その他選手

田勢邦史vs平野友樹│JTTLファイナル4準決勝

JTTLファイナル4準決勝の協和発酵キリンvs明治大学から、ラストの田勢邦史vs平野友樹です。

4番で神選手が踏みとどまり、ラストに回した明治大学。平野選手は元女子全日本チャンピオン平野早矢香選手の弟さんですね。

協和発酵の田勢選手は、世界的にも希少になってきたペン表。しかも日ペンですから、まさに絶滅危惧種の戦型。同じ戦型として管理人は力いっぱい田勢選手を応援したいところです^^。

試合は前陣でパチパチ叩いてくる田勢選手と、やや距離を取り中陣から応戦する平野選手という展開。一進一退でゲームは進み、最終ゲームまでもつれます。

右後方の低いアングルから撮影した動画と、中央のやや高いアングルから撮影した動画2つUPしますが、映像の迫力があるのは右後方アングルのほうですね。

ただこのアングルは、左利きの選手が手前に来ると体でボールが隠れてしまう場面が多く、さらに下がった選手がすぐ画面から出てしまう・・・という欠点が。その点、正面アングルの映像はどんなプレーも安定してい見やすいです。

ベテランと若手の競り合い、見応えのあるナイスゲームです。

JTTL Final 4,
Kunihito Tasei vs. Yuki Hirano


松平健太vsセン健

ハーモニー・チャイナオープン2011男子シングルス1回戦、松平健太vsセン健の動画です。

昨年中国からシンガポールに帰化したセン健(漢字で詹健、王国ではジャン健と表記してます)。フォア面表ソフト・バック面裏ソフトという、非常に珍しいシェーク速攻の選手ですが、早い打点を捉え、リストを効かせながらコンパクトに打つフォア強打(というか中打)、表ユーザーの管理人は非常にしびれます^^。

全盛期と比べるとややミスが多く、少しキレが衰えたようにも感じますが、やはり強い!

相手が我らの松健でなければ、力いっぱい応援するところですが・・・。

で、松平健太。かなりアグレッシブに攻めていく姿勢を見せています。ブロックは殆ど使わずカウンターを狙いに行っているあたり、今いい波に乗りかけているのでは?力強さも増してきたように見えます。

王皓や馬龍に代表されるような、中陣ドライブぶっぱなし型が現在の世界トップの主流になりつつあるようですが、こうした前陣でのカウンター合戦も、またスゴイ。2回戦の馬龍には0-4で及びませんでしたが、世界のトップを狙ってほしい戦型です、どちらも。

Harmony China Open 2011
Kenta Matsudaira (JPN) vs. Zhan Jian (SIN)


田勢邦史vs並木佑介-木方慎之介

一昨日・昨日と日本リーグの試合だったので、今日も続けて。今年の協和発酵キリンvsシチズンから、田勢邦史vs並木佑介の動画です。

日ペン表速攻の田勢選手、レベルは月とスッポンながら管理人も同戦型なので、本来なら力いっぱい田勢選手を応援するところですが・・・。

昨年に当・卓球強化書を見ているとカミングアウト?してくださった並木選手。大恩あるお方だけに(笑)、ここは全力で並木選手をプッシュしたいと思います^^。

で、白いユニのイケメンプレーヤーがその並木選手。明治大学出身、20年度の全日本でランク入りしている強豪選手です。

この試合では田勢選手の前陣での速い攻めに苦戦してますが・・・ううむ、田勢選手のバックプッシュが鋭ぇ・・・。

この試合だけだと並木選手の強さが伝わらないので^^、木方選手を破った去年の試合もいっしょにUP。フォアドライブがナイスです。


セン健vs田崎俊雄

ちょっと前の2007年後期日本卓球リーグ、セン健(詹健)vs田崎俊雄の動画です。

田崎さんは片面ペン表、セン健もフォア面表ソフトの前陣型。ラリーがあんまり続かないので退屈と感じる方もおられましょうが、管理人が好きなので^^。

田崎さんというと前陣でパチパチ・・・みたいなイメージがありますが、速い打点で攻めるのはセン健のほうで、田崎さんはわりと中陣ぐらいまで下がりますね。でも中陣からスマッシュ系のボールを打ち込んで行くのは驚異的。

また、どちらもけっこうドライブを多用します。柔らかくドライブでチャンスメークしてからスマッシュ系のボールで決めに行く・・・というのが40ミリ時代の表の戦い方・・・なんでしょうか。

田崎さんも引退直前、セン健も卓球選手としてのピークは過ぎていた頃ですが、いい試合をしてますね。

JTTL 2007
Toshio Tasaki - Zhan Jian


フレイタスvsセン健

ITTFプロツアー・ブラジルオープン2011の準決勝です。動画はフレイタスvsセン健。

先日のブンデスリーガ決勝戦でティモ・ボルを破ったフレイタス。このブラジルオープンでは、世界トップ10の強豪は出場していないとはいえ、準決勝まで進出してきています。

