卓球名場面集

The moment of Gold Medal

激動の2011年、締めくくりは「世紀の瞬間」、金メダルシーンを集めた動画にて。

張継科が今年の世界選手権を制したシーンから始まり、'93イェテボリ大会でのスウェーデン団体優勝、アテネ五輪柳承敏のゴールドメダル・ポイント・・・等々、卓球選手であれば誰もが夢見る瞬間を映像で切り取っています(最後のメイスは銅メダルポイントですが・・・)。

溢れんばかりの才能を持ったトップアスリート達が血のにじむような練習を重ね、それでも圧倒的多数が辿りつくことかなわない境地、それがNo.1の座です。

ナンバーワンにならなくてもいい・・・なんてのは歌の中の話。現役で『選手』をしているなら、1番を目指して死ぬほど頑張ってほしいですね。

努力が人を裏切ることだってもちろんありますが、努力した経験が人生の無駄になることはありません。

と、ロートルジジイ(管理人)の臭いご高説は脇に置いときまして(笑)。

この動画をみて、君が代が流れる中、優勝トロフィーを掲げたあなたの背中に日の丸が上がる・・・そんな初夢を見てください^^。良いお年を!

Table tennis - Big moments


トキッチのラリー

2011年、卓球界を大いに盛り上げた、スロベニアのトキッチ。普段のプロツアー等はからきし成績を残せないのに、大舞台になるほど燃えて大物を喰うお祭り男のスーパーなラリー動画で、年の瀬のひとときを。

今年は5月のロッテルダムの世界卓球で馬龍を沈めかけ、10月のヨーロッパ選手権ではオフチャロフ相手に壮絶な打撃戦を繰り広げシングルベスト4入り。カラカセビッチと組んだダブルスでもベスト4入りし、存在感を発揮しました。

鬼のフルスイングでフォア・バックともに攻めまくる戦型ですが、豪快過ぎるラリーの裏で、これが意外にブロックもかなりうまかったりと堅実な技術も持ち合わせています。

なんでも、スロベニア国内の「今年最も活躍したスポーツ選手を決める投票」で3位に入り、スポーツ賞を受賞したとか。

ロンドン五輪自動出場枠の28名の中にも入っていますから、オリンピックの舞台で今度はどんな大物を喰らうのか・・大いに楽しみですね。

tokic's rallys


ワールドカップ・スーパープレー集動画

ワールドカップ2011年大会でのスーパープレー集動画です。リクエストにお応えしまして^^。

個人戦の"ワールドカップ"と、団体戦の"ワールドチームカップ"、2つの大会でのスゴ技集です。卓球台の足がクリスタルのほうが"ワールドカップ"、円柱形になっているほうが"ワールドチームカップ"の試合ですね。

ご存知の通り、個人戦を制したのは張継科、団体戦は中国が韓国を破り優勝していますが、それ以外にもすごい試合は盛りだくさん。

守備型の朱世赫や、ロビングが得意なマテネのプレーなどは、速攻で片を付ける中国選手とはまた違い見ていて非常にエキサイティングです。

日本選手は、水谷隼がシングルベスト4、団体は韓国に惜しくも破れ同じくベスト4。今の世界を見渡して、ちょうどこれが日本の立ち位置かな・・・と思います。

来る2,012年の世界選手権と五輪で、我らが日本選手がもう一段高いところへ昇ることを期待しつつ、今年のスーパープレーを楽しみましょう^^。

The Best of World Cup 2011


The ロビング

昨日のメイスの動画で、「選手がロビングばかりをする動画」とのリクエストがありましたので^^、スーパーロビング集を。以前も同じような動画を上げてあったのですが、それは削除されてしまったので新たに。

やはり最初はメイスから始まり、サムソノフ、セイブ、クリサン・・・と、スーパーロビンガーたちのプレーが続きます。相手のスマッシュを後陣から何度もロビングでリターンするのは、卓球の華ですね。

伝統的にヨーロッパ選手にロブの名手は多いですが、中国選手だと馬琳に許シンですか。

ロビングはより高く、より深く、そしてよりコースを突いて入れるほど効果的ですが、動画最後のメイスのプレーなどまさに名人芸、7;25あたりでは完全にサイドライン上にバウンドさせてます。すげぇぇぇ。

