丁寧vs李暁霞

世界卓球ロッテルダム大会女子シングルス決勝、丁寧vs李暁霞の動画です。

丁寧は劉詩ウェンを、李暁霞は郭躍を。それぞれ同世代のライバルを準決勝で降して決勝に進出しています。

超級リーグでは、丁寧は「李暁霞キラー」と言われるほど相性・対戦成績がいいようですが、若手の新鋭が一気に行くか、ベテランが意地を見せるか。注目の対戦です。

この試合、どちらかが大量リードを奪うと、片方が意地を見せそれを巻き返す・・・というスリリングな展開が続きます。

前陣で延々と続く超ピッチラリー、のみならず、どちらも男顔負けのパワーのあるドライブを放ちます。ス、スゴイ・・・。

実力差はほとんどないですが、試合の流れを決したのは、やはり恐れを知らぬ若さの勢いか。最後まで押しまくって、新チャンピオンが誕生しました。

いや~、素晴らしい試合。が、皮肉にも世界ランクの獲得ポイントから、ロンドン五輪の切符を手にしたのは、世界選手権を制した丁寧ではなく、世界ランク1位の座をキープした李暁霞・・・。

世界チャンピンになってもオリンピック出場権を獲れないという異常事態となってしまいました。何たる運命の皮肉・・・。

が、準決勝・決勝をみると、メダルを期待されていた我らが日本選手団ではありましたが、実のところ元々ノーチャンスだった・・・と思わざる得ません。残念ながらそれが、冷厳な事実かと。

頂きはまだまだ高い、ということですね。さらなる奮起を期待し、オリンピックでの活躍を願いましょう。

WTTC 2011, Women`s Singles Final
Ding Ning (CHN) vs. Li Xiaoxia (CHN)



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コメント(2)

YS11 :

決勝は一方的になることがありますが、これは激しい試合で見応えがありました。両者170cmを越えていてまさに’男性化’を象徴する迫力のあるラリーが多かったですね。丁寧の両親ともプロスポーツ選手、この運動能力はちょっと’やばい’ですか。
小柄な日本選手が対抗するのは大変なのは明白です。むしろモスクワで福原が丁寧から2ゲーム連取、リードしていたのが大善戦に思えてきます。石川も一ゲームは奪った(その後は一方的になったが)。両選手にレシーブミスがなく、すぐバック対バックのラリーに入っていたあの試合、なんともスタイリッシュな内容に魅かれました。「先にフォアに回せば」と誰しもが思っても、「言うに易く、行うに難し」なのですかね。

今大会、「日本 目標に遠い「銅」一つ」(道新)でしたが、昨日から新聞紙面では、「重圧から解放 福原涙/五輪へダブルス強化計画(女子)/3人目が焦点(男子)」との文字が躍ります。テレビ中継(福澤アナも健闘)により、一般の卓球への関心もじわじわ高まってきました。

鵜原 :

李って紫髪…!?

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