その他選手

軽部隆介vs御内健太郎

松下さんのカットの動画の後なので、続けてチョッパーを・・・。ちょっと前の(今年2月)ジャパントップ12の動画ですが、現在日本の2強カットマンの一角、早稲田大の御内選手vs、明治大(当時)の軽部選手の動画です。

軽部選手は仙台育英で岸川選手の後輩だった選手ですね。明治大に進学、現在はシチズンに所属しています。今年は水谷選手からマッチポイントを奪うほどまでに追い詰める活躍などで、前期日本リーグで1部新人賞。カット打ちでスマッシュ系のボールを多用するところなど、鬼のようなカット打ちです・・・。

御内選手は塩野選手とはかなり違ったタイプのカットマンですね。攻撃型も顔負けのフォアドライブを打ちますが、朱世赫選手に似た感じのプレーです。6月のチャイナオープンではシンガポールのヤン・ズィにも勝っていますし、今後が楽しみな選手ですね。

今度の全日本では、もし御内選手が松賢兄を破れば、ラン決で再びこの軽部vs御内カードでの対戦が予想されます。どちらも期待の若手選手、今後の活躍に期待しましょう。

2011 Japan Top 12
Karube Ryusuke vs. Miuchi Kentaro


塩野真人vs岡田崚│JTTLファイナル4

JTTLファイナル4、決勝トーナメントでなくリーグ戦のほうの東京アートvs明治大学から、塩野真人vs岡田崚の動画です。

岡田選手は名門・愛工大名電高から明治大入りした大物ルキー。今年の関東学生新人卓球大会では決勝で神選手を破り優勝しています。

対する東京アートの塩野選手は、国内最高峰のカットマン。日本卓球リーグ前期戦で、韓陽選手がケガで欠場した穴を見事に埋め、2度決勝点を叩き出しています。

ワールドクラスのカットマンと比べれば、やはり守備範囲の広さなど劣りますが、カットの変化は凄そうです。関東学生新人戦で優勝するほどの強豪が、なかなかカット打ちで粘れていません。塩野選手が3球目も積極的に狙いに行っているので、サーブもかなり効いているようです。

例によってアングルの違う2つの動画をUPしますが、見比べてみると面白いです。

JTTL Final 4
Shiono Masato vs. Okada Ryo


林高遠vs村松雄斗

世界ジュニア2011男子シングルス3回戦(ベスト8決定戦)、林高遠vs村松雄斗の動画です。

団体で3番起用され全勝、中国戦では鄭培峰を沈めたカットの村松雄斗。シングルで中国勢との対決、相手はエース格の林高遠です。

ここまで朱世赫ばりの堅い守備と鋭い攻撃を見せてきた村松。が、林高遠のドライブには完全に力負けしてしまっています。

レシーブから強打を狙い、甘いつなぎ球もほとんど使わない林高遠。多少のミスは気にせず、相手が調子を上げる間もなく攻めきってしまう・・・。力攻めできる選手の、王道的カット攻略ですね。

このレベルの強打をいかに捌けるようになるか・・・がシニアで活躍するための村松選手の課題でしょう。守備範囲の広さは今でも十分にあると思いますが、さらに朱世赫のごとくカットの切れ具合の変化、長短の変化などを加えることができれば、シニアの世界レベルで活躍できる選手に成長することかと。

まだ15歳の村松くん、今後の成長・活躍が楽しみな選手ですね。

WJTTC 2011, Boy's Singles
LIN Gaoyuan (CHN) vs. MURAMATSU Yuto (JPN)


王熹(ワン・シ)特集動画

ドイツのフルダ-マーバーツェルでエースとして活躍する王熹(ワン・シ)。

チャンピオンズリーグやドイツリーグでおなじみの中国からの「出稼ぎ選手」ですが、堅いバックの守備と攻撃型顔負けの強烈なフォアハンドが持ち味の選手です。

もともと"仮想・朱世赫"として中国で育成された選手ではありますが、バック面は表ソフトだそうですし、スタイルも"仮想"と言えるほどには似てないですね。それで国家隊での任を解かれてしまったのかもしれませんが・・・。