こういうロビングに対抗するにはストップを交えて前後にゆさぶるのが、高等テクニックながら効果的。以前アップしたThe ストップも合わせてどうぞ^^。

The Power of Lob(NEW)

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東京アートvs協和発酵キリン

11月20日に行われた平成23年度後期日本卓球リーグ第6戦、東京アートvs協和発酵キリンの動画です。

東京アートは張一博・韓陽・高木和・大矢・塩野選手と、みな日本代表レベルの分厚い選手層。前期リーグも1位、この後期リーグの後に行われた年間チャンピオン決定戦(JTTLファイナル4)でも優勝と、まさに実業団最強軍団です。

協和発酵キリンも毎年優勝争いに絡んでくる強豪。下山・田勢・木方・横山選手というメンバーですが、この対戦、最強軍団と超ハイレベルな攻防を繰り広げています。

1番は韓陽vs下山隆敬。韓陽選手、重そうな体にノソノソっとした動き、フットワークなんかトップ選手としてはかなり遅いほうだと思うのですが・・・。自在に両ハンドが振れる上、反応と予測がよほど優れているのでしょう、鬼強い。ラリーでのコース取りなど、さすが元中国代表選手の実力です。

2番は張一博vs田勢邦史。前陣ドライブの張選手と、日ペン表速攻の田勢選手。前陣でのめまぐるしい攻防、これは超絶の試合です。

3番ダブルスは、張/高木和vs木方/田勢。高木和選手が絶好調、田勢選手もキレキレ。張選手の強さは相変わらずですし、木方選手も尻上がりに動きが良くなっています。

どの試合も超ハイレベル、見応えのある素晴らしい試合です。

Japan Table tennis League
Kyowa Hakko Kirin - Tokyo Art


卓球の歴史 from 1930年代

今日は若い人は完スルーで(笑)。懐かしの卓球動画シリーズ、1930年代から1995年世界卓球天津大会まで、およそ60年間の卓球の歴史を概観しています。元動画のタイトルは"evolution of table tennis (卓球の進化)"。

その1と2は、ビクトル・バルナ、リチャード・バーグマン、フェレンツ・シドらが活躍した1930~50年代にかけて。

日本選手は動画その3、3;05に佐藤博治さんが登場し、その4まで1950~60年代の荻村・田中時代が続きます。

その4の最後で容国団・荘則棟と中国卓球のパイオニアが現れ、その5では1960年代後半~70年代のヨハンソンや長谷川・伊藤時代から、ワル様時代を経て一気に95年天津大会の孔令輝まで俯瞰します。

他にもジョニー・リーチやロゼアヌ等、もう「懐かし・・・」ではなく完全にマニアの領域、楽しんで頂ける方はまあごく一部でしょうが、こういう動画を発掘するとマニアの管理人は血が騒いでしまうもので^^。

evolution of table tennis


中国vs日本│世界ジュニア'11女子団体決勝

世界ジュニア2011女子団体決勝、中国vs日本のダイジェスト動画です。

ディフェンディングチャンピオンの日本女子。初戦でインド、準々決勝でドイツ、準決勝でチャイニーズ・タイペイ、全てストレートで下し決勝に進出しています。オーダーはカットの谷岡、日本チャンピオンの石川、丹羽孝希姉。

中国も2年連続優勝を逃すわけにはいかないはず、強力なメンバーを送り込んできています。

1番は陳夢vs谷岡あゆか。陳夢は2年前の世界ジュニアで3位、この大会のシングル優勝候補です。今シーズンの超級では李暁霞や郭躍などのシニアトップ選手を喰うまでに成長しています。谷岡はブツ切りカットと反撃で応戦。ツブ高のバック面での攻撃は、粒とは思えないほどですね。フルゲームまでもつれる接戦の末、陳夢が勝利。

2番で朱雨玲vs石川佳純。去年の世界ジュニアシングル決勝の再戦です。石川もいいところまで競りますが、勝負どころで朱が連続得点。やはり対策を徹底研究されてるのか・・・。

