王皓

馬龍vs王皓

プロツアーグランドファイナル2011男子シングルス準決勝、馬龍vs王皓の動画です。

許シンをフルゲームで下した王皓と、荘智淵をストレートでボコった馬龍。

どちらもフォアドライブの威力がありすぎて、あまりラリーになりません^^。2年前の全中国運動会決勝などは華々しい大ラリー戦になりましたが、ワンコースの打ち合い・・・みたいなプレーは少なくなり、ラリーの中でも常に厳しいコースを狙うよう進化していると感じます。

数年前からプロツアー等普段の対戦では馬龍のほうが分が良いのですが、横浜&ロッテルダムと2度の世界選手権に全中国運動会、肝心要のビッグゲームでは王皓が全て勝っているんですね。

ロンドン五輪3人目の代表に最も近いと思われる馬龍ですが、まだ確実ではありません。"Olympic Games Test Event,"と名打たれたこの大会で、代表の張継科&王皓を沈め首脳陣に猛アピールしたいところ、王皓より気合も乗っているようです。

Pro Tour Grand Final 2011, Men's Singles Semi Final
Ma Long (CHN) vs. Wang Hao (CHN)


王皓vs許シン

プロツアーグランドファイナル2011男子シングルス準々決勝、王皓vs許シンの動画です。

王皓はイングランドのドリンコールを4-1、許シンはあの朱世赫にストレートで圧勝しての準々決勝です。

王皓は相手が左利きということもありますが、レシーブ時モロど真ん中に構えてますね。水谷戦なんかもそうでしたが、よほどバックハンドや台上のバックドライブ・チキータに自信があるのでしょう。

対する許シンはノーマルにバックよりの構え。何度か見せるフォアの流しレシーブ、見事です。王皓にはすぐに見切られてしまうのですが、普通ならノータッチを取りまくっているハズ。許シンは何気に台上の小技も非常に巧いですね。

この試合はフルゲームまでもつれますが・・・どちらも絶好調とはいかないまでも素晴らしいプレーを披露しています。

Pro Tour Grand Final 2011, Men's Singles Quater Final
Wang Hao (CHN) vs. Xu Xin (CHN)


張継科vs王皓

男子ワールドカップ2011決勝、張継科vs王皓の動画です。

準決勝で朱世赫をストレートで降してしまった張継科。あんなに超絶プレーでボル様を破った朱世赫を、よりによって4タテですか・・・。

同じく準決勝で、水谷隼をあっさり沈めてしまった王皓。強ぇ・・・。

かくして決勝は去年のワールドカップ&今年の世界選手権決勝の再現、化物同士の試合となったのですが・・・。

前半は全くエンジンのかからない張継科が、あっさりと2ゲームを落とします。逆に王皓は気合入ってますね。張継科はスロースターター、先行逃げ切りを狙ってます、たぶん^^。

第3ゲームを接戦で王皓が落とすと(9-9でレシーブミスしなければ、王皓・・・)、第4ゲームから張継科が豹変して全開。攻守ところを変え、張継科が前陣で攻めまくります。それにしても、張継科のドライブの伸びること伸びること・・・。朱世赫戦でも際立ってましたが、驚異的なドライブです。

非常にコンパクトで激速のスイングですが、弾き「気味」に打つか、こすり「気味」に打つかで回転量を微妙に変えているのでは?王皓がかなりミスを連発してます。

第6ゲームはもう、心身ともにあっちの世界へ飛んでいってしまったような(笑)張継科。こういうのを正真正銘の「手がつけられない状態」って言うんでしょうねorz。

この人を止められるのは、もはや馬龍のみ?それにしてもやはり、中国が頭2つぐらい突き抜けていた今年のワールドカップでした。

Table Tennis - World Cup 2011, Men's Singles Final Zhang Jike (CHN) vs. Wang Hao (CHN)


