水谷隼

朱世赫vs水谷隼

ワールドカップ2011男子シングルス3位決定戦、朱世赫vs水谷隼の動画です。

朱世赫は張継科に、水谷は王皓に、それぞれ準決勝で完敗しての3决。

朱vs水谷は2年前の韓国オープン準々決勝で実現していますが、その時はフルゲームの末水谷が勝っています。

打倒中国の先頭集団にいるこの2人、非常に注目の対戦ですが、結果はご存知の通りボル様まで沈めた好調・朱世赫の完勝。

カットがブッッッツ切りなのはよくわかりますが、回転量がわかっていればトップ選手はどんなに切れていても打ち込んできます。あの水谷選手がここまでカット打ちをミスるのは、切れている時と切れていない時の落差がよほど大きいのでしょう・・・。

張継科は完璧に朱選手のカットを打ちぬきましたが、それは今シーズンの超級リーグでチームメイトとなり、試合中つぶさにそのプレーを観察しカットの変化を見ぬいていたからだとか(応援そっちのけで味方の プレーを研究してたってことですかね・・・爆)。

張継科と比べるとパワーの差ももちろんあるように思いますが、相手に対する情報量の差も大きいように思いますね。

Men's World Cup 2011, 3rd Place Match
Joo Se Hyuk (KOR) vs. Mizutani Jun (JPN)


水谷隼vs呉尚垠

久しぶりにワールドカップの動画にプレイバックしまして^^。準々決勝の水谷隼vs呉尚垠の動画です。

呉尚垠、グループリーグでボル様と高礼澤に敗れるも、岸川聖也をストレートで沈め、得失点差の2位。

水谷もサムソノフに敗れましたが、荘智淵・マテネを下してグループ1位で決勝トーナメントへ。

この試合水谷が第1・第5ゲームを奪われますが、かな~り押し気味に試合を進めています。そして第6ゲームも圧倒気味にゲームは進み7-1。そこから呉尚垠がジリジリと追い上げるも、10-7で水谷マッチポイント!

が・・・。

なんとここから5本連取でこのゲームをひっくり返してしまった呉尚垠、驚異的な粘りです。元々ブロックが超うまく、前陣での速い攻めが得意な呉尚垠ですが、このゲームのプレーは素晴らしいですね。

と、こういうゲームの落とし方をすれば普通は最終ゲーム萎縮してボコられるものですが、さらにアグレッシブに攻める水谷も素晴らしすぎ。さすが世界トップ選手同士、どちらもメンタルの強さが尋常でないですね。

前陣で攻める呉尚垠と、後陣まで幅広く使う水谷。白熱の試合です。

Men's World Cup 2011, Men's Singles Quater Final
Mizutani Jun vs. OH Sang Eun (KOR)


荘智淵vs水谷隼

プロツアーもいよいよ、これが今年最後のイベント。プロツアー・グランドファイナル2011がロンドンにて始まっています。ロンドン五輪と同じ会場で試合をするということで、ITTFも"Olympic Games Test Event"と位置づけてますね。

まずは初戦の荘智淵vs水谷隼の動画を。

水谷選手、プレーの端々に疲労の色が見えます・・・。この1月ほどの間に、スウェーデンオープン、パリでのワールドカップに出場、日本へとんぼ返りして日本リーグの試合に出、すぐまたロンドンへ飛んで・・・と地球のほぼ裏側まで2往復ですから、まあ無理も無いですが。どういう経緯で組んだスケジュールかわかりませんが、ちょっと過酷すぎるのでは。。。

この試合では水谷、前陣について戦うことを意識しているようです。ほとんど下がることなく、荘智淵の連続攻撃を前で捌いてます。ラケットワークやボディーワークなど、惚れ惚れするほど見事です。

方や荘智淵も、最終ゲームの最後まで動きが衰えず。いつものごとくフォアで動きまくり連続攻撃をしかけてきます。

今年はプロツアー等でやたらと対戦するこの2人ですが、この試合も例によって最終ゲームまでもつれます。去年のこの大会で優勝している水谷隼。2連覇なるか。

2011 ITTF Pro Tour Grand Finals
CHUANG Chih Yuan - MIZUTANI Jun


王皓vs水谷隼

スウェーデンオープン2011男子シングルス準々決勝、王皓vs水谷隼の動画です。

水谷隼は2回戦で松平健太を沈め、パーソン&ルベッソンと強豪を連破した野田学園の吉村真晴(これも素晴らしい成果ですね)にも貫録勝ち。そして第1シード・王皓とのこの試合なわけですが・・・。