3番が顧玉ティンvs丹羽美里。顧玉ティンは前々回大会シングル準優勝、前回大会女子&混合ダブルス二冠王者。緊張からか動きが硬い丹羽、これは顧玉ティンが圧倒。

かくして中国が初戦からオールストレートで優勝、落としたゲームは決勝の谷岡戦2ゲームのみと、圧倒的な力の差を見せつけました。

WJTTC Girl's Team Final
China vs. Japan


日本vsフランス│世界ジュニア'11男子団体準決勝

世界ジュニア'11男子団体準決勝、日本vsフランスの動画です。

ヨーロッパではジュニアを席巻しているフランス、強敵です。

1番は吉村真晴vsゴーズィ。吉村は緊張からか、ミスが多いですね。ゴーズィの粘り強いプレーの前に自滅するような形で惨敗。

2番に丹羽孝希が登場。フロールを一蹴し、タイに。

3番でカットの村松雄斗が、'09ヨーロッパユース選手権優勝のロビノと対戦。決勝の中国戦で見せた村松のプレーは圧巻でしたが、この試合でもその強さを遺憾なく発揮。中陣からズドンとドライブを、それもサイドラインを切るようなコースに入れられるのがスゴイですね。これで中3ですか・・・。

そして4番がエース対決、丹羽孝希vsゴーズィ。一進一退、ゲームオール・デュースの接戦を切り抜け、日本が勝利。ゴーズィの安定したプレーと一発強打、丹羽君の自然体から放たれるカウンタードライブ、どちらもスゴイ。

また団体の日本と反対側のブロックでは、インドが韓国を破り、中国を苦しめる大躍進の3位入賞を果たしています。インドはこれまで卓球では無名国でしたが、アチャンタというスター選手が現れ、それに続く選手が出て来るかもしれませんね。

WJTTC Boy's Team Semi Final
Japan vs. France


中国vs日本│世界ジュニア'11男子団体決勝

バーレンの首都、マナーマにて、世界ジュニア選手権が行われています。ワールドカップの動画はまだ続きますが、しばし世界ジュニアの動画を。男子団体決勝、中国vs日本です。

日本はここまで、吉村・丹羽・村松のオーダーで、ドイツ・ロシア・フランスを沈め決勝進出。

1番は林高遠vs吉村真晴。アジアジュニアチャンピオンの吉村。壮絶な打撃戦を展開するも、昨年シングル準優勝の林に完敗。

2番で宋鴻遠vs丹羽孝希。宋鴻遠は前回大会のチャンピオンですが、先日のジャパン・オープンでは丹羽が打ち勝っています。しかし、同じ轍は二度と踏まないのが中国勢。この試合も手の内を読まれ、カウンターを封じられたあげく惨敗orz。

3番で鄭培峰vs村松雄斗。エリートアカデミーの村松、初戦から決勝まで団体戦全勝と、世界ジュニア衝撃のデビューですね。激切れカットと広い守備範囲、恵まれた体格から放たれるフォアドライブの威力・・・。これはまさに「大器」。鄭培峰は去年のジュニアサーキット成都オープンで、森園政崇・町飛鳥・吉田雅已と青森山田トップ勢を連破し優勝していますが、堂々たる試合運びで見事に中国勢の一角を沈めて見せました。

そして4番がエース対決、林高遠vs丹羽孝希。ジャパン・オープンではやはり丹羽が勝っていますが、同じ轍は・・・で今回は林の完勝。

かくして男子団体は中国が6連覇。10連覇ぐらいしてしまうのでは・・・という中国の強さです。

WJTTC Boy's Team Final
China vs. Japan


中国vs韓国

ワールドチームカップ男子決勝、中国vs韓国の動画です。

韓国は朱世赫を外し、若手の金珉鉐を投入してきました。ロンドン五輪の代表権は既に朱と呉尚垠が獲得していますが、カットの朱はシングル2点使いしかありませんから、柳承敏 と金珉鉐、どちらに呉尚垠とダブルスを組ませるか、のテストでしょう、たぶん・・・。

1番は馬龍vs柳承敏 。これがもう、大変なことになってます。全盛期を彷彿とさせるプレーで動きまくり、フォアドライブをぶち込みまくる柳。超~豪快に「あの」馬龍と正面からのドつき合いを挑んでいます。すげぇぇぇぇ。

2番は許シンvs金珉鉐。これも金のプレーが素晴らしい。引き合いでは許シンがやや優位ですが、台上技術、特に台上バックドライブの切れがハンパでない。フルゲームまでもつれる白熱の試合です。

3番は馬龍/王皓vs呉尚垠/金珉鉐。ロッテルダム大会ダブルス3位の金珉鉐、呉尚垠とはイマイチプレーが噛み合っていないように見受けられますが、それでも強い!

