林高遠vsゴーズィ

世界ジュニア2,011男子シングルス準々決勝、林高遠vsゴーズィの動画です。

団体準決勝で吉村真晴を沈め、丹羽孝希にゲームオール・デュースまで迫った、フランスのエース・ゴーズィ。

相手の林高遠は、前々回大会3位、前回大会準優勝で中国のエース。この大会はもちろん優勝しか狙っていないことでしょう。

林は前陣でファア主体の攻め、ゴーズィは中・後陣から粘り強いドライブで応戦。林高遠の得点シーンが多いのですが、スコアは各ゲームかなり競っています。

林高遠が強いのはもちろんですが、ゴーズィもかなりやりますね。第2ゲームではカットでの粘りを見せたりと、古き良きヨーロッパの伝統を思わせるスタイル。

が、試合後半の9点ぐらいの競り合いになると、ややプレーが守りに入ってしまっているように感じます。逆に攻めの姿勢を貫く林高遠は、メンタルの強さも伺えます。

男子シングルでは予想外のことに中国勢が相次いで敗退、ベスト4は日本の丹羽・吉村、フランスのロビノ、そしてこの林高遠という顔ぶれ、エキサイティングな展開になっています。

林高遠の準決勝の相手は、前回大会優勝の宋鴻遠を4-1で沈めた吉村真晴。日本勢が'06大会の松健優勝以来の、金色のメダルを獲得できるか・・・。

期待し応援しましょう。

WJTTC Boy's Singles Quater Final
Lin Gaoyuan (CHN) vs. Simon Gauzy (FRA)



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コメント(2)

テナジ-719 :

ゴーズィはスウェ-デンオ-プンで吉田海偉に勝利した選手でしょうか?非常に粘りのある卓球をしますね。
しかし、林高遠もあれだけ粘られても焦らずにミスをせずに攻撃するのもすごいと思います。
丹羽君にはぜひ期待していますよ!

YS11 :

ヨーロッパのジュニアを席巻していてもアジアには無抵抗かと思っていたフランス男子、いやぁやりますね。今大会は団体で日本をヒヤッとさせ、個人戦は単複ともメダル獲得です。ゴーズィ&ロビノは中国ペアを破っての決勝進出、決勝も好試合でした。マテネをエースにして、今後二人が更に伸びればシニアも強いチームになりますね。

一方中国は個人でつまずきました。昨年から注目していた中ペン呉家ジィがどうしたか不調でした。久し振りに見られた小柄中ペンの鄭培峰は村松、丹羽に敗れたもののダブルス決勝など、その気迫と’小気味よさ’は好感度大です。確か15歳、これからです。

林高遠もまだ16歳です。しかし、若さ故か、局面での得点毎にエビぞりしての叫び、この印象は良いものではなかった(コーチから声を出せとの指導か?プレー振り、ルックスは魅力あるだけに残念)。また中国女子監督が対石川戦に上げる太い声もジュニア女子戦では如何なものかと思う。試合での応援、声援は会場を盛り上げるが、同時にスポーツは文化ということを忘れたくはない。選手も、大声を上げるだけが気合を高め得る方法ではないと思う。


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