馬琳vs許シン

ITTFプロツアー・チャイナオープン2010・男子シングルス準決勝、馬琳vs許シンの動画です。

準々決勝でティモ・ボルを大逆転で破った許シン。裏面での一発ドライブの威力が増した気がします。フォアのドライブも健在ですし、やはり鬼強いです。

が、この試合の馬琳は素晴らしい出来。完璧なストップレシーブで許シンの3級目を封じ、前陣を死守して早くて速い攻撃を仕掛けています。ため息の出るような、見事な速攻プレーですね。

許シンもファインプレーを見せ追いすがりますが、4-1で馬琳の勝利。世界戦の時のように感情を表に出してはいませんが、何か凄みを感じさせるような馬琳のプレーぶりです。

決勝の相手は王励勤を破った張継科ですが、その動画はまた明日・・・。

ITTF Pro Tour, China Open 2010, Semi Final
Ma Lin (CHN) vs. Xu Xin (CHN)



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コメント(11)

akt :

この試合の馬琳は、前陣でのプレーが多いですね。
それに、前陣でのカウンターがヤバいです。
終盤では馬琳のペースでしたね。
かなり圧倒していた試合でした。

ゆ :

馬琳の打点が速すぎて許シンが拾えてないですね。

スピード16 :

ホントに馬琳選手の前陣プレーは世界一ですね。

サービスを持つと、もともと優れている変化サービスからの三球目攻撃がありますし、もしストップされても強烈なフリック。払われても打点の早いカウンター。

またこの試合では出してませんが、バックの深い所にツッツキがくると、待ってましたと言わんばかりの超強烈な回り込みドライブ。(オフチャロフ選手は下回転サーブに対するレシーブはほとんどバックツッツキなのでモスクワではめっちゃ喰らってましたね・・・)

そしてレシーブの時は、ピタリと止めるストップから次球をフリックや台上ドライブで確実に四球目は馬琳選手が攻めてます。(汗

サーブがとても上手いシュラガー選手との対戦でもそうなのでしょうかね?

僕は馬琳選手とシュラガー選手の対戦動画を見たことが無いので管理人さんに探し出してもらって是非アップして欲しいです^^

饗彪 :

なんか昔のマリンってこんな感じじゃなかったですか?
僕から見たら昔のプレースタイルに戻したみたいな感じにみえましたな

JO けんと :

僕もそんな感じがします。
北京五輪のときのような馬琳が戻ってきたような感じが。
馬琳、今大会優勝してほしいです。

白いピン球 :

馬琳選手、コース取りも巧いですね

不完全両ハンド :

2004年世界選手権団体戦で中国男子が唯一失点したのが対オーストリア、馬琳対シュラガー戦でした。今となっては中国男子は団体戦で失点することすら珍しいですよね。圧倒的です

無回転ドライブ :

馬淋選手いいですねー!
今回の動画の動きを最近の負け試合と比較すると、
① フォアに揺さぶられても極力前陣で打点を早くしたカウンタで勝負し、簡単に後ろに下がらない=最近の負け試合では、球がフォアに来ると簡単に後陣に下がってしまっていたのでは。
② バックに来た球を安易に裏面ドライブで処理せず、コース読みの鋭さで積極的に回り込み強打で勝負している。またバックに強打がきたときは安定した、かつ打点も球速も速く厳しいコースどりのショートで対処し、許シンを揺さぶることに成功していた。
③ もともとピカイチだった台上処理の上手さやサービスの切れ味に更に磨きをかけており、先手必勝の姿勢で攻撃している。

これは、最近の中国卓球が目指しているスタイルを、ベテラン馬淋がトレーニングでブラッシュアップして具現化したものでは、と考えてしまいます。ますますシェーク型が多くなっている昨今、とても考えさせられる試合でした!

トマト :

馬琳選手の洞察力はとんでもないですね・・・。
まるで最初からこうなることを知っていたような一連の作業のような勝ち方です^^;

ほんとに馬琳選手は「勝ち方」を知ってます。
すごいです。

陳紀大好きっこ :

どうも。陳紀大好きっこです。
クウェートオープンで勝った許シンですが4-1で馬琳が勝つとは・・・
馬琳はモスクワで完全に調子を戻したようで、馬琳恐るべきです。

ペンの両ハンド :

いや~。馬琳選手の前陣ドライブ見事ですね~。
おそらく、許シン選手の回転量が多いから前陣でプレーして攻略しているんでしょうね。
馬琳選手もまだまだ現役バリバリですね。

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