しかし、国際大会に出ていないので世界ランクはついていないものの、昨シーズンのドイツリーグでは岸川聖也や松平兄をはじめ、欧州2位のバウムやドイツチャンピオン(当時)のズュースなども沈めていますし、世界ランク50位以内の実力は間違いなくあるでしょう。

昨年のチャンピオンズリーグでシバエフと対戦したときは、ゲームカウント0-2、3-10でマッチポイントを握られてから大逆転してしまうなど、メンタルの強さも稀有なものがあります。

国家隊の仮想選手(でも卓球エリートではあるんですが・・・)→欧州への出稼ぎ選手と、世界選手権やオリンピック等の華やかな世界とは無縁、日の当たらない裏街道を歩いてきた王熹。

チャンピオンズリーグやドイツリーグで、ぜひ一花咲かせてほしいですね。

Tribute to Wang Xi


リー・ジャオvsイレーネ・イヴァンカン

ヨーロッパ選手権2011女子シングルス決勝、リー・ジャオvsイレーネ・イヴァンカンの動画です。

イヴァンカンはドイツのカットマン。9月のハーモニー・チャイナオープンで福原選手に敗れたあの選手です。カデット時代までは攻撃型、尊敬する選手は朱世赫、と女子としてはかなり攻め気の強いチョッパーです。恵まれた体格から放たれるフォアドライブ、実に重そう。

オランダのリー・ジャオは、堂々の第一シード。現WR15位ですが、御歳38歳のベテラン選手です。世界チャンピオンの張継科がジュニア時代、青島二体チームに所属していた時の担当コーチだったとか。

ブロックやバックショートが異常なまでに巧く、攻撃型はほとんどカモにされるのですが・・・。カット打ちも巧いですね。「強い」でなく、「巧い」。

ほとんどミスのない丁寧な攻め、管理人も若い頃なら退屈に感じたかもしれませんが、オヤジとなった今ではその巧みさに惚れ惚れしてしまいます(笑)。

準決勝でもカットのリー・チェンを沈めていますし、カットもあまり苦にしないみたいですね。

イヴァンカンの攻撃に苦しみますが、フルゲームで振り切って'07以来のヨーロッパチャンピオン返り咲き。

円熟の技巧、これはスゴイです。

European Table Tennis Championships, Women's Singles Final
Li Jiao (NED) vs. Irene Ivancan (GER)


侯英超vsピーター・フランツ

ヨーロッパチャンピオンズリーグに参りまして。グループBのUMMC(ロシア)vsポントワーズ(フランス)から、侯英超vsピーター・フランツです。

侯英超、今シーズンはUMMCのエースとして活躍しています。現在第3節まで終えていますが、メイス、シバエフという強豪をさしおいて常に2点使いされ、ここまで全勝街道を爆進中。10月1日に行われた第3節では、ロコモティヴァの松健も粉砕してます。

国際大会に出なくなって久しいですが、やはり鬼強。

相手のフランツは元ドイツ代表、95年世界選手権ベスト16の選手です。まだプレーしていたのもちょっと驚きですが、昔はカット打ちにも定評のあった強豪。そのフランツをして、侯英超のブツ切りカットを全く持ち上げられず・・・。恐ろしく切れたカットです。あの恐ろしく曲がるフォアのカーブロングも健在ですし、今シーズンは暴れそうです。

このグループBは、UMMC、アポローニャのオクセンハオゼン、マテネのポントワーズ、松健のロコモティヴァですが、メイスの調子が上がればUMMCが戦力的には俄然優勢でしょう。

このグループBも面白そうです。

European Championsleague
Yingchao Hou (UMMC) vs. Peter Franz (Pontoise)


