馬琳vs金擇洙

馬琳vs金擇洙の動画です。ベンチに中韓の選手が控えているところから、何かの大会の団体戦だと思います。11点マッチですし、馬琳の顔のあどけなさから見て^^、恐らく2002~3年あたりでしょう。

中ペン裏裏の馬琳と、日ペンドライブの金擇洙。いや~、どちらのプレーも素晴らしいの一言。コート全面を動き切るフットワーク、フォア・バックの切り替え、ドライブの威力(グルー効果はありますが・・・)。どれをとっても世界最高レベルです。

最近の馬琳は前陣を主戦場にしていますが、この頃は中陣からドライブを引き合うスタイルですね。下がっていても裏面でバックドライブを打ち込みまくるあたり、片面ペンでは真似のできないところ・・・。この辺は中ペンの強さです。

ただこの試合ではあまり目立たないですが、金擇洙は日ペンでもバックハンドがメチャクチャ上手いんですよね。日ペンが当の日本でくすぶってしまったのは、特にバックの技術に発展が見られなかったことも一因でしょう。

ペンホルダー最高峰の試合、ご堪能を。

Ma Lin-Kim Taek Soo



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コメント(13)

影虎 :

両選手ともよく動きます!現在の卓球界でも最高峰かと?馬林のフォアハンドドライブは今以上です!金擇洙の前陣での攻守も巧いです!日本でペンドラが育っていないのは残念ですね!

804 :

2002年アジア競技大会(韓国・釜山)の男子団体1番ですね。
この後、2番で孔令輝が柳を、3番で王励勤が呉をそれぞれフルゲームの末に下して優勝を決めています。

ちなみに、女子団体では王楠と張を擁する中国が決勝で北朝鮮に敗れて銀メダルになるという波乱もありました。

優華 :

これは2002年のアジア競技大会ですね。
この大会の松下さん対孔令輝は2000年のクアラルンプールの時とは違いものすごいラリーでした。確かフルゲームの9点で松下さんが敗けたのだったかな。
女子では梅村さんが大活躍でした。

テナジー719 :

金擇洙はこの時はすでにベテランでしたが、それでもフットワークはすごい!ブロックもうまいですね!体力も技術力もどちらもすばらしいですね!馬琳はこの時は若いこともあってか今よりもフォアを多めに使っていますね。私も少し前では金擇洙のようにフットワークをいかしたフォア主戦の片面ペンドラを目指しましたが、ヨーロッパ選手や王皓、馬琳の動画を見て、バックドライブを打ちたくなり両面ペンドラになりました。今では馬琳のような裏面打法を身につけたいと思っています。それにしても影虎さんの言うとおり日本でペンドラが育っていないですね。私としても非常に残念です。

Jike :

これは2002年のアジア競技大会団体決勝の時のものですね。確かトップで馬琳がこの試合を制し、続いて孔令輝と王励勤が連勝して中国の優勝を決めたはずです。

それにしても、当時のペンホルダーのフットワークはすごいものですね。現在の許昕と比べたらどっちが上でしょうかね?

呂林 :

この試合は2002年釜山アジア競技大会の男子団体決勝1番の試合ではないでしょうか?
http://www.butterfly.co.jp/champ/asiangames2002/news1006.html

グルー有りで2人ともまだ若い事もあって、お互いがパワードライブを放つと止められないですね。

馬琳ダイスキ :

今の馬琳選手とまるで違うじゃないですか!これだけやり方を変えても世界のトップ地立ち続けられるのはすごいな・・・。尊敬してしまいます。(てか尊敬しています!)1996(7かな?)のマンチェスターから、早15年。息が長いですね・・・。

許ッシン :

大阪世界大会の頃にはもう既に風格があった馬琳ですが、それ以前のプレーのビデオを知人から借りて見たときは今の活躍を想像できませんでした。その時はただ中陣で粘っているだけ。ろいう感じでした。当時は劉南圭、金テクスが活躍していましたが、日本国内ではもうペンドラは終わりだ!位の雰囲気だったような気がしていました。(私だけかな?)なので、何でいまさら中国がペンドラを出してくるのかな?と思ったものです。しかし、日本に居た陳龍燦が金テクスに負けたとき、彼は速攻なので一番勝ちやすいと勝手に思っていたら「金選手は強くて非常にやりにくい選手だ」という風なインタビューがあってペンドラも駄目ではないのかな。と思ったのも事実です。

Anonymous :

やっぱりグルーが塗ってあると迫力がありますね(^_^;)
このころの馬林はとてもアグレッシブですね
今の馬林と全然違って面白いです。若くても前陣でのプレーは神ですね
キムテクスはもうこの時30過ぎでは?
でもこのフットワークはすごい!!

呂林 :

> 許ッシンさん
そうですね。85年イエテボリ、87年ニューデリーの惨敗から日本卓球協会の方針転換(速攻重視)、その後のパワーオールラウンド全盛を受けて日本ではペンドラは激減しましたね。
小野、斎藤以来、世界で勝てるペンドラは出てませんしね。
(おっと宮崎監督忘れてましたw)

日本のペンバック技術が発展しなかった件、トップレベルの選手については謎ですが、末端レベルにおいては以前、許ッシンさんがおっしゃっていた「生意気だといじめられる」といったことも影響してるかもしれませんね。
私もいじめられはしませんでしたが中学生くらいの時には「まずはショートで確実に入れろ」とか「横着せずに出来るだけフォアで動いて打て」などといったアドバイスを先輩や面倒見てくれる大人に言われたものです。どうも日本人は「全面的な技術を身につける」というより「一つの技をまず極めよ」といった意識が強すぎてそれが悪い方向に行ったのかな?なんて思いました。

CN型JP式ペン :

金擇洙選手や劉南奎選手にいえる事ですが、確かにバックは両者ともかなり上手ですが、それ以上に、フォアハンドの威力と安定性とフットワークがものすごくレベルが高かったからあれだけのプレーができたのだと思います。当時の日本といえば、確かに基本に忠実に、きれいなフォームで打たなければならないという空気があったように思いますが、この動画を見るとやはりペンドライブはフォアとフットワークが命なのでしょう。
ところで最近の日本選手も、中国などに勝つにははやりフォアの攻めが大事なのではないかと私は考えています。

コンリンホイ :

しかし、両者の体幹の強さはすごいですね。
体制が全く崩れることなく、連続パワードライブを放ち続けています。
こういうプレーをする選手の試合は、卓球台が小さく見えます。

日本選手の課題のひとつではないでしょうか?

匿名 :

この時代はフットワーク最強が世界を制したのでしょうか。

しかし、それ以上にコース取りが上手く厳しいボールを上手く返している選手が天下を取っていたのでしょうね。

厳しいボールにはループかけてスゴイですよね本当に

頭の良い選手が勝つ時代ですね。

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