リ・グンサンvsクランパ

昨日のワルドナーvs劉南奎に続き、88年アジア・ヨーロッパ対抗戦。準々決勝のリ・グンサンvsクランパ戦動画です。若人よ、すまない。もう少しオヤジ(管理人)の懐古趣味に付き合ってたもれ・・・。

ハンガリー三銃士の一人、クランパ。70年代に大活躍した選手でしたが、80年代には「過去の人」となっていたハズです。が、この年のソウル五輪で不死鳥のごとく4位に入るわけですが、このころ予兆があったのですね・・・。

相手の北朝鮮のリ・グンサン。高い守備力と攻撃の鋭さ、カットの弾道が美しい・・・。クランパはカット打ちが弱いと見てか、ブツ切れカットで守り倒す作戦のようです。

クランパやリ・グンサンが現役でプレーしていたころは、管理人はまだ未成年。もちろんビデオなど買う余裕は全くなく、テレビ放送もほとんどなく・・・。卓レポの連続写真でしか見たことのなかった選手たちをこうして動画で見ると、感慨深いものがあります^^。

Euro Asian 88, Singles Quater Final
Li Gun Sang (PRK) vs. Tibor Klampar (HUG)



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コメント(14)

影虎 :

正月休みで、卓球強化書三昧です(笑)。画質も良く球筋も良く見えます。卓レポで日本の若手選手がハンガリーへ卓球留学していた感想が掲載されていたことを思い出しました。歳をとると昔のことが新鮮に感じられるのはナゼでしょうか?現代卓球がよりスピーディになっているとは言っても、ひいき目にみてもワルドナーが現れた時代からそれほど変わっていないような気がします。おっさん選手(すみません)のシュラガー、陳 衛星、クレアンガ、プリモラッツ、最たるはパーソンが世界ランク50以内に残っています。パーソンの超人的な卓球はある意味、ワルドナー以上です。管理人さん、パーソンの動画がありましたら宜しくお願いいたします。

アオゾラ :

リ・グンサン選手は高島規郎さんが至上最強のカットマンとおっしゃっていたので(記憶違いならスイマセン・・・)どんなプレーをするのか気になっていましたが、すごいカットの切れ味と守備範囲・・・松下選手のような華麗さはありませんが、その分すべてのボールがものすごい切れている感じがしますね!!
現在では日本の谷岡あゆか選手がこのようなカットのスタイルでしたよ~
リ・グンサン選手のプレーはもっと見て見たいです!!探してみようかな~

あすぱら :

リ・グンサン選手、すごいです。
飛んだり跳ねたりの無駄がない、きれいなカットだと思います。
このサイトで何度か名前がでていたので、どんなプレーヤーなのか、ずっと気になっていました。
この映像を見ることができてよかったです。
是非、ほかにもあれば、アップしていただけるとありがたいです。
よろしくお願いします。

akt :

上の文章を読んでいて思った事は、管理人様は本当に卓球を愛しているという事がわかりました。
あと、リ・グンサンのプレーはカットマンとしての柔らかさがあって良いです。

リ・グンサン愛好者 :

リ・グンサンは非常にカットと攻撃の切り替えが早く現代卓球においても大変為になる選手です!

若人の私ですがカットマンの中で今のところ一番好きな選手がこのリ・グンサンです!


ですが、検索しても中々見つからないので…


管理人さん!


どうか
どうかリ・グンサンの動画をもっとアップして下さい!

影虎 :

リ・グンサン選手、現代の卓球でも勝てそうなプレーです。守備、攻撃、身体能力の高さは松下(社長)選手や朱世赫選手と比べても、どちらが上とは判断できませんね。リ・グンサン選手のバック面は表ソフト、粒高どちらなのでしょうか?スイングから判断する限り、表ソフトのような気がするのですが!

呂林 :

ハンガリー三銃士...懐かしい響きですねw
そして、この三銃士を率いたのが闘将ベルチック監督でした。
確か卓レポにヨーロッパ式卓球の技術コーナーや手記みたいな物も連載されていたと記憶しています。

70年代初頭、弾みすぎて使えないと言われたスレイバーを使いこなし
パワードライブ、バックハンドドライブ、グルーイング
を開発したのも彼らでした...よね?