相手は元中国NT、現シンガポール代表のセン健。フォア面表ソフトの速効型ですが、恐ろしく速い打点で連打してくる選手です。

が、セン健、ちょっと衰えたかな・・・。

フレイタスは、セン健がバックハンドで決定打が打てないのを見越し、中陣からネチネチと^^バック側を攻めてます。超打点のフォア攻撃も下がってうまくしのいでますね。

セン健の超速の攻めと、フレイタスのオールラウンドプレー。なかなかに見応えのある試合です。

ITTF Pro Tour Brazil Open 2011, Men's Singles Semi Final
Marcos Freitas (POL) vs. Zhan Jian (SIN)


銭千里vsハイムバーガー

被災地の避難所でもネットに繋がるところが増えてきたとのこと。まだ楽しみで使うわけにはいかないでしょうが、被災地の卓球ファンの皆様に動画を楽しめる余裕が早く戻ることを、避難生活を強いられている方々が一日も早く日常生活に復帰できることを、切にお祈りいたします。

さて本日の動画は、ペン表。昨日の動画のQian Qianli、オーストリアに帰化した銭千里だったのですね。情報を投稿して頂いた皆様、ありがとうございました。

こちらはその銭選手の、オーストリアリーグでの試合のようです。投稿が2009年になっていますし、11点で試合が終わっているので、恐らく現在のルールでの試合かと思われます。

が、ノングルー片面ペン表速攻でも、かなり行けてるじゃあないですか(笑)。

日本にいれば全国レベルの実力でしょうし(トップレベルは無理でしょうが)、ということは当サイトをご覧のほとんどのペン表プレーヤーにとって、非常に参考になるプレーなのではと。

ご堪能ください。

Qian Qianli vs. Martin Heimberger


ロスコフvs銭千里

昨日はブンデスリーガ時代の松下さん動画でしたが、同じドュッセルドルフvsニーダ・オーストリアの試合で。ロスコフvs銭千里の動画です。

ロスコフはボル以前のドイツのエースで、言わずもがなですが、Qian Qianliって、だれでしたっけ?体格やフォームが似ているので、思わず田崎俊雄さん??と思ってしまいましたが・・・。元仮想選手でしょうか???

が、無名の選手(?)ではありますが、ペン表速攻が素晴らしい、個人的にしびれました(笑)。小さなフォームで鋭くフラットに打ちぬくフォア強打、バックショートの技術、ペン表の教科書にしたいようなプレーぶりです。

ロスコフもこのころはピークを過ぎていましたが、かつて世界最速と言われたバックドライブの威力は流石です。

ちょっと昔の試合動画ですが、楽しんでください。

ECL 2001 Final
Rosskopf vs Qianli


マテネvs何志文

暴走しつつある原発で、放射能を浴びまくりながら生命を賭して必死に戦ってくれている東電・関連会社作業員、自衛隊、米軍の皆様。その尊い行いに心の底から感謝いたします。

我々も感謝の気持ちを忘れず、冷静に自分たちができることを粛々とこなしていきましょう。

フランス卓球リーグ、プロAでのマテネvs何志文の動画です。何志文、今シーズンはスペインからフランスに主戦場を移しているんですね・・・。

何志文の超絶ゆさぶりを、後陣からのロビングでしのぐマテネ。機を見て繰り出す強打もよく決まっています。非常に面白いゲームです。

ちなみに画面下の得点、マテネ(A.Mattenet)と何志文(He Zhi Wen)、逆になってしまってますね。ご注意を。

French League 2010/11
Adrien Mattenet vs. He Zhi Wen


王建軍vs何志文

東日本巨大地震で被災された方々に対しまして、心よりお悔やみ、お見舞い申し上げます。

また、現在現場で救助活動に当たられている自衛隊や警察・消防、海上保安庁、各国レスキューの方々、政府・自治体関係者、民間の方々。そして何より、最悪の事態を防ぐために文字通り命を賭して福島原発で作業をしておられる作業員・関係者の方々。心の底から感謝いたします。

被災した方々が一日でも早く日常の生活を取り戻せることを、そして当サイトがほんのわずかでも心の慰めになることを祈ります。

チャンピオンズリーグので試合、王建軍vs何志文の動画です。

何志文の超絶ゆさぶり。大して球威もないボールでノータッチをとる技術は、まさに卓球職人。

方や王建軍。軽快なフットワークと裏面攻撃で対抗。

ナイスゲームです。

Champions League
Wang Jian Jun vs. He Zhi Wen


田勢邦史vs根田雄一

JTTLファイナル4、協和発酵キリンvs明治大学での試合、田勢邦史vs根田雄一です。

もはや完全に絶滅危惧種となっている、日ペン・片面表速攻の田勢選手。それでも昨年度の全日本はベスト8、前々年はベスト4と、強さを維持しています。戦型が同じということもあり(実力はお話にならないくらい違いますが・・・)、管理人が個人的に最も応援したい選手です^^。