結果は3-0で中国ですが、韓国としても柳の復調に金珉鉐の台頭と、結果以上に大きな収穫があったのでは。

中国も馬龍と許シンが「ロンドン五輪第3の男」として甲乙付けがたい活躍を見せていますし、来年のオリンピック&世界選手権イヤーにむけ、早くもテンションが上がってきてますね。

World Team Cup 2011, Men's Final
China vs. Korea


韓国vs日本

ワールドチームカップ2011男子準決勝、韓国vs日本の動画です。

日本は過去に分がいい松健-呉尚垠、吉田海偉-朱世赫と当てたいところでしたが、外されてしまいましたね。

1番は朱世赫vs松平健太。朱世赫の堅陣を打ち抜けるか、松健。

2番は呉尚垠vs吉田海偉。台上も上手く、早い打点で両ハンド攻撃を仕掛けてくる呉尚垠、吉田海偉は最も苦手な戦型なのでは?残念ながら手も足も出ず完敗orz。

3番ダブルスは呉尚垠/柳承敏vs松平健太/丹羽孝希。今や日本のエースダブルスとも言えるこのペア、2人と素晴らしい動きをしています。

4番、柳承敏vs吉田海偉。ほぼ同戦型、片面ペンドラの2人。どちらもフォアで動きまくって強烈なドライブをブチ込みあう、超豪快な試合です。おまけにどちらもバックハンドがメチャ巧い。フルゲームまでもつれますが、最後に逃げきるのは・・・。

World Team Cup 2011, Semi Final
Korea vs. Japan


中国vsドイツ

ドイツのマグテブルクにて、ワールドチームカップが行われています。こちらは男子準決勝、中国vsドイツの動画。

中国は初戦でロシアにラストまで持ち込まれる想定外の展開。馬琳がシングルとダブルスで続けざまに敗れ去る大乱調。直近のプロツアーでも2戦連続1回戦負けですから、超級で優勝して燃え尽きてしまったのか??

が、馬琳&王皓が不調でも、馬龍と許シンは絶好調。このドイツ戦では馬琳を外し許シンをシングル2点使いしましたが、バウムをストレートでボコリ、シュテガーは3ゲーム合わせて11本与えずに圧勝。圧倒的な存在感です。

ここまで中国は王皓をダブルス起用していますが、どんな思惑が・・・。決勝はどんなオーダーで来るのでしょう。

対するドイツ、ボル不在の中、オフチャロフが獅子奮迅の大活躍。初戦の香港戦で2点を取り、この中国戦でも金星をあげて3戦全勝。もしボル様がいたらと思うと・・・とんでもなくエキサイティングなことになっていたでしょうね。

World Team Cup 2011, Men's Team Semi Final
China vs. Germany


ヨーロッパ選手権ハイライト

ヨーロッパ選手権2011のハイライト動画です。

いや~、やはりヨーロッパ選手の試合は派手な引き合いが多いので、見ていて楽しいいですね^^。

シングルスは男女ともに第1シードが順当に優勝、団体も本命が実力を十二分に発揮し金メダルを獲得しましたが、古豪パーソンの活躍、大穴トキッチ&カラカセビッチのシングルとダブルスでの銅メダル獲得、女子カットマンの躍進など、見所も尽きない大会でした。

ただ男子はベテラン勢の活躍が目立つ一方で、若手に飛び抜けた選手があまり見当たらないのは、ちょっと気になるところでしょうか。ロシアのシバエフぐらいですかね。

女子もオランダの熟女軍団^^がシングル・団体で優勝をさらいましたが、若いルーマニア勢は近い将来の活躍を期待できそうな。

今年のヨーロッパ選手権も熱かったです。

European Championships 2011 Highlights


2011アジア‐ヨーロッパ対抗戦ヨーロッパステップ2

2011アジア‐ヨーロッパ対抗戦、昨日(10月30日)行われたセカンドレグの試合動画です。

1番は唐鵬vsメイス。ファーストレグでは不甲斐ない内容で敗れたメイスですが、今日はアグレッシブで非常に良い動きです。たまに右ヒザが気になるのかな・・・というようなシーンがありますが、「らしい」プレーも随所に見せフルゲーム。