石川佳純vs尹善愛

8月10~14日で開催された、ITTFプロツアー・チリオープン。女子シングルス決勝の石川佳純vs尹善愛の動画です。

石川佳純、準々決勝で韓国の田志希に勝ち、モロッコOPのリベンジ。準決勝で森薗美咲にストレート勝ちし、第1シードの貫録を見せ決勝に進出しています。

このチリOP、中国は不参加。韓国も若手主体の編成で出場していますが、この尹善愛が平野早矢香を破り決勝進出。堅実なカットと機を見ての攻撃、先輩の金璟娥や朴美英とはちょっと違うタイプのカットマンですね。

日本女子選手は全般に、韓国の金・朴をはじめ中国の武楊や范瑛などトップクラスのカットマンに分が悪いですが、これから日本の壁になるのか・・・。

最終ゲームまでもつれたこの試合、尹善愛がリードを奪い、日本陣営が土壇場でタイムアウト。これで尹善愛が大崩れし、辛くも石川選手が逆転勝利してます。が、最終ゲームの内容ではほぼ負けていただけに、尹善愛、今後が怖い選手です。

2011 Chile Open, Women`s Singles Final
Ishikawa Kasumi (JPN) vs. Yoon Sun Ae (KOR)


劉詩ウェンvs武楊

超級リーグ7月の第11節から、劉詩ウェンvs武楊です。画質は良くないですが、試合内容はいいですので^^。

武楊は'09世界ジュニアチャンピオン。時に相手コートでイレギュラーするほど切れまくったカットを打つ選手です。現在世界ランク9位、シニアでも女子世界最強のチョッパーに成長しています。

今シーズンの超級では大同雲崗・金地鉱業のエースとして活躍、馮天薇、馮亜蘭ら強豪を次々と沈め、プレーオフ進出の立役者に。第4節では劉詩ウェンにも3-2で勝利してます。

が、この試合の劉詩ウェン、滅茶苦茶強し。第1ゲームは点数も競いますが、以降はサンドバック状態・・・。

ドライブが重すぎて、武楊がカットで粘れないようです。あの小柄な体格(肩周りの筋肉はガッチリしてそうですが・・・)であのドライブの威力、脅威ですね。攻撃型相手では連打も効きますし、よほどスイングでの体の使い方が洗練されているのでしょう。

世界ランクは現在6位まで後退してますが、1位返り咲きもそう遠からずあるのでは。

2011 Chinese super league Liu Shiwen vs. Wu Yang


カレン・リーvsジャン・ファンライ

ペン粒の動画行きましょう。マイナー戦型なので、興味ある方は少ないかもしれませんが・・・。

前にも「ペン粒高動画」でちょっと紹介した、オーストラリアの(多分)帰化選手、ジャン・ファンライさん。今年のオセアニアカップの決勝戦です。

結果から言うと負けてしまうのですが、なかなか面白い試合です。

ファンライさんは赤い面が裏ソフト、黒い面が粒高ラバー。ラケットの反転がもの凄く上手く、ラリー中でもクルっと面を変えます。

ただ粒の変化で勝負するタイプではなく、攻撃のアクセント、きっかけ作りとしてイボ高(って昔は呼んでました・・・)を使うようで、メインは裏ソフト面での攻撃、ディフェンシブな選手ではありません。

少々お年を召しておられるせいか、攻撃力は高くなく・・・。特に試合前半は裏ソフトの攻撃を狙い打たれて、あっさりと失ってしまいます。

試合がおもしろくなってくるのは、後半から。粒高と裏ソフトのメリハリが良くなり、一進一退にもつれてきます。ロングサービスからの3球目粒高ストップとか、この辺の攻防は興味深し。ツッツキを弾くようにバックハンドで打つ技もいいですね。これに裏面ドライブが加わればもっと行けると思うんですが、どうでしょう。