スマッシュを多用するパンチの効いた攻撃とナックル性のブロック、相手の根田選手もそうとうにやりずらそうです。フォアサイドへの下回転のボールには上手くドライブで対応し、安定感もありますね。

世界チャンピオンになった河野さん以降、糠塚さん、田崎さん・・・と細々ながら日本で続いてきたペン表速攻。この辺で終わりなんですかねぇ・・・。

ペン表最後の雄(?)、田勢選手の活躍に期待です。

JTTL Final 4,
Kunihito Tasei vs. Yuichi Neda


高軍vsリ・ジャウェイ

ちょっと古く画質も良くないんですが、2005年台北オープン決勝・高軍vsリ・ジャウェイの動画です。

リ・ジャウェイはこのとき世界ランク8位、この大会でも第1シード、優勝候補筆頭でした。

が、高軍・・・。この試合のときは35歳だったはずですが、メチャメチャ巧いですね。

球種の多彩なバックショート、ほとんどバックスイングなしで打つフォア強打、変化のわかりにくいサーブ、そして『自分は動かず相手を動かす』プレー・・・。ペン表速攻の1つの究極型でしょうか。

バック技術など、ペン粒の方にも参考になるのでは・・・。

何志文に「おっさん卓球」というと賞賛になりますが、「おばさん卓球」って言ったら賞賛にならないですね(笑)。ともあれ、ペン表の方は是非に見てみて参考にしてください。

2005 Taipei Open Final
Gao Jun (USA) vs. Li Jia Wei (SIN)


セン健vsハオ帥

昨日に続いてセン健の動画を。同じくブレーメン直通での、ハオ帥との試合です。

表ソフト・裏ソフトの違いはありますが、どちらも前陣でのカウンター攻撃を得意とする プレースタイルの2人。その分華々しいラリー戦にはなりませんが、前陣型の人には興味深い対戦だと思います。

試合はフルゲーム・デュースの接戦となりますが、最後はセン健が振り切って勝利。セン健ファンの見所は、大逆転でゲームを奪う第4ゲーム。すばらしいカウンター攻撃を随所に決めています。

Chinese Men's Trial for 2006 WTTC
Zhan Jian vs. Hao Shuai


セン健vs馬龍

セン健vs馬龍戦の動画です。'06年世界卓球ブレーメン大会の中国国内選考会、「ブレーメン直通」の試合ですね。

以前セン健vs馬琳の動画をUPしたとき、他のセン健動画も・・・とリクエストをもらいましたが、ようやく。このセン健vs馬龍戦は以前ダイジェストをUPしたことがあったのですが、今回はフルです。

で、フォア表ソフトのセン健。第1ゲームは馬龍を圧倒しています。表ソフトの直線的なボールと、キュっと回転をかけたドライブ、実に巧いです。

第2ゲームは馬龍が取り返しますが、第3ゲームはセン健のサーブが効いてあっさりと奪い、第4ゲームも逃げ切り、3-1で勝利。

どの技も見事ですが、特にドライブを早い打点で直線的にカウンターするあたり、これぞ表ソフト!なプレーです。

Chinese Men's Trial for 2006 WTTC
Zhan Jian vs. Ma Long


高軍vs平野早矢香

北京オリンピックでの、高軍vs平野早矢香戦の動画です。

やられてしまったのが、我らが日本の平野選手というのが非常にくやしいのですが(笑)・・・片面ペン表速攻の高軍選手、本当に巧いですねぇ。

コンパクトなフォームから放つ、鋭いフォア。でもって、バックのショートが異様に巧し。ほとんどミスをしないブロックショート、いやらしいナックル、鋭いプッシュに、バックハンド気味に振るショート・・・。多彩かつ実に安定してます。

平野選手、高選手の打点が早いフォアハンドを嫌ってか、バックにボールを集めているようですが、なかなか強打できるチャンスボールが廻ってこず、逆に揺さぶられて無念の敗退。

さすがに往年の卓球王国、中国の代表選手。技術の高さがスゴイです。

2008 Beijing Olympic
Gao Jun vs. Hirano Sayaka


田勢邦史vs軽部隆介│平成21年全日本選手権ベスト8決定戦

平成21年度全日本卓球選手権男子シングルス6回戦(ベスト8決定戦)、田勢邦史vs軽部隆介戦の動画です。先日の'09JTTLファイナル4、ダブルスの動画(倉嶋・田勢ペア)で結構反響がありましたが、ついにシングルの動画が^^。