2番は荘智淵vsマテネ。前・中・後陣どこでもOKのオールラウンダー、折を見て強烈なバックハンドを炸裂させるマテネのプレーは、往年のパーソンのよう・・・。

3番は朱世赫vsオフチャロフ。攻撃型には鬼強いオフチャロフですが、カット打ちはイマイチ苦手?朱世赫が圧倒ですね。

4番は許シンvsサムソノフのエース対決。サムソのプレーがアグレッシブで素晴らしい!許シンもいい動きをしていますし、この日のベストマッチでは。

ラストに来て、ガオ・ニンvsスミルノフ。亜細亜とヨーロッパを代表する、「いぶし銀のような」地味にメチャ強い選手の対戦。前半はガオペースですが、スミルノフが流し強打で流れを奪い、フルゲームに。

ところで試合終了後の両チーム握手でじゃれ合っているのは、朱とオフチャ??仲良さそうですね^^。

2011 Euro-Asia All Stars Series, Europe Step second day


2011アジア‐ヨーロッパ対抗戦ヨーロッパステップ

2011アジア‐ヨーロッパ対抗戦、3月のアジアステップに続き、後半戦のヨーロッパステップが、10月29・30日でベラルーシのミンスクにて行われています。こちらは昨日(29日)のファーストレグ。

1番はガオ・ニンvsメイス。メイスは復調には程遠い様子で、ミスが非常に多し。終盤にメイスらしいトリッキーなプレーも少し見られますが、まだまだ。恐らく右ヒザのケガそのものは治っているんでしょうが、鈍った試合勘や好調時の感覚が戻っていないのでしょう。こういうメンタル面での復調は厄介ですよね・・・。

2番は荘智淵vsスミルノフ。こちらは最初から最後まで点差が離れないシーソーゲーム。5ゲーム中3ゲームがジュースという大熱戦です。

3番は朱世赫vsサムソノフ。地元開催で負けられないサムソですが、カット打ちが実に巧い、ほとんどミスしません。朱世赫も好調でスーパープレーを随所に見せ、フルゲームまでもつれ込む非常に見応えのある試合です。

4番は許シンvsオフチャロフ。真打ちのチャイナ登場、まあ許シンでしょ・・・と思いきや、全く互角に打ち合うオフチャロフ。す、スゴイ・・・。

そして勝負はラストまでもつれ込み、唐鵬vsマテネ(蝶ではマットネと表記)。世界ランク50位以内で唯一の表ソフトユーザー、唐鵬。力一杯唐鵬を応援したいところですが、ヨーロッパもアジアステップのリベンジをして盛り上げてほしい・・・。

どの試合もナイスゲームです。

2011 Euro-Asia All Stars Series, Europe Step first day


オランダvsルーマニア

ヨーロッパ選手権2011女子団体決勝、オランダvsルーマニアの動画です。

まず1番は、リー・ジャオvsドデアン。ドイツ戦では抜群の身体能力をみせたドデアン。リー・ジャオはいい年のオバサン(失礼)ではありますが、超絶に巧いです。昨年暮れに石川佳純をも下しているWR15位、何志文ばりの堅いブロックと巧みなコース取りでドデアンを翻弄し、貫禄の勝利。

2番がリー・ジエvsルーマニアのエース・サマラ。男子顔負けのパワードライブを打ち込みまくるサマラと、超絶の守備力で粘るリー。第4ゲームにマッチポイントまで握ったサマラですが、ここをしのがれ力尽きました・・・。

3番はカットのティミナvs若手のホープ、スッチ。スッチは'09世界ジュニアで森薗美咲を破りベスト8入りしたあのの選手です。体格というか筋力がまだジュニア選手で、ラケットの重さに振り回されているようなスイングですが、ミート打ちが非常に効いています。甲高い声のスッチと、野太い(これまた失礼・・・)声のティミナ、心情的に非常にスッチに勝ってほしかったですが^^、ゲームオール・デュースで悔しい敗戦。

結果3-0のストレートでオランダが優勝しましたが、ルーマニアにもカット2枚から3点取る実力はあったでしょう。若手のタレント揃いのルーマニア、近い将来きっと欧州の頂点に立つのではないでしょうか。