影虎 :

呂林さんは結構、年配の方かと! 70年代初頭、弾みすぎて使えないと言われたスレイバーを使いこなし・・・たのも彼らでした。は存じておりませんでした。

呂林 :

> 影虎さん
いえいえ、まだまだ若輩者です。
劉南奎、キム・ソンヒと同世代かな...あれ?オッサンですね(>_

「スレイバー」の件は卓レポか王国の用具特集みたいな記事に載ってました。
「パワードライブ」は卓レポ上で「70年代ハンガリー勢のサイドからサイドを切るような強烈なドライブを”パワードライブ”と表現し定着した」旨の記事を読んだ気がします。
「バックドライブ」は「ハンガリー勢が初」とダイレクトな記述の記憶は無いですが、少なくともフルスイングで振り抜くようなバックドライブは彼らが初めてかと思います。それ以前にあったとしてもスマッシュ系強打かフィッシュ、ロビングのような繋ぎ技術では無かろうかと。
「グルーイング」は今や有名な話ですよね。最初はクランパがチームメートにも隠して試合前にグルーイングしていたとか。(ノーマルチャック?)

張継科大好き :

リ・グンサンのカットマンプレー、本で見たとおり素晴らしい・・・
あけましておめでとうございます!!!

YS11 :

王国1月号、高島さんのツワモノ列伝<魂のチョッパー>の写真、この足!この顔つき!覚えていたリ・グンサンです。この動画(卓球一面に客席が近い良い会場ですね)では随分若い、普通のイケメン、イメージしていた’近寄りがたい怖さ’のようなものは感じない。60年代のペンカット中国の張の映像もそうでしたが、写真とかで抱いていたイメージを少し壊されたようです^^;

手を伸ばすとレフレックス社のビデオ(ニューデリー大会とドルトムント大会のハイライト集、昔、専門店でまとめ買いをしてテープのダビングをして貰いました^^)がすぐ見つかりました。リ・グンサン対(世界一カットマンに強いカットマン)松下浩二戦のラリーに大観衆がどよめいています。団体勝利直後に背広の10人程が駆け込んでリ・グンサンを胴上げのシーンには驚いた。(日本戦ではないので御安心を)
また中国カット陳新華のアクロバティックぶりには改めてビックリです。
*このチョッパー編のすぐ後、エリク・リンドのシェーク前陣カウンタープレーには(顔にも^^)痺れます(対ロスコフなど)。中程度の画質ですがお宝でした。(すみません。お貸し出来ないのに・・)

左中ペン表 :

影虎さん>

リ・グンサンはバック面粒高のブツ切りカットマンと記憶しています。(実況でも“long-pimple-rubber”と言っているようです)。私もまだまだ若輩者なので恐縮ですが表ソフトは、この頃は「カットに不向き」と藤井基男先生の教本などにも書かれていて、本格的にカットに使われだしたのは'90年代に入って、中国の丁松が表特有のナックルカットをひっさげて世界で活躍して以来のことのはずです。

リ・グンサン選手の後継者(?)“壊し屋”ジャン・ソンマン選手等がブツ切りで粘るクラシックスタイルを堅持しているのもさることながら、カットマンも幾度となく絶滅の危機に晒されながら新技術や用具を生み出して生き残っているのは頼もしい限りですね☆

影虎 :

左中ペン表へ、回答ありがとうございました。
絶滅の危機に晒されている時が一番進化を遂げる時と感じています。私は左押し、右打ちの典型的なクラシカルタイプな右中ペン表です。
練習では半分以上、主にカットマンです。ペンでは裏面も練習していますが、試合になると打てません、打ちません!四十の手習いでは昔の影響を消すことができませんね!これからも宜しくお願いします。

呂林 :

20数年ぶりにベルチック氏のことを思い出したと思ったら、残念なことに11日に急逝されたそうですね。
氏の打倒中国にかける情熱、それを成し遂げた行動力、そして卓球界にパワープレーという進化をもたらした功績を讃えると共に、謹んで哀悼の意を表します。

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