荘智淵vs劉松

一昨日に、石川選手が優勝したチリオープンの女子決勝をUPしましたが、こちらは男子決勝。荘智淵vs劉松です。

この大会、男子は中国・日本・韓国・ドイツの強豪国は不参加。世界ランク50位以内のトップ選手で唯一参加しているのが、この荘智淵です。ううむ、ポイント稼ぎかな・・・。

決勝の相手は、南米チャンピオン・アルゼンチンの劉松。ワールドカップやロッテルダム世界選手権で水谷隼を苦しめたあの粒高使いの選手です。

劉松、現在はフォア裏・バック粒の異質攻撃型ですが、中国NT時代はカットマン。チョッパー相手には分が悪い荘智淵、やはりというか、いきなり3ゲームを連取され崖っぷちに追い込まれます。その後、綱渡りのゲームを辛くも乗り切り、勝負は最終ゲームへ・・・。

劉松は粒の使い方ももちろんですが、フォアドライブも実に独特ですね。グリップがかなり変則的っぽいですが、あのスイングと相まって非常にコースが読みずらそうです。威力も意外とあるし・・・。

男子では、カットマン以外で粒高を使う選手は非常に稀ですが、こういう戦型でもトップ選手を苦しめ、あわよくば喰えるのですから卓球は面白い!ですね。

Chile Open 2011, Men`s Singles Final
Chuang-Chih Yuan (TPE) vs. Liu Song (ARG)



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コメント(3)

影虎 :

荘智淵、劉松のバックの粒とフォアの威力あるドライブに前中半は苦しめられましたが、最終ゲームではバックを攻めて快勝でしたね!
劉松、ラケットを反転してバックを攻めに対してブロックカウンターで攻撃に転ずればもっとおもしろくなるのではないでしょうか?反転技術は簡単なものではないことは承知の上ですが!やっていたらすみません。勉強不足でした。

テナジー719 :

劉松、粒高を巧みに使って荘智淵を苦しめていますね。しかし、荘智淵もあそこから逆転したのは見事です!荘智淵はこれからも中国勢を苦しめてもらいたいですね!ロンドン五輪にも期待しています。ただ、カット打ちの練習をもっとしたほうがよいかと・・。

ワヒャー :

劉松選手のようなプレイヤーはほとんどいないので序盤は皆苦戦すると思います。この試合は3セット先に取られて本当に危なかったです。
反転してバックハンドブロックは陳衛星選手がやっていたような気がします。

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