どの試合も白熱のナイスゲームです。


ドイツvsスウェーデン

ヨーロッパ選手権男子団体決勝、ドイツvsスウェーデンの動画です。

昨日、1番のボルvsパーソンをUPしましたが、その他の試合を。

2番はオフチャロフvsイェレル。オフチャロフが好調のよう。準決勝のポルトガル戦で起用されていなかったので怪我でもしたのかと思いましたが、そうではないようで。

イェレルもいいフォアドライブを持っているのですが、やはりオフチャロフと打ち合うと押されてしまいます。バックハンドの差は歴然としていますし、イェレルとしては攻め手がなかったですね。

3番のバウムvsルンクイストは見応えのある大打撃戦に。ブロックがうまく、そこからラリーを組み立てるルンクイスト。パワーのある両ハンドドライブを連発するバウム。

どちらが勝ってもおかしくない試合でしたが、フルゲームの打ち合いの末、バウムがルンクイストを降しました。

昨年の欧州王者のボル、同2位のバウム、世界ランク13位のオフチャロフ。穴のない強力な布陣で下馬評通りの4連破を達成。やはり強かったです。


浙商銀行vs覇州海潤冠軍園

超級リーグ2011男子団体決勝第3戦、浙商銀行(赤いユニ)vs覇州海潤冠軍園(水色のユニ)の動画です。

昨日ラストの徐輝vs程靖チィの動画を上げましたが、その他の試合も。

1番:馬琳3-1崔慶磊、2番:ハオ帥2-3許シン、3番:ハオ帥/徐輝3-0ジャイ超/程靖チィ、4番:馬琳1-3許シン・・・。それぞれダイジェストか最終ゲームの動画を上げておきます。

今年の超級は、覇州海潤の躍進がやはりエポックメイキングな出来事でしょう。その原動力となったのは、もちろん許シン。2010年シーズンに上海から当時下位チームだった覇州海潤に放出されましたが、18勝を上げる活躍で14位から5位にジャンプアップ。

今シーズンは25勝を上げ張継科・馬龍に次ぐ勝利数、覇州海潤冠軍園が超級リーグ参入3年目にして「あわや優勝」という快挙に貢献しました。

ダブルスでの強さも特筆モノで、ゆえにロンドン五輪代表の可能性もアリ・・・という報道もされていますね。

世界選手権よりレベルが高いと言われる超級リーグ、今年も熱かったです。

China Super League 2011, Men's Team Final (3rd Leg)
Zhejiang vs. Bazhou


チャイナオープン名プレー集

ハーモニー・チャイナオープン2011、名プレー集の動画です。これで中国OPは〆ということで。

馬龍が世界チャンピオンの張継科を降して優勝しましたが、各国ともベテランから若手までバランスよく代表に選出されていました。

結果としてベスト8に残ったのは、中国は馬・張・許の若手三人衆+もっと若い閻安、韓国が呉尚垠・朱世赫のベテラン二人、そして水谷&オフチャロフ。

これにベスト16の顔ぶれも合わせて見ると、ほぼ世代交代が完了した中国、もう1~2年かかりそうな韓国、安定政権の日本とドイツ・・・そんなトップ4国の現在の卓球界の事情が垣間見えるようです。

で、動画ですが、世界ランクトップ10中8人がエントリーしていただけあり、さすがレベルの高い試合が多し。

次のプロツアーは9/21~のオーストリアオープン。男子は水谷選手を筆頭に大学生主体の編成。女子は石川・福原・平野・石垣・森園・・・とそのまま世界選手権の代表になってもおかしくないようなメンバーです。

活躍を期待しましょう。

Best Of Harmony China Open 2011


GREAT TABLE TENNIS MATCHES!!

2009年の世界卓球横浜大会、2011年のロッテルダム大会・・・スーパープレー集動画です。中国OPの動画はまだ続きますが、ちょっと息抜きに^^。

この低い位置からの斜めアングルの映像・・・世界トップ選手のプレーの迫力がよく伝わってきます。

横浜大会での水谷-陳杞、吉田-金延勲、松健-馬琳、水谷-パーソンetc。後半の4分の1ほどはロッテルダム大会の試合。

ううむ、水谷選手のテクニック、吉田選手のパワー、松健選手の速攻・・・素晴らしい!

ロッテルダムでは、やはりあの馬龍vsトキッチがものスゴイ迫力。丹羽選手の超絶速攻プレーも、遠からぬ将来の可能性を感じさせてくれます。

現役の若い選手は、ぜひ目標に。

GREAT TABLE TENNIS MATCHES!!



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