郭炎vs丁寧

ハーモニー・チャイナオープン2011女子シングルス決勝、郭炎vs丁寧の動画です。

世界チャンピオンになった丁寧。左腕の故障を抱えながらも超級リーグでチーム事情から連戦を強いられ、かなり調子を落としていたようです。

が、このチャイナOPではベスト8決定で平野早矢香、準々決勝で超カットマンの范瑛、準決勝で元世界チャンピオンの郭躍・・・を沈め、復調の予感が。

方や2005年世界2位の郭炎。こちらはまずまずの調子のようで、同じく超級で郭躍や劉詩ウェンら国家隊主力選手を破っています。2009年に重点強化選手から外され引退も囁かれたベテランですが、ご存知のようにロンドン五輪自動出場枠を獲得してしまうなど、まだまだ強し。

この試合でも郭炎のプレーが光ります。もともと男子選手のようなパワープレーをする選手ですが、持ち前の中陣パワードライブで押し込むだけでなく、堅いブロックや鋭いカウンタープレー等の前陣プレーも織り交ぜ、若手の世界王者に応戦。

丁寧のバック側を執拗に攻め、勝負どころでフォアストレートへの逆モーション気味ドライブで抜きに行ってます・・・。これ、スゴイですね。

最終ゲームまで一進一退。長いラリーに観客も湧いてます。

Harmony China Open 2011, Women's Singles Final
Guo Yan (CHN) vs. Ding Ning



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コメント(3)

馬王林 :

双方とも、すごいパワフルな卓球しますね・・・汗
まるで男子のようなプレーです^^;
日本女子、中国の壁をぶち破るにはまだまだ厳しそうですね;

YS11 :

世界チャンピオンが故障等の理由ではなくロンドン五輪に出られなければ、問題では。また2枠の選手が来夏に怪我、スランプの場合はどうなるのでしょう。あの2枠は各国、協会に与えられたものと解釈したいです。また従来の3名から2名に減らしたのが、中国のシングルスでのメダル独占を阻むだけの為なら了見が狭すぎたかもしれない。強国の3、4番手が辛いし、大会のレベルも落ちます。五輪出場は若い選手の夢ですが、ロンドンに多数で行けるサッカーや体重別の柔道などと比べて卓球は少ない。ITTFはitTVライブ等工夫していますが、これは再考の余地があるのでは。

JMS :

 郭は上海大会のときから大分印象が変わった。丁に先に攻められても、ばたつかないでじっくりラリーを組み立てる技術とパワーがスゴイ。気迫の出しどころも心得てる。
 二人とも最終ゲームの前半にタイムアウトを使ったのが、流れに敏い中国選手らしい。
 ところで、郭をあえて「三人目の代表(=団体要員)」として五輪に送り、シングルスの枠を若手に与える手はアリなのだろうか? 郭の安定感を考えれば最低でも団体メンバーに入っておかしくはないが、五輪女王は若手から出したいと国家チームも考えるのではないか。

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