王越古vs金璟娥

ジャパンオープン'2010、女子シングルス準決勝、王越古vs金璟娥戦の動画です。

先の世界卓球モスクワ大会で大活躍したシンガポールの王越古。対攻撃型には恐ろしく強いですが、カット打ちも完璧です・・・。

基本ツッツキやループで粘り、甘い球を狙い打つのはセオリー通りですが、決め球が強ドライブでなくモーションの小さなスマッシュなので、さしもの金璟娥もあっさりとノータッチを許してしまっています。

バックでツッツキ・・・と見せかけ、リストスマッシュで抜いてしまうシーンも何度か見られますし、コースの散らし方や球種の微妙な変化もお見事。

金璟娥の反撃も落ち着いてブロックやカウンターではじき返し、ほとんど完璧な内容で勝利。ゲームは2つ取られましたが、日本選手の天敵・あの金璟娥をこうもあっさり沈めてしまうとは・・・。恐ろしい強さです。

ITTF Pro Tour, Japan Open 2010, Women's Singles Semi Final
Wang Yuegu (SGN) vs. Kim Kyung Ah (KOR)



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コメント(2)

YS11 :

’おばちゃん’とか’足が太い’などまあ失礼な一言ですが、王選手は強い、インパクトがあったということですね^^;

話が変わって、モスクワでの福原愛の対カット、金と朴との対戦のこと。動画を待っていましたが・・金にはびっくりのツッツキ戦法、ブロックで先制したが、カットマンに先に打たれ、サービスから3球目を決められては苦しい。対韓国、運命の5試合目、対朴には驚いたことにバックハンド軽打戦法です。レシーブも安定、これはいいと思った。専門誌でもはっきりと戦術変更したのか(監督の指示か)は分からないのですが。この試合、2ゲーム目を逆転されてハラハラ簡単ではなかった。バックハンド強打が入った!愛ちゃんと朴美英は一番のライバルと前から思っていただけにモスクワ大会でのベストゲームでした。

裏裏カットマン :

王選手のドライブ、表ソフトや一枚ラバーの選手の攻撃みたいですね。
打点が早くて、回転があまり掛かっていないように見えます。
誤解を恐れずにいうと、女性版「何志文」という感じです。
いや~、強い!

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