王皓、強すぎるorz。ロッテルダムで王皓に一蹴された水谷、その差はやはり少しも縮まっていないのか。

王皓、ラリー戦での強さがハンパではありません。引き合いになっても、あれほどエグいコースにドライブをぶち込めるとは・・・。フォアストレートに打ち込む快帯やカウンタードライブ、凄すぎて言葉が出ません。

それに王皓が十分な体勢で打球していることが多いのに対し、水谷は振り回され体勢を崩される場面が多いですね。こういうラリー戦でのコース取りの妙は水谷が得意とするところですが、さらに上を行かれています。

フルスイングで強打を放ってもブロックされてしまうのは、反射神経がずば抜けているというのもあるでしょうが、打球時のクセなども中国に徹底研究され丸裸になっているのでは??

何というかもう・・・あきれるほどの王皓の強さです。

2011 Swedish Open Men's Singles Quater Final
WANG Hao (CHN) vs. MIZUTANI Jun (JPN)


水谷隼vsオフチャロフ

オーストリアオープン2011男子シングルスのベスト8決定戦、水谷隼vsオフチャロフの動画です。

最近やたらと当たるこの2人ですが、そのことごとくを水谷が勝利。チャロフが相手では、よもや「どう勝つか」ではなく、「どう料理するか」の世界のようで^^。

この試合もストレートで水谷選手ですが、ラブオールから派手なラリー戦。1ゲーム目はやや下がって引き合いながら変化で惑わし、2・3ゲームは前での攻めを意識しているように見えます。

2;49のカット選手がよく使うナックルリターンや、3;06のカウンターetc、前陣でも技のオンパレードですね、水谷選手。

第2ゲームに4-7とリードされたところからエンジン全開、ゲームをまたいで一気呵成に8本(9本?)連取するあたりのプレー、世界ランク13位をここまで圧倒するというのも驚きです。

オフチャロフも陳衛星を4-1で沈めていますし、調子が悪いわけではないと思いますが・・・。

世界のMIZUTANIの実力を見せつけるようなプレーです。

Austrian Open 2011
Jun Mizutani (JPN) vs. Dimitrij Ovtcharov (GER)


張継科vs水谷隼

オーストリアオープン2011男子シングルス準々決勝、張継科vs水谷隼の動画です。

我らが水谷隼、1回戦でイングランド期待の星・ドリンコール、2回戦で豪打のクレアンガ、3回戦でいつも如く(?)オフチャロフを沈め、張継科とのベスト4決定戦。

準々か準決ぐらいで中国選手に敗れる、というパターンはもはやお約束のようでもありますが、そこまで安定して「中国選手以外にはほぼ負けない」というもの、世界ではボルと水谷ぐらい・・・。

が、時として中国選手を打ち破るボル様と、まだ壁を超えられない水谷選手、そしてその上に君臨する馬龍・張継科・許シンら・・・。届きそうで届かない壁ですね。

しかし、この試合は。打ち勝ってるラリーも結構あるし、変化フィッシュもなかなかに効いています。おぉぉ、これはひょっとして・・・。

Austrian Open Men's Singles Quater Final
Zhang Jike (CHN) vs. Jun Mizutani (JPN)


馬龍vs水谷隼

ハーモニー・チャイナオープン男子シングルス準決勝、馬龍vs水谷隼の動画です。

ううむ、やはり馬龍のパワーに飲み込まれるような形で破れてしまった水谷隼・・・。3球目を痛打される率は減ったように感じますが、どうしてもラリーで押し込まれますね・・・。馬龍、凄まじいパワー卓球・・・。

中国は「水谷攻略」を研究し尽くしているのでしょう、先のプレーをかなりの確率で読まれているのでは。あれほどラリー戦に強い水谷選手が、ラリーで馬龍に余裕を持たれてますねorz。

ちょいと両者の決めに行くバックハンドを見てみると、肩中心にしゃがみ込みながら「振る」水谷選手に対し、手首で回転をかけつつ肘を伸ばす押し出しで、小さく飛び上がる重心移動を使い「打つ」馬龍選手。

通常、押し出し系バックハンドは体の回転軸が反時計回りになるものですが(福原選手とか)、馬龍選手は小さく時計回りに体を使ってます。このへんが威力のポイントなのかな(詳しい方、ぜひ解説を・・・)。

