アペルグレン特集

ちょっと前にリクエストを頂いたのですが、スウェーデンの黄金期を支えた1人、アペルグレン特集ということで。若い人は知らないかな・・・。

今を去ること約30年前、1982年にヨーロッパ選手権初優勝、翌年のワールドカップ男子シングルスも制しています。

中~後陣からの引き合いを得意とし、下がっているのにドライブのコース取りがエグイ。ラリー戦の王者ですが、意外なことに3球目攻撃の決定率がワルドナーやパーソンより高かったというから、その辺が中国を打倒できた要因なのかもしれません。

動画その1は82年、「黒豹」ダグラスとの試合。カットも交えたオールラウンドぶりが素晴らしいですね。その約10年後(動画その2)もワルドナーを翻弄しています。

そしてさらに約20年後・・・間もなく50歳にならんとするアペルグレン、今も変わらぬプレースタイルで、かつ強い!去年、全日本ベスト8の下山選手といい勝負をしたのは記憶に新しいですが、オフチャロフに勝ったり、ジュニアのスウェーデン代表(セダルンド)をあっさり退けたりと・・・この人もやっぱり天才ですね。

アペルグレンvsダグラス・最終ゲーム(82年)


アペルグレンvsワルドナー(90年)


アペルグレンvsオフチャロフ(残念ながら画質悪し・・・)(09年)


アペルグレンvsセダルンド(動画の前半)(08年)


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コメント(6)

Anonymous :

アペルグレンなにげに好きな選手なので嬉しい!
あのロビングには惚れます。

呂林 :

現在の水谷、メイスに続く中後陣オールラウンドプレーヤーの中興の祖といった感じでしょうか?
セクレタン>アペルグレン>メイス>水谷
メイスに至っては名前まで「Michael」で同じです。
プレーも変わりないですが見た目も今でもカッコイイ!
38mm時代は中後陣からでもかなりのスピードボールが出せましたが現在はキツいですね。
3球目攻撃の決定率の件は知りませんでした。水谷選手も3球目の決定率が上げれば中国に迫れるでしょうね。

ワヒャー :

このときはラバーの色は同じで良かったんですか?ラバーが両面赤にみえます。

左中ペン表 :

アペルグレン、懐かしい♪...
いや、現役選手には申し訳ないですね(苦笑
しかし中国の速攻を何本でも凌いで奪う華麗なラリー戦は忘れられません。

中後陣オールラウンドの元祖は日本留学していたアルセア、と確か荻村先生が書かれていましたが、私も記憶はさすがにアペルグレンからです。

セクレタン>アペルグレン>メイス>水谷 と並ぶと、皆サウスポー・・・
同じ中後陣型でも、左のカットマンが極端に少ないことを思いますと、不思議な感じがします。

個性的なプレースタイル、これからも
出てきてほしいですね!

Anonymous :

管理人さん、リクエストに応えてくださり有難うございます!!

世界の卓球は時代とともに移り変わっていますが、アペルグレンの卓球には、今見ても全く色褪せない、本当の美しさを感じます。

美しさは強さと両立する、そんな卓球であり続けて欲しいですね。

アペルグレンの流れを継ぐ現役選手といえば、そう、水谷準!!
芸術卓球で世界を獲れ!!

ゆきちゃん :

いやぁ、アペルグレン選手、最高です。
私にとっては、ワル様以上に「神」であります。

動画をアップしていただいた管理人様、またリクエストされた方に、本当に感謝です。

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