世界レベルとは程遠い試合ではありますが、珍しい粒高選手の試合動画、粒ユーザーさんの参考になれば嬉しいです。

Liebherr ITTF-Oceania Cup 2011 Womens Final
Karen Li vs. Jian Fang Lay


水谷隼vs高木和卓-劉イ

日本卓球リーグからジャパンオープンに戻りますが^^、今年の全日本以来好調の高木和選手にスポットを当ててみまして。

まずは準決勝の水谷戦。いやいや、華々しい打撃戦です。高木和選手、ラリー戦強し。

ちょっとバックハンドに注目して見ると、前陣での速い攻めを意識しているためか、ペンのブッシュのように体の回転方向が反時計回りの打ち方をしてます。時間に余裕があり決めに行くときは、時計回りに回転軸を作り威力を出してますね。ううむ、なるほど・・・。

台上バックドライブでは、左足を上げながら打ってます。

もう1つの動画は準々決勝、相手は中国のカットマン劉イ。1回戦で対カットの鬼・吉田海偉をストレートで沈めている選手です。カットの守備力がハンパでないですが、高木和選手もよく粘ってます。この辺のメンタルの強さもさすが。

このところの高パフォーマンス、07年世界選手権以来の代表返り咲きもあるやもしれんですね。


荘智淵vsセン健

ジャパンオープン2011男子シングルス1回戦、荘智淵vsセン健の動画です。

今さら1回戦・・・ではありますが、元中国NTのセン健(詹健)はフォア面表ソフトの、男子では珍しい戦型。管理人はファンなので^^。

全盛期に比べミスが多くなってしまった気がしますが、手首をしなやかに使った小振りのライジング強打、痺れます(笑)。

表ソフトの球は失速するので、打点の早さ・コースの厳しさ、そして下がった相手を前に寄せる技が肝要かと思いますが、最終ゲームの終盤でこの辺が甘くなって荘智淵のカウンターを浴び、振り切られてしまいました_| ̄|○。

荘智淵も最後までフットワークを使って動ききったのはお見事。この大会では絶好調の岸川聖也に破れてしまいましたが、6月のVolkswagen中国オープンでは水谷隼を沈めたりと好調のよう。気合も凄し^^。ナイスゲームですね。

全く話し変わりますが、本日のITTFのニュースでも、サッカーなでしこJAPANのワールドカップ優勝を「勇気・自信・そして闘志」の勝利と讃えていまいた。卓球界でもこのシーンが見られる日を信じて、日本選手を応援していきましょう。

Japan Open 2011
Chuang Chih-Yuan (TPE) vs. Zhang Jian (SIN)


李暁霞vs武楊

世界卓球ロッテルダム大会女子シングルス準々決勝、李暁霞vs武楊の動画です。

世界ジュニアチャンピオンの武楊。リ・ジャウェイを圧倒、ヨーロッパチャンピオン・パブロビッチとのカット対決も制しています。強いです。

しかし李暁霞のカット攻略は完璧すぎる・・・。ドライブの威力ももちろんですが、ゆさぶり、特に前後へのゆさぶりが絶妙に巧い。武楊の攻撃も落ち着いてブロックし、付け入る隙が見当たりません。

武楊も世界最高峰のカットマンですが、1ゲームしか与えないとは・・・。

郭躍は同じカットマンの范瑛に苦戦しましたが、こちらは完勝ですね。

前振りが長く試合が始まるまで8分近くありますから(笑)、適当に飛ばして御覧ください^^。

WTTC 2011, Women's Singles Quater Final
Li XiaoXia (CHN) vs. Wu Yang (CHN)


范瑛vs郭炎

今年のポーランドOP女子シングルス準決勝、范瑛vs郭炎の動画です。

メダル獲りの期待がかかる福原愛選手。しか~し、3回戦に大きな山が待ち構えています。それがこの動画のカットマン、范瑛。

福原選手が苦手とするカットマン、実際このポーランドOPで対戦し、ストレートで破れています。王国では『范瑛(中国)の挑戦を受ける』なんて書かれてましたが、なんのなんの。プロツアーにあまり出場させてもらってないので世界ランクは低いですが、逆に福原選手こそが『挑戦者』と言っても過言ではないほどの実力者でしょう・・・。