しかしまあ、呆れるほどに強い馬龍です。

2011 Harmony China Open, Men's Singles Semi Final
Ma Long (CHN) vs. Jun Mizutani (JPN)


水谷隼vsクリサン

ハーモニー・チャイナオープン2011男子シングルス2回戦、水谷隼vsクリサンの動画です。

ルーマニアのクリサン、ジュニア時代からティモ・ボルが大の苦手としていた選手です。ここ数年は分がいいですが、以前はボルキラーとして名を馳せていました。反射神経がよくクセのあるフォアドライブと早い打点のバックドライブ、1回戦で丹羽孝希をストレートで沈めてますし、左利きの選手と相性がいいのかも・・・。

水谷隼、ちょっと調子よくなさそうで、ミスが多め。ジャパン・オープンのしばらく前にラバーを変えたそうですが、また元に戻したようなことを、自身のブログで書いてましたね。

この試合でもいろいろなスタイルを試しているようで、それがミスに繋がっているみたいです。この試合は最終ゲームまでもつれこみ、かなりヒヤっとする展開。

3回戦ドイツのシュテガー戦でもマッチポイントまで握られ、辛くもゲームオール・ジュースで振りきりベスト8入りしてます。

準々決勝は分がいいオフチャロフですから、ベスト4入りは堅そうとして・・・。そうすると準決勝で馬龍、アウェーで馬龍に初勝利できれば恐らく張継科と決勝・・・。ガンバレ、水谷選手!

日本のトップ選手がほとんど出場する中で、テストをしながら唯一のベスト8入りをしてしまうのですから、やはりスーパーな選手です。

2011 Harmony China Open
MIZUTANI Jun (JPN) vs. CRISAN Adrian (ROU)


水谷隼vs高木和卓-劉イ

日本卓球リーグからジャパンオープンに戻りますが^^、今年の全日本以来好調の高木和選手にスポットを当ててみまして。

まずは準決勝の水谷戦。いやいや、華々しい打撃戦です。高木和選手、ラリー戦強し。

ちょっとバックハンドに注目して見ると、前陣での速い攻めを意識しているためか、ペンのブッシュのように体の回転方向が反時計回りの打ち方をしてます。時間に余裕があり決めに行くときは、時計回りに回転軸を作り威力を出してますね。ううむ、なるほど・・・。

台上バックドライブでは、左足を上げながら打ってます。

もう1つの動画は準々決勝、相手は中国のカットマン劉イ。1回戦で対カットの鬼・吉田海偉をストレートで沈めている選手です。カットの守備力がハンパでないですが、高木和選手もよく粘ってます。この辺のメンタルの強さもさすが。

このところの高パフォーマンス、07年世界選手権以来の代表返り咲きもあるやもしれんですね。


岸川聖也vs水谷隼

ジャパンオープン2011男子シングルス決勝、岸川聖也vs水谷隼の動画です。

岸川選手、今大会は絶好調のよう。1回戦で松平兄、2回戦で荘智淵を沈めると、準決勝では丹羽孝希をストレートで一蹴?!

決勝の相手は水谷選手ですが、'04に世界ジュニアダブルスで優勝以来長くダブルスを組んでいるだけに、日本で最も水谷選手の手の内を知っている選手と言っていいでしょう。

事実、あの水谷選手のサーブにもほとんど惑わされず、完璧にレシーブ。そこから得意の中陣ラリー戦に持ち込んでいます。目が点のファインプレーがさらりと飛び出すあたり、ホントに調子がいいみたいですね。

それとは逆に、サーブ・レシーブで崩せない水谷選手は調子が上がらないようで、ラリーでも精彩を欠いています。第2ゲームはなんとか獲ったものの、一気に土俵際まで追い込まれ・・・。

が、最終ゲームでの大逆転劇は水谷劇場の真骨頂、これまで何度も見せてきたところ。「いつものように」、結局最後は岸川選手から勝利をさらっていくのか。

去年は決勝でボル様に完敗しましたが、ジャパンOP初優勝なるか。この試合は見ごたえアリです。

ITTF Pro Tour, Japan Open 2011, Men's Singles Final
Seiya Kishikawa (JPN) vs. Jun Mizutani (JPN)