王皓vsオフチャロフ

男子ワールドカップ2011本戦1回戦(準々決勝)、王皓vsオフチャロフの動画です。

王皓は朱世赫・唐鵬・レグーのグループ1を、順当に1位抜けしています。

オフチャロフは張継科・スミルノフ・ツボイのグループ2を2位通過。しかし張継科にはフルゲームまで迫っていますし、約1週間前のワールドチームカップでは王皓も沈めています。このところ絶好調のようですね。

そして本戦1回戦で再び相まみえるワン・ハオ&チャロフ。同じ相手に2週で2連敗は許されない王皓ですが、いきなり第1ゲームを逆転でチャロフに奪われます。吠えるオフチャロフ、これまたエキサイティングな展開!

が、王皓も前回の対戦で苦しんだオフチャロフのサーブを、終盤までにかなり攻略した模様。ワールドチームカップではチャロフにドライブを狙い打たれていましたが、今回は読みを微妙に外してます。巧い・・・。オフチャロフのバックドライブも相変わらず冴えています。

その他の準々決勝は、張継科が順当に勝つものの、ボル様が中国以外の選手に敗れ去る波乱。フルゲーム9-11、これもスーパーな試合。

そして注目の水谷&岸川は・・・また明日。

Men's World Cup 2011, Quater Final
Wang Hao (CHN) vs. Dimitrij Ovtcharov (GER)


呉尚垠vs王皓

ワールドチームカップが始まっています。

まだ動画はないのですが、我が日本は吉田海偉・松平健太・丹羽孝希という陣容で参戦、1回戦のブラジル戦を3-1で勝ち抜いています。

で、次の相手は韓国なのですが、韓国はこの大会、呉・朱・柳というオールドメンバーで挑み、1回戦のベラルーシ戦を完封勝利。ちなみにサムソを沈めたのは柳承敏です。

日本は松健・吉田・丹羽と、いかにもロンドン五輪3人目へのテスト!というようなメンバーですが、このメンバーで韓国に勝てるかというのは、五輪のメダルを目指す上で試金石となりそうです。

で、前置きが長くなりましたが(笑)、動画はちょっと昔の試合、その韓国の呉尚垠がメチャクチャ強かったころのプレーです。王皓をフルボッコにしていますね、スゴイ・・・。

ブロックの巧さは世界最高レベルですし、バックハンドが威力・技術ともに凄まじい。ボディーバランスも惚れ惚れするほどですし、不要な力みが全くなく自然体の打法、完ぺきな内容での勝利です。

間もなく始まる日韓戦、勝者は果たして・・・。

余談ですがこの大会、意外にも中国が不振を極めています。初戦のロシア戦で馬琳がシングル&ダブルスで2点を落とし、2回戦(準決勝)ドイツ戦でも王皓がチャロフに敗れさっています。馬龍&許シンは相変わらず絶好調のようですが・・・。

さて栄冠は果たしてどの国が。

Oh Sang Eun vs. Wang Hao SuperCircuit


王皓vs水谷隼

スウェーデンオープン2011男子シングルス準々決勝、王皓vs水谷隼の動画です。

水谷隼は2回戦で松平健太を沈め、パーソン&ルベッソンと強豪を連破した野田学園の吉村真晴(これも素晴らしい成果ですね)にも貫録勝ち。そして第1シード・王皓とのこの試合なわけですが・・・。

王皓、強すぎるorz。ロッテルダムで王皓に一蹴された水谷、その差はやはり少しも縮まっていないのか。

王皓、ラリー戦での強さがハンパではありません。引き合いになっても、あれほどエグいコースにドライブをぶち込めるとは・・・。フォアストレートに打ち込む快帯やカウンタードライブ、凄すぎて言葉が出ません。

それに王皓が十分な体勢で打球していることが多いのに対し、水谷は振り回され体勢を崩される場面が多いですね。こういうラリー戦でのコース取りの妙は水谷が得意とするところですが、さらに上を行かれています。

フルスイングで強打を放ってもブロックされてしまうのは、反射神経がずば抜けているというのもあるでしