王熹(ワン・シ)vsシバエフ

こちらも今年のヨーロッパチャンピオンズリーグ・グループBの試合。ワン・シ(フルダ))vsシバエフ(UMMC)の動画です。

カットマンのワン・シ。元・朱世赫の仮想選手としておなじみですが、朱世赫より攻め気が強いですね。レシーブ攻撃や3球目ドライブも積極的に狙っていっていますし、フォアはカットを引くより引き合いに持っていく場面が多く見られます。

シバエフがカットを強打で狙ってくるから・・・という戦術的な面もあるかと思いますが、それにしても攻撃的なカット選手です・・・。

バック面は粒高ではなく表ソフトなので、バックで打ちに行っている場面もしばしば。カットの変化と安定性では粒高に劣りますが、こういうプレーができるところが、バック表カットマンの長所ですね。

シバエフもパワフルな両ハンドドライブでワン・シをあと一歩まで追い詰めますが、その『あと一歩』がとどかず。

ナイスゲームです。

Champions League
Wang Xi (Fulda Maberzell) vs. Alexander Shibaev (UMMC)



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コメント(10)

アマ2段 :

粘る~諦めない!!こんな試合も勝てるなんで、勉強になりました。王熹も朱世赫もメンタル面では世界チャンピオン級ですね。

たっさん :

バック表ソフトだったんですね。やはり中国のカットマンは表ソフトが主流なのですね

TENERGY PO :

ワン・シ選手、攻撃がすごいですね
カットマンとは思えません

ワルドナーの世界 :

第3ゲームの大逆転はすごいですね。最終セットも1-4からの逆転で、メンタルが非常に強いですね。バックのカットはほとんど入っていないし切れてないから強打されてしまっていますね。ワン・シ選手はカットでねばってもあまり点を取っていませんね。後陣でのフォアの引き合いは素晴らしいですね。

スピード16 :

あの状況から逆転するなんて
王熹選手メンタル半端ないですね

僕だったら試合諦めてるところです^^

しかしまあ・・・王熹選手
攻撃型にしたら良いんじゃないかと思う位攻撃に対する意識高いですね(汗
しかもあの状況でも威力ある球を打てるなんて
カットマンなのに攻撃面で尊敬しちゃいます^^

暇人 :

第三セットもったいないですね・・・・・。
かなり悔やまれますね。

ニセ :

3-10からひっくり返すとは!
開き直りと向こうの心の隙間から、あり得ないことじゃないですけども、トップ選手でもこういうコト、あるんですねぇ。


シバエフ選手、カット打ちというよりは一発に優れた選手のような。それも下回転にはめっぽう強い感じ。
もしかしたら、対表ソフトカットマンを打ち慣れているのかもしれません。


王選手としては勝負できるポイントがフォアクロスの、それも引き合いしかなかったわけで、シバエフ選手としては、それを避けようと、王選手のバックに、後半からはボールを集めていますよね。


で、それを読み切って、安心して王選手は回り込んでいると。
王選手としては、カットマンの矜恃を捨てているのか、スタイルとしてそもそもそうなのかはわからないんですが、こういう時のカットマンの心境は、是非とも聞いてみたいところですね~。

まるまる :

2-0、10-3マッチポイントからの大逆転ですね。
やはりシバエフも心のどこかで勝ったと思ったんだとおもいます。
最後の一本を取るまで勝負は分らないものですね~

影虎 :

ニセさんへ:是非とも聞いてみたいところですね~。の答えのひとつです。カットマンすべてにあてはまるわけではないとおもいますが!バックカットが浮かされている場面が結構ありました。シバエフ選手のドライブは結構早くて回転の効いたボールなのかもしれません。攻撃の得意なカットマンであれば、カットで点が取れない時の心境は、攻めて試合の流れを変えるのではと思います。私の場合、繋げるカット打ちにはカットで応戦しますが、早い3球目やカット打ちの巧い選手にはブロックとカウンターで点を取りにいきます。でないとなかなか試合に勝たせてもらえません。

影虎 :

追加です。
管理人さんが記載された通り、王選手バック面は表ソフトなので、バックで攻撃できますが、高回転のボールには影響を受け易く、浮かされ易い傾向にあります。
世界で守備能力の高い選手は松下元選手と朱世赫選手ですが、朱世赫選手は粒高でも容易に攻撃ができます。その理由は粒高のスポンジを厚くすると表ソフトの性質に近くなるためだそうです。
一方、松下元選手は極薄のラバーを使っていました。話の内容が変わってすみません。

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