馮天薇vs福原愛

ジャパンオープン2011女子シングルス決勝、馮天薇vs福原愛です。

4月のビックトーナメント決勝に続き、石川佳純に完勝した福原選手。決勝の相手は、世界卓球モスクワ決勝で中国から2点取りした、シンガポールの馮天薇。

福原選手の速攻プレーが冴えています。前陣での速いピッチのバック強打も健在ですし、フォアもかなり強くなった印象。

が、馮天薇はやはり役者が1~2枚上のようで・・・。この試合フルで見ていましたが、得点こそそれなりに競うものの、「福原勝利!」の予感はほとんど感じられないぐらい、馮天薇強かったです。一歩下がって速攻を受け止め、ほんのちょっと甘い球をズドンと1発で抜き去ってしまう・・・そんな場面が目立ちました。

2ゲーム目、10-7で福原選手がゲームポイントを握ったところから、3ゲーム目0-4まで、実に9本を連取した馮天薇。激しい揺さぶりにも体勢を崩すことなく、最後まで安定していました。

しかしこんな化け物でも超級リーグでは負けが込んでるんですから、世界、いや中国は恐ろしい・・・。

ITTF Pro Tour, Japan Open 2011, Women's Singles Final
Feng Tianwei (SIN) vs. Ai Fukuhara (JPN)



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コメント(5)

yosi :

平野選手のようなサーブは今流行ってるんですか?

YS11 :

今回は愛ちゃんが馮天薇に勝つチャンス、負かすのではと、試合前に期待して少しドキドキでした。なぜなら、対石川戦でのプレー振り(PC画面から)が素晴らしかったから。ラリーにも驚かされ、愛ちゃんのベストゲームの一つと思う。特に、今まで国内では(全日本等で)世界ランクの力を示せないできただけに・・

一本上回って返球した馮選手が大したものですが、力も接近してきて、次(来年の世界団体、五輪での団体、シングルス)につなげたい所です。バックストレートをしっかり押えてオーバーを少なくし、早めに決める得点を少しでも増やせれば、勝てそうです。(えっ、それを簡単に言わないで?!)

カルビ :

私もこの試合フルで見ていました!馮天薇選手ブロックが固く、一発で抜き去るドライブが本当に見事でした^^ 最後に猛烈な追い上げをくらいますが、しっかりときめましたね。メンタル面も凄い^^;

影虎 :

馮天薇選手、愛ちゃんのバックからの得点率を下げたことが勝因ですかね!
石川戦でのプレーではバックハンドで相手に主導権を与えませんでしたが!
YS11さんの バックストレートをしっかり押えてオーバーを少なくし、早めに決める得点を少しでも増やせれば!!! 集中力が高い状態(覚醒、または、調子が良ければ)ではできますが、悪い時はミスミスミスの続出です。
(えっ、それを簡単に言わないで?!)分かってますね!さすがYS11さん!でした。

YS11 :

2ゲーム目10-7からのゲームポイントを取れていたら、分からなかった試合・・この大会、愛ちゃんのプレーには魅かれました。

さて、この神戸グリーンアリーナ、素晴らしい体育館ですね。試合中の映像からも、独特できれいな造り、良い雰囲気(観客も多い)と感じました。きのうテレビで’外観’が瞬時見えて、美しさに感嘆です^^。まだ新築の内かな。2014年東京大会は1964年東京オリンピック時に建てられた代々木の体育館に決定しました。古すぎませんか・・王国インタビューでシャララ会長「(’83東京大会では)カナダチームのコーチとして訪れた思い出深い場所・・代々木と言う東京の中心で開催することに意味があるでしょう。」・・少し安心です。

影虎さんの「分かってますね!」はうれしいお言葉でした^^。
P.S.女子サッカーW杯 決勝、’なでしこ’がアメリカに勝つのは、卓球で中国を負かすのよりも確率は高いでしょう!

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