ブツ切れカットと、超絶な守備力。この動画でも、あの男子選手と見まごうばかりの郭炎のドライブを返しまくり、ついには粘り倒しています。恐ろしい・・・。

福原vs范瑛の試合は、恐らく先にミスしたほうが負ける、我慢比べの神経戦になるかと思われます。メンタル面での充実をみる福原選手、モスクワで朴美英を粘り倒したあの一戦を再現させてほしいですね。

ガンバレ、福原選手!!

Polish Open Women's Singles Semi Final
Fan Ying (CHN) vs. Guo Yan (CHN)


王熹(ワン・シ)vsズュース

今季のドイツリーグ、王熹(ワン・シ)vsズュースの動画です。このところカットマン動画が多めです^^。

この間のオーソドックスなスタイルのリウ・カイと違い、ワン・シはフォア攻撃での得点を主眼においているような気がします。

トップレベルのカットマンとしては守備力でやや劣るように感じますが、その分をフォア攻撃に振り向けてます。回りこみドライブをブロックされ、フォアを抜かれるシーンもしばしば見られますが、それでもなお回りこみ攻撃を仕掛けようとするところ、非常に打ち気の強いカットマンです。

ズュースも丁寧なカット攻略。それにネットインのカバーが巧いですね。

最終ゲームの出足でワン・シが大きくリード。このまま行くかと思いきや、じわじわとズュースが追い上げ、デュースに。かなりエキサイティングな試合です。

DTTL 2010/2011
Wang Xi vs. Christian Suss


リウ・カイvsケ・チェンリ

ポーランドリーグの試合、再び^^。この間紹介したカットマンのリウ・カイ。同じく中国系の選手、ケ・チェンリと対戦しています。

こうして見るとリウ・カイ、やはりオーソドックスなスタイルのカットマンのようです。カットのフォームやボールの弾道、非常に美しいです。

松下さんほど完成されてはいませんが、非常に似た感じですね。

ちなみに・・・。

松下さんはカットを深く入れて、相手に詰まらせることを主眼にしていたそうです。たしかにエンドラインぐらいに入ってくる深~いカットは、非常に打ちづらいですよね。

が、水谷隼選手によると、「彼(注:朱世赫のこと)のボールはめっちゃ浅く返ってくるんですよ。普通に打ったら台にラケットぶつかるんで手首の力でその重いボールを打たないといけないのでしんどいです」とのこと。

なるほど・・・。カットひとつとっても、トップ選手の技は奥が深いです。

Liu Kai vs Ke Chen Li


リウ・カイvsフローラス

再びポーランドリーグに戻りまして(笑)、リウ・カイvsフローラスの動画です。

中国系のカット主戦型の選手が、リウ・カイ。ポーランドに帰化しているのかどうかは定かではありませんが、フォアもカットを多用するタイプ、非常に守備力が高いです。

相手のフローラスは今度のロッテルダム世界選手権のポーランド代表ですが、その選手がカットを打ちあぐんでいますし、相当にぶっつりと切れていそうなカットです。特にフォアカットの切る際のタイミングの取り方がお見事。

もちろん鉄壁型と言ってもフォア攻撃をしないワケではなく、相当に威力のあるドライブを、しばしば仕掛けてます。

世界的には全く無名の選手ではありますが、かな~り強い。

ヨーロッパの各国リーグで、ワン・ゼンとかモン・チンユとか、全く無名の強豪中国系選手が渋く活躍してます。

そういう隠れた名選手も時には紹介できたらと思う次第です。

Polish Superleague
Liu Kai-Robert Floras


粒高バックハンド動画

粒高プレーヤーの動画は極端に少ないですが、参考になりそうなものをみつけましたので。

動画の方、韓国のシェーク粒高プレーヤーのようです。おぉ、巧いですね。

最初の動画はイボ高(って昔は呼んでました)で相手サーブをバックドライブ。サーブの回転がうまい具合に残っていて、面白い球筋で飛んでいます。

その2は台上バックドライブ、その3はカット性とドライブ性を組み合わせたバックハンド、最後が強打に対するブロックです。

ラバーは最近はやりのグラスではなく、蝶社のフェイントを使っているようで。変幻自在の守備型でなく、アグレッシブに粒で攻めたいタイプの方に、参考になるのではないでしょうか。

Long Pimple Rubber, Backhand Play


セイブvsギオニス

福島原発で危険な放水作業任務を遂行してくださった機動隊、今なお戦ってくれている自衛隊、東電・関連会社作業員の皆様、ありがとうございます。ただただ感謝です。皆様の安全と任務の成功を心よりお祈りしております。

私たちも停電に負けず、帰宅に困ってもめげず、我慢と互いを思いやる心を持って、冷静にこの難局を乗り越えていきましょう。東京電力・東北電力管内にお住まいに皆様、今日は節電、よろしくお願いします。動画は明日でも見られます。

チャンピオンズリーグの試合、セイブvsギオニスです。

ギオニス、カットマンとは思えないほどの攻撃力です。恵まれた体格を生かして打つドライブ、ブオンとスイングの音がしてきそう。カットマンでは世界最高では?バックの守備力もかなりのものですね・・・。

セイブはフォアに振れば強烈なドライブを打たれ苦しい展開になるので、バックにボールを集めていますが、簡単には打ち抜けません。

試合はほぼギオニスペースで進みますが・・・。最終ゲームで大逆転。セイブの『諦めない気持ち』がよび込んだ勝利ですね。ナイスゲームです。

Table Tennis Champions League,
J.M.Save vs


リー・ジャオvsパブロビッチ

2011年度のヨーロッパトップ12女子決勝、リー・ジャオvsパブロビッチの動画です。

現ヨーロッパチャンピオンのパブロビッチ。鉄壁のブツ切りカットと意外性のある攻撃で鳴らす選手ですが・・・。

リー・ジャオ、超絶に巧いですね。特にパワーがあるわけでもなし、フットワークなどむしろ遅い。が、それを補って余りある技巧です。

高軍なんかもそうですが、この世代の(元)中国女子ペン選手はバックショートがメチャクチャ巧いですね。フォアドライブのコース取りも半端ない。

今年37歳でありながら、現在の世界ランクは12位。この間のプロツアー・グランドファイナルでは3位に入賞しています。

このヨーロッパトップ12もこれで二連覇。尊敬すべき、ものすごいオバサン(笑)です。

2011 Europe Top 12, Women's Singles Final
Li Jiao (NLD) vs. Viktoria Pavlovich (BLR)


王建軍vsジオニス

チャンピオンズリーグの試合ですね。決勝トーナメント準々決勝、シャルロワの王建軍vsアンジェのジオニスの動画です。

カットマンのジオニス、長身を生かしてのフォアドライブは圧巻ですね。連続攻撃モードに入ると、王建軍も手のつけようがないみたいです。

チョッパーには鬼強い吉田海偉が、このジオニスには連敗しているだけのことはあります。

が、カット打ちの名手、王建軍。以前、柳承敏の仮想選手を中国NTで務めていましたが、柳のようなぶち抜きパワーはないものの、カット攻略が実に巧みです。朱世赫、侯英超、陳衛星・・・この人はカットマンに負けたことがないのでは?

ミドル攻めから巧みに前後左右にボールを散らし、ジオニスのミスを誘っています。いやいや、スゴイです。

Champions League
Wang Jian Jun vs. Panagiotis Gionis



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