全日本ランカーで唯一、ペン表速攻型の田勢選手。さすがフォアのスマッシュにパンチが効いていますね。吉田選手ばりの気合もナイスです^^。

昨年の全日本はベスト16、一昨年はベスト4で今年はベスト8。男子ダブルス、混合ダブルスでも連覇の経験がある田勢選手。毎年安定して上位に顔を出す実力はさすがです。ペン表速攻が絶滅しつつある現在、ぜひ頑張ってほしいですね。

All Japan Table Tennis Championship,
Kunihito Tasei vs Ryusuke Karube


何志文vsゴラク

卓球ヨーロッパチャンピオンズリーグ、何志文(カハグラナダ)vsダニエル・ゴラク(ボゴリア)戦の動画です。2010年最初の動画は、やはりペン表速攻で^^。

いや~、何志文の揺さぶりがエグイ!エグ過ぎですね。相手のフォアサイドを切るショート、空いたバックへのプッシュ、サーブのコース取り・・・。ゴラクが十分な体勢で打球できた球が、この試合ではたして何球あったのか・・・。素晴らしい技術卓球です。

ロートル表速攻の管理人、2010年はワン・ゼンイではなく何志文を目指すことにします^^。今年も卓球強化書、よろしくお願いします。

Europe Champions League
He Zhi Wen vs Daniel Górak


張ユクvs何志文

卓球ヨーロッパチャンピオンズリーグ、張ユク(ボゴリア)vs何志文(カハグラナダ)戦の動画です。

香港のチェン・ユックは、2009年12月現在世界ランク15位。押しも押されぬ、世界のトップレベルの選手です。それを間もなく50のオヤジ・何志文が・・・スゴイ、凄すぎる・・・。

巧妙なサーブと硬いブロック、甘いドライブをフラットに決めるカウンター、見事すぎです。体の切れはさすがに衰えを隠せませんが、それでも世界トップレベルにフルゲーム・デュースの試合を演じる実力は化け物。

今シーズンのヨーロッパチャンピオンズリーグ、何志文のカハグラナダは男子グループA最下位になってしまいましたが、最後にいい試合見せてもらいました。

Europe Champions League,
Cheung Yuk vs. He Zhi Wen


何志文vsズュース

卓球ヨーロッパチャンピオンズリーグでの、何志文vsズュース戦の動画です。 ティモ・ボルvs何志文戦の前に行われた試合ですね。

毎度のことながら、何志文の揺さぶり、コース取りの厳しさはエグイ。ペン表速攻という反射神経がモノをいう戦型で、四十路をはるかに過ぎてなお活躍していられるのは、相手にベストショットを打たせないこの技術があるからこそでしょう・・・。

ズュースは2009年10月現在世界ランク27位ですが、トップ選手でも調子が悪ければ何志文に喰われるでしょうね。実際、柳承敏とかシュラガーとかが負けてますし。いやいや、恐ろしいオヤジです(笑)。

Europe Champions League
He Zhi Wen vs Christian Suß


ティモ・ボルvs何志文

卓球ヨーロッパチャンピオンズリーグでの、ティモ・ボルvs何志文戦の動画です。

全中国運動会は素晴らしい試合が目白押しだったようですが、動画がまだ上がってこないので。やっぱりヨーロッパ選手権などと違って、極端に動画が少ないです・・・。

で、本題に戻って(笑)、何志文のブロック・カウンターが冴えに冴えてます、この試合。猛烈に回転のかかったボルのループドライブを、狙いすましてひっぱたくあたり、これぞ表速攻!ですね。

さすがに勝つまでには至りませんでしたが、あのボルを苦しめています。アラフォーならぬアラファー(って言うんでしょうか・・・)であれだけのプレーをしてのけるとは、若かりし中国NT時代の猛トレーニングの貯金があるとはいえ、まさに天才ですね。お見事。

Europe Champions League
Timo Boll vs He Zhi Wen


何志文vsクレアンガ

卓球ヨーロッパチャンピオンズリーグ、何志文(カジャグラナダ)vsクレアンガ(エヌボン)戦の動画です。

スーパーオヤジ(笑)、何志文が世界ランク14位(2009年9月現在)のクレアンガを沈めて見せました。

世界卓球横浜大会を欠場、欧州選手権も途中棄権しているクレアンガ、怪我で本調子でないのは明らかですが、それにしてもソウル五輪前に現役(中国NT)を引退している何志文が勝つとは・・・。

ブロックの固さ、カウンターの鋭さ、揺さぶりの激しさ・・・熟年世代の方は必見ですね(笑)。

Europe Champions League
He Zhi Wen vs Kalinikos Kreanga



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