スウェーデンvsイタリア

ちょっと気まぐれに・・・2000年世界団体選手権クアラルンプール大会準決勝、スウェーデンvsイタリアです。

このクアラルンプール大会、近年稀に見るエキサイティングな大会でしたよね。日本の銅メダル獲得、中国絶対優位の下馬評を覆してのスウェーデンの優勝、そしてこの大穴・イタリアの大躍進。

1番がパーソンvsモンデッロ。この時のモンデッロ、まさにバカ当たりしてました。振れば入ってしまう・・・みたいな。ミラクルなプレーを連発し、まさかの先制点。

2番、ワルドナーvsヤン・ミン。中国から帰化したこのヤン・ミンも、銅メダル獲得の立役者。同世代・同戦型(ペン表速攻)の江加良・陳龍燦に弾き出される格好で中国では芽が出ませんでしたが、帰化後はほとんどの欧州の強豪を、その毒牙にかけていた選手です。好調・ワル様との、これまた痺れる試合です。

そして3番・カールソンvsピアチェンチーニ、4番・ワルドナーvsモンデッロ、と。

ロッテルダムは個人戦ですが、こういう熱い試合を期待したいですね。

WTTC 2000, Kuala Lumpur, Mnen's Team Final
Sweden vs Italy

1番:パーソンvsモンデッロ


2番:ワルドナーvsヤン・ミン


3番:カールソンvsピアチェンチーニ


4番:ワルドナーvsモンデッロ


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コメント(8)

キョウヒョウⅡ :

ワルドナーは3球目攻撃がうまいですね!

影虎 :

モンデッロ選手、まさに神が降りてきています。もの凄い集中力と闘争心です。さすがのパーソンもたじたじですね!
ヤン・ミン中国伝統の表ペン、ワルドナーを後ろへ下げればほぼ得点しています。しかし、さすがのワル様、ヤン・ミンの配球を読み、相手の思うようにはさせませんでした。
3番・カールソンvsピアチェンチーニ戦、ピアチェンチーニが勝てば試合は最終戦へともつれ込んだでしょうが、ここでジ・エンドですね?
ワルドナーvsモンデッロが見たかったのですがワルドナーが悪サマで勝利したのでしょう?

呂林 :

モンデッロの当たりは確かに素晴らしいですがパーソンのプレーも素晴らしいですね。正直、これだけラッキーショットがついては、いくらパーソンでもどうしようもない、むしろ良く崩れずに粘ってます。さすがワールドチャンピオンと思いました。

そしてキョウヒョウIIさんのおっしゃるように、この頃のワルドナーの3球目攻撃のキレは凄すぎる。私見ですがスウェーデン全盛期の90年前後よりも97年マンチェスター以降の方が安定感があり、より強くなったと思います。99年アイントフォーフェン、2000年シドニー五輪では(加齢からくる疲労もしくはスタミナ切れでしょうか?)惜しくもタイトルを逃してますが技術的には最高レベルだったのではと思います。特に99年世界個人戦の孔玲輝戦、馬琳戦2ゲーム目までの速攻は中国以上でしょう。

ちち :

こうやってみると、38mm時代はペン表にとっていかに有利だったか分かりますね。

40mmになってペン表が激減したのかが良く分かります(泣)

kuro :

パーソンのドライブをハエ叩きみたいに、カウンターするモンデッロw
世界チャンピオンを沈めてやろうとする気迫が感じられますね。

yosi :

モンデッロの他の試合が見たいです

影虎 :

管理人様、ワルドナーvsモンデッロの戦の動画
ありがとうございました。 やはりワル様、集中したときのプレーはさすがです。最後のサービスはよく見たことがありますが、モンデッロ戦とは知りませんでした。ナックルか上回転?素人には下回転にしか見えません!
方や、モンデッロ、かなり集中しています。
パーソン並のバックハンドスマッシュはサイドエッジへのとんでもないスーパーショットでしたが、やはりワル様が集中したときには一枚も二枚も上ですね!でも、ナイスゲームでした。
管理人様、ありがとうございました。

YS11 :

このイタリアは強いですね。しかし、この一敗でパーソンが開き直れたか、決勝の中国戦では二勝!、予想外、奇跡のスウェーデン優勝の立役者となったのですね。
準決勝の片方、中国の日本戦、孔令輝がカットの松下を一方的に下したときの(こちらでアップされていました)、ベンチの劉国梁や呂林のあの笑いかた、次の試合の敗戦など夢にも思っていなかったでしょう。ある意味、スポーツのドラマを見たとの思いです。

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