによく使うあれですか?
もしアレだとフォア方向のときどうやって使うのか
よくイメージできませんね
フォアを打った後足がラケット側に流れていくような打ち方でしょうか?

よければこの動画、または別の動画のどこらへんか教えていただきたいです

ハイン :

「もっと上でもいい」っていうのは…どうなんでしょう。
頑張れば結果が出る、ということでもないですし、それは本人が一番強く感じているのでは?
はたして「世界ランク」って頑張ったら勝てる、勝てないのは頑張ってないから、なんていうレベルの話なんでしょうかねw
まぁいいんですけども。

「プロ」と「ヒーロー」は違うってことですね。
みんなが期待しているのは情熱と努力と、その先にある勝利。
それをつかむ英雄、ヒーローです。

でも彼らはプロ。「仕事」として、「職人」として目の前の試合をこなす。
特に本戦に備えて予選は「なるべく余力を持って」勝利しなければなりません。
一試合目から全力だと、その後確実にバテます。

そうですね、でも彼のステップワークは動きが大きく、一発で決めるものなので、連打を特化とした横移動打法とは多少違うように思えます。

この動画でいえば0:17をはじめ

1:12

1:29

1:56

2:26

3:23

などが該当するように見えます。
非常に動きがコンパクトで、なかなかわかりにくいのですが。

影虎 :

ハインさんの言っていることはよくわかります。 昔、テニスでクローズドスタンス?打球方向への体重移動の打ち方とオープンスタンス ?体の回転で打つ打ち方で球速を測定した場合に有意差はなかったそうです。現在のスピードパワーテニスではオープンスタンスで、相手のスピードボールには肩甲骨打法でトップスピン卓球用語ではドライブをかけています。テニスのトップ選手のナダルを見ると良くわかりますよ。
丹羽くんは、相手のスピードボールにバックスイングを小さくコンパクトに振り抜いています。さすがにドライブの回転量は少ないようですが、スピードは充分に出ていると思います。

Anonymous :

なんとなくは想像していたのとあっているはずですが
少しまだぼくには難しい技術ですね

わざわざありがとうございました

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