馬琳vs水谷隼

超級リーグ第2節、浙商銀行vs寧波海天塑機の試合。前回の張一博vs馬龍に先立つ1番の試合、馬琳vs水谷隼です。

今年のUAEオープンで馬琳を沈めたのは記憶に新しいところ。水谷隼が今シーズンの超級デビュー戦で再び馬琳を破るか注目の試合です。

馬琳、調子は万全とはほど遠い様子。事実この後の4番の試合で、馬龍相手に全くいいところなく完敗しています。

が・・・。

やはり「試合のしかた」を知ってるんでしょう。第1ゲームこそ取られましたが、その後はあの水谷隼に卓球をさせず・・・。ううむ、水谷隼があんなにレシーブに苦しみラリー戦に持ち込めないとは、日本国内ではありあえないこと。さすが百戦錬磨の馬琳、そして超級リーグです。

中国の壁はやはり高し。ここで磨かれ、さらに強くなってくれることを期待してやみません。

China Super 2011
Ma Lin Vs Jun MIzutani


水谷隼vs大矢英俊

2011ビッグトーナメント男子シングルス決勝、水谷隼vs大矢英俊の動画です。

いや~、水谷選手、圧巻です。準決勝では松健選手と対戦、最終ゲームは1点しか与えなかったとか・・・。この決勝でもフルゲームにまでもつれますが、最終ゲームは『超絶』としか言いようがないプレーです。

が、大矢選手も負けじと素晴らしい。準決勝で張一博選手のブロックを打ちぬき決勝進出。フォア&バックのパワー、ブロックの安定感と威力、これはワールドクラスでは?そしてプレーに柔軟性も出てきたように感じられます。

チャリティーマッチとはいえ、どちらも完璧に本気の、気合が入ったプレー。非常に見応えがあります。

動画の最初に少し写っていますが、世界卓球2011ロッテルダム大会の代表壮行会も合わせて行われたそうです。日本選手たちがその底力を世界に示してくれることを、切に願います。

Japan Big Tournament, Men's Singles Final
Jun Mizutani vs. Hidetoshi Oya


水谷隼vs馬琳

UAEオープン2011男子シングルス準々決勝、水谷隼vs馬琳の動画です。

中国オールスター総出場のこの大会、水谷隼がゾーンに突入、キレキレのプレーでベスト4まで勝ち進んでいます。

この試合は馬琳も完全にガチで臨んでますね。「こんな若造に負けてたまるか」というオーラを発しています。が、ラリーの中で水谷隼の変化に惑わされることもしばしば。

最終ゲームは逆転に次ぐ逆転、まさに手に汗握る展開に。

このUAEオープン、許シンは馬龍にリベンジされ、張継科は王励勤に沈められ・・・と、非常にエキサイティングな優勝戦線になっています。

今後の動画もお楽しみに・・・。

UAE Open 2011, Men's Singles Quater Final
Jun Mizutani (JPN) vs. Ma Lin (CHN)


張継科vs水谷隼

カタールオープン準々決勝、張継科vs水谷隼の動画です。

う~む、どのゲームも競っているんですが、ホントに「あと一歩」が届かない・・・ですね。ラリー戦でも「ほぼ」互角ですが、最後の一歩が。

彼我の差は管理人みたいな素人が云々するまでもなく、水谷選手本人が一番わかっているでしょうが・・・。その差を埋めて、ロッテルダムの表彰台をとってほしいものです。

しかし水谷選手を倒した張継科は次のラウンドでティモ・ボルに破れ、そのボルは決勝戦で許シンにボコボコにされる・・・。世界というのは化け物だらけのようですね。

Qatar Open 2011, Mne's Singles Quater Final
Zhang Jike (CHN) vs. Jun Mizutani (JPN)


水谷隼vs丹羽孝希

全日本選手権男子シングルス準々決勝、水谷隼vs丹羽孝希の動画です。

丹羽選手、つい先日のロッテルダム 男子日本代表選考会では僅差の2位。ここ最近の活躍からみても、「もしかしたら、ひょっとすると・・・」と期待していましたが・・・。

前陣での恐ろしく打点の早いカウンタープレー、前評判通りの強さです。影の優勝候補と言われていた韓陽選手に圧勝しただけのことはあります。

が、水谷選手。この強さはもう、神ですね^^。「完膚なきまでに叩く」という表現を水谷選手が使っていたそうですが、ちょっと叩きすぎでは(笑)。まさかこんなワンサイドゲームになるとは、誰も思っていなかったことでしょう。一番思っていなかったのは、丹羽選手か。

新旧天才サウスポー対決、今年の全日本で一番の注目カード、堪能してください。

All Japan Table TennisChampionships, Men's Singles Quater Final
Jun Mizutani vs. Koki Niwa


