パーソンvs于沈童

昨日の動画、マテネがパーソンに似ている・・・と思いましたので、そのパーソンの試合動画です。'89ドルトムント大会男子シングルス準決勝から。

パーソンの相手は・・・于沈童ですね。オールドファンでも覚えている方はあまりいないでしょうが、投げ上げサービスが超巧かった選手です。といっても、管理人は当時高校生だったので実物を見たわけではないのですが(笑)、当時の卓球レポートで、『ストレートへのロングサーブで、リンド(スウェーデン)のフォアを何度もノータッチでぬいた』みたいに特集されていたのを記憶しています。

中国の伝統だった、片面ペン表速攻で最後の華を咲かせた選手・・・でしょうか。

が、パーソン。メチャクチャ調子いいですね。フォアに大きく飛びついた後のバックスマッシュなど、パーソンの代名詞的な技でしたが・・・凄すぎる。

干沈童、確かこのとき世界選手権初出場、並み居る強豪をあれよあれよと連破して準決勝に勝ち上がってきたように記憶していますが、絶好調のパーソンの前に為す術なし・・・です。

Jörgen Persson-Yu Shenton Worldsemifinal-1989



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コメント(10)

takoyaki :

パーソン、バックハンドでの得点率がかなり高いですね。でもあんまり音の聞こえが良くなかった。

中国在住日本人 :

確かこの中国選手、以前中国の超級リーグのどっかのチームの監督をしていたような気が。
数年前にTVで見た覚えが。。。遼寧省のチームだったような気が。

最近めっきりペン表の速効が少なくなったからたまに見ると新鮮ですね。
 

samurai :

パーソン選手はサーブのモーションからして回転の見極めがむずかしそうですね。

suzuki :

ベンチコーチは投げあげサーブの巨匠、許紹発さん?

左中ペン表 :

往時に丸コピーを目指した干沈潼選手、待っていました☆
管理人さん、ありがとうございます。

何志文選手ばりのロングサーブ+揺さぶりが必殺パターンでしたが、残念ながらこの動画では、パーソン選手に殆ど通用してない感じですね...
特にバックスマッシュにやられているのが痛い印象です。

この大会の後は日ペン裏ソフトに一時転向した(させられた?)もののすぐに表に戻してからのニッタクオールスター?では、持ち味を存分に発揮して優勝...

日本では住金物流でプレーしたと記憶します。東童多英子選手の御夫君でもいらしたはずであわよくば日本代表?と期待したのですが帰国されて監督業に専念されているようで。

...思いいれはつきませんが(苦笑
周囲に左ペン速攻がいない中「こうやるんだよ」という模範を示してくれた選手でした。
もし勝ち試合の動画がありましたら是非(-_^;)

影虎 :

パーソンのバックハンドスマッシュは壷にはまれば決定打ですね!これほどの精度でバックハンドスマッシュを打てる選手はパーソン以外にはいないでしょう?
干沈童選手、ダイナミックさでは江加良に劣るようですが、表ソフトの特徴のある良い選手ですね!もっとばくちしたほうが良かったような気がしますが!・・!

KO :

オールドファンのKOです.
管理人さん,于沈童覚えていますよ(^_^).
1991年千葉大会で見ました.
ところで,干(干物の「干」)ではなくて于(宇の下側,最後に「はね」が入る)です.
動画は第3ゲームの途中からですが,スコアは -11,10,9,11 でパーソンの勝ちでした.圧勝したゲームですから当然ですがパーソンのよいところばかり目立ちます.于は結構やりにくいタイプだと思うのですが(同型の大ベテラン何志文は今でも時々大物食ったりする),そういうことを感じさせませんね.このときのもう一つの準決勝はワルドナーと今は亡きグルッバで,結局ワルドナーが初優勝したのでした.
管理人さんの言われるように,この大会で于沈童は8決定でリンドを破り,準々では3連覇をねらった江加良に勝っています.4:26あたりに江加良がちょっと映っていますが,このことがあったのでカメラマンがちょっと入れたのでしょうね.
suzukiさん,おっしゃるように許紹発ですね.
スェーデンの監督はツンストロムですね.

管理人 Author Profile Page:

「干」は「于」でしたか。ご指摘ありがとうございます。

左中ペン表さん、于沈童の勝ち試合は、短いしあまりいい動画ではないですが、こちらが。

于沈童vsリンド

左中ペン表 :

管理人さん>

再度ありがとうございます☆

短かくはありますが、于選手、やはり「前での捌き合い」の方が得意のようですね。
(お話通り、ロングサーブも決まっていましたし..)

「ワルドナーには自信があった」と試合後に語っていたと聞きます。
長身かつ揺さぶりの効きづらいパーソン戦、影虎さんの仰るとおり、もう少し「ばくち」ができていれば...と惜しまれますが

打たせてショートを使いたくなるのが左表の性で...(-_^;)

シングルに入ってからは「当っていた」大会だけに、残念です。

YB :

この両選手に直接は関係ありませんが、投げ上げサーブといえば、陳龍燦選手も変化が凄く、斉藤清選手が3本連続でノータッチを食らったと、王国か、王国発刊以前に卓レポで読んだ記憶がありますが、管理人さん、その動画はないでしょうか?

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