陳杞vs王励勤

イングランドオープン男子シングルス準決勝、陳杞vs王励勤の動画です。両者全開の打ち合い、プレーの切れがイマイチなかった馬琳との決勝戦より見ごたえあり!です。

王励勤、世界選手権を獲ったときのような迫力のあるプレー、かなり調子を上げてきてるようです。

が、陳杞、超ノリノリですね・・・。以前は「フォアハンド前陣特攻」のような趣がありましたが、中陣でのパワードライブの引き合い、バックハンドの切れとコース取り、そしてカットショートなどの技。

連続失点をしたりなどの荒さも相変わらずあるのですが(となると、団体戦のいいところでは使ってもらえないかな)、陳杞本来の強気押せ押せプレーの良さを損ねることなくプレーが円熟してきたように感じるのですが、どうでしょう・・・。

このイングランドオープンでは準々決勝で張継科と当たる筈でしたが、何故かラン決でチェコのコネツニーにコロリと負けてしまい、対戦はならず。直通ロッテルダムで馬龍を破っているので、国家隊首脳陣を振り向かせるには若手バリバリ相手のもう一勝がほしいところでしたが・・・。

中国の代表争いも目が離せませんね。

English Open 2011, Men's singles Semi Final
Chen Qi (CHN) vs. Wang Liqin (CHN)



にほんブログ村 その他スポーツブログ 卓球へ
応援クリックお願いします(にほんブログ村卓球ブログ)

タグ : ,

コメント(13)

akt :

最近馬龍を見てないですね~。
世界ランクも落ちてしまい、一体どうしたのでしょう?

饗彪 :

いや~いい試合でしすね★
特に最後のカットショートよかったすね~
俺もやりたいですねぜひ★

影虎 :

陳杞強いですね!馬林戦では、馬林が手を抜いたか体調が悪いのか?判断できませんでしたが
陳杞のサービスが水谷選手のように下か横か上か判断できません!しかも、早い打点で攻められると対応が困難になります。さらに早い打点でのドライブは回転が少なく王励勤はネットにかなり引っ掛けています(間違いかも?)。
バックも広角に決まっています。管理人さんの言うように陳杞は台風の目になりそうです。

白いピン球 :

世界選手権の代表人数は6人でしたっけ?

pin :

あのカットショートどんだけ切れてんだよwww

呂林 :

王励勤、まだまだ行けそうですね。王励勤と馬琳の2人、同士討ちでは厳しいですが他国の選手からしたら充分脅威です。むしろテクニック、試合運び、経験を考えれば若手より手強いかもしれません。
王励勤は五輪の、馬琳は世界選手権の、それぞれシングルスを取れば大満貫達成ですので、あと2年なんとかがんばって欲しいです。

陳杞、「中国首脳陣の眼中にない」などと書いていたら...王国の中国レポートによれば劉国梁も評価している様子...うーん、この「スーパーサイヤ人」状態が5月まで持続できるか!?

kuro :

呂林さん
劉国梁は直通鹿特丹の直後から、陳杞はダブルスの名手だし、この調子を維持すればロンドンで第三の男としての選出も充分あるといったようなことを言っていましたよ。
中国首脳陣の眼中にないとありますが、あなたの眼中にないだけしょう。
知識もないのに、適当なことばかり言うのはやめたほうがいいと思いますよ。
ここには陳杞のファンの方もいるでしょうし、あまりに口が過ぎるとさすがに不快です。
先の先、後の先といったような話もされておりましたが、陳杞が最近多用する、この試合のラストを決めたカット性のショートだって明らかに後者の部類に入る技術です。
呂林さんは本当に最近の陳杞の試合を見ていますか?
対象をろくに見定めてもしないで、先入観や個人の好みだけで批判するのは、ちょっとどうなのかなぁと思いますよ。

himagine :

あのカットショートどんだけだよ。 ネット超えないとか・・・・・

影虎 :

呂林さんは中国の方?または陳杞ファンだったのでは?これほどまでに陳杞を意識するには理由があるはずです。期待したのに裏切られたとか!陳杞選手の強さがあってランキング10位台とは理解できませんね!前陣で戦うものには一回戦で散る華やかさと神がかったプレーで世界一になる華やかさを表裏一体で有しているものです。日本人にとっては安定感のない陳杞が選考されればありがたい、または嫌なことかもしれません!しかし、陳杞を貶す?にはなにかあるはずです。実は好きなんでしょう!呂林さん

呂林 :

>影虎さん
フォローありがとうございます。
私は中国人ではないですw が、他はほぼ当たってますよ!
なんで分かるんですか(^_^;)