水谷隼vs張一博

全日本選手権男子シングルス決勝、水谷隼vs張一博の動画です。

いや~、異次元の強さですね、水谷選手。準々決勝で岸川選手、準決勝で吉田選手をストレートで圧倒した張一博選手を、まるで寄せ付けないとは。

一発で決める決定力、ラリー戦ので鬼のような強さ、そしてどんなに打たれても抜かせない守備力。なんとこの試合、一度もノータッチを決められていません。

なんでも、「できるだけ簡単に優勝したいと思っていた」とか。去年のジャパントップ12決勝で張一博選手を下したときは、「相手に得意なプレーをさせて、その上で勝ちたかった」とインタビューで言っていましたが・・・。

もはや日本選手相手では、「どうすれば勝てるか」ではなく、「どうやって料理するか」、の世界なのですね。

今年こそは、水谷隼選手の世界でのメダルを期待しましょう。

All Japan Table TennisChampionships, Men's Singles Final
Jun Mizutani vs. Kazuhiro Chan


水谷隼vs唐鵬

プロツアーグランドファイナル準々決勝、水谷隼vs唐鵬の動画です。

フォア裏・バック表の異質攻撃型では男子世界ランク最上位にいる唐鵬、そのプレーが参考になる方も多いことでしょう・・・。

攻撃も鋭いですが、攻守の「守」の技も変化に富み、かなり・・・。バックのカットとそこからの反撃、ブロックの技術、前後への揺さぶりや横回転を入れて球の勢いを殺したりetc、実に巧いです。

パワーと技巧がハイレベルで融合されていて、見ていて非常におもしろいですね。

最後には水谷選手に打ち抜かれてしまうわけですが、見応えのある試合です。

Pro Tour Grand Finals 2010
Jun Mizutani (JPN) vs Tang Peng (HKG)


水谷隼vsシュテガー

プロツアーグランドファイナル決勝、水谷隼vsシュテガーの動画です。

ニュー柳承敏を準決勝で沈めた、ドイツのシュテガー。第2シードのオフチャロフを1回戦でいきなり下すなど、ノっているようです。2年前の世界選手権では激しいラリー戦の末、水谷隼を沈めています・・・。

下がってのラリー戦を得意とするシュテガー。水谷も元々そのようなプレースタイルでしたが、今は前について攻める意識が高くなっているように感じます。2年前の動画と比べると特に。

これに勝てば、プロツアー・グランドファイナルの優勝は日本人初の快挙。「正直、中国選手、ボルや朱世赫が出場しない今大会で、優勝は僕しかいないと強気で思っていた。」と言う日本のエース。

動画はこちらから・・・。

Pro Tour Grand Finals
Jun Mizutani (JPN) vs, Bastian Steger (GER)


水谷隼vsサムソノフ

プロツアーグランドファイナル準決勝、水谷隼vsサムソノフの動画です。

1回戦で鄭栄植を破り、準々決勝で香港の唐鵬を沈めた、我らが水谷隼。第1シード・優勝候補筆頭のサムソノフとの対戦は・・・。

5月のフォルクスワーゲンカップ、11月のワールドカップでは水谷が勝利、年内の対戦成績は(たぶん・・・)2勝1敗と分が良くなってきていますが、さてさて。

どちらもブロック力が高い上に、ラリー戦に鬼強いタイプ。が、要所要所で水谷選手のサーブが効いてますね。パワーではややサムソ有利・・・とも見えますが、どちらもスゴイです。

Pro Tour Grand Final, Men's Singles Semi Final
Mizutani Jun (JPN) vs. Vladimir Samsonov (BLR)


水谷隼vs鄭栄植

プロツアー・グランドファイナルが始まっていますが、1回戦の水谷隼vs鄭栄植の動画を。

鄭栄植は韓国で最も期待される若手選手。7月のジャパンオープンでフルセット・デュースまで迫られた相手と完全アウェーで再戦というのは、心理的にもやりにくさがあると思うのですが・・・。

水谷隼、プレースタイルを変えようと模索しているのか、ロビングやフィッシュを上げる場面があまり見られません。特に前半は皆無ですね。相手に打たせて、前でブロック・ブロック・カウンター・・・という展開が目立ちます。

パワフルなドライブを持ち味にする鄭栄植に、ニュースタイル(?)がどこまで機能するか、なかなかに興味深い試合です。

Pro Tour Grand Final
Mizutani Jun (JPN) vs. Jung Young Sik (KOR)



Page: 1 < 2 < 3  次の20件>>

卓球強化書│一流の技を動画で学べ!!に関するニュース

TOPPAGE  TOP 
RSS2.0