直後になにか書き込むと感情的になってまた余計なことを言ってしまうと思いコメントしませんでした。
私の至らなさからkuroさんはじめ陳杞ファンの皆さんに不快な思いをさせたことは申し訳ないです。ごめんなさい。

陳杞、好きですよ。私自身が左利きで中ペン時代は前陣プレーをしていたと言うこともあり王涛、閻森など左の前陣でキレのあるプレーをする選手が好きでしたし参考にしました。
陳杞が国際舞台に登場したのは2002、3年頃と思いますが「これは凄い新人が出た!」と嬉しく思いました。しかしダブルスは馬琳と組んで五輪、世界選手権で優勝したもののシングルスではイマイチ突き抜けられない。
でも陳杞のプレーは好きなことは変わりない。今の私は陳杞には結果は求めていません。陳杞らしく出来るだけ長くプレーしてくれればそれで良い。過度に攻撃的になって負けても「陳杞だからなぁ」と受け入れています。
ただ、それと常勝・中国の代表にふさわしいかは別だと思って書いたまでです。
(表現は行き過ぎでしたが...スミマセン)

呂林 :

なぜ「首脳陣が云々」と書いたかと言いますと
以前ライバルが多数いたころは他国選手との相性最優先で首脳陣が独断で決めてきました。郭躍華や江加良など中国国内大会ではベスト16位程度でしたが他国選手には強い為、エース格で起用されてきました。
しかし現在の中国は他国よりも圧倒的に強く、対戦相手に対する相性など殆ど考慮しなくても勝てる為、選手の競争心を煽る為にオープン大会の戦績や直通など結果重視で選手選考しています。
しかし昨年の直通モスクワ1stステージで2位の赫帥は劉国梁に絶賛されていながら、その後オープン大会にも出して貰えず冷遇されました。
ですので一概に結果を出していれば代表になれるとも言い切れないと思ってます。
以上のことから劉国梁も立場上、結果を出している選手に公の場で直接ダメとは言わないでしょう。しかし5月の最終エントリー直前までに陳杞の調子が落ちるようなことがあれば(過去の経緯から)容赦なく外すと思われた為、「5月まで持つのか?」と書いたのです。これは私の勝手な裏読み、妄想ですから、それをさも中国首脳陣がそう考えているように書いたことは良くなかったと思ってます。
あの文面でここまで理解しろと言うのは不可能ですのでkuroさんの忠告はそのまま受け止めていますよ。

呂林 :

最後のカット性ショートですが、相手の攻撃に対して使ってるという意味では「後の先」といえるでしょうが、逆突かれてますよね?
「後の先」とは相手に先手を取ったと思わせて攻撃させ、それを利用して自分有利の展開にすることだと思いますが、少なくとも最後のカット性ショートは反射的に出しただけで読みも何も無いと思いますが?(もちろんそれをコントロールして入れるのは凄いですが)

この試合をみても陳杞はサービス、レシーブの優位性を生かして自分本位でグイグイ攻めていますが相手の攻撃を利用して攻めている所はほとんど見受けられないように私にはみえます。前陣スタイルなのでカウンターの両ハンドは多用してますのでその意味では「後の先」ですが相手の王励勤もそれは織り込み済みで対応してます。
逆に強行したのを王励勤に利用される場面が多々あるようにみえます。
このサイトにある昨年の超級リーグ・許シン戦でのプレーはバランスが良いと思いましたが今回はまた過度に攻撃的に見えます。調子が良いので攻撃的なんでしょうかね...
絶好調でこれだけ圧倒的に攻めながらも(苦手とは言え)あっさり勝てず、打ちミスも多く出ている事などを考えると、今後少しでも調子が落ちた時に大丈夫かなと不安になるのですが...

影虎 :

呂林さんの「後の先」とは相手の戦略、球威、コース、癖などを読めて優位な立場でできる技術です。相手が格下ならば容易なことかもしれませんが、腐っても王励勤、歳も経験も格上です。勝てただけでも立派です。しかも馬林、馬龍にも勝っています!
今後、若手相手に「後の先」ができるか陳杞に期待しましょう! それと調子が良い悪いは精神面にあります。大一番に調子が悪いのであれば陳杞は赫帥のようにメンタルが弱いのではないでしょうか?メンタルが弱い選手は劉国梁や首脳陣は嫌う傾向にあることは間違いないでしょう!
呂林さんも陳杞選手の精神面(調子?)が気になってしょうがないのではないでしょうか?大事な大会で優勝できる選手は精神面が超超超一流です。

TOPPAGE  TOP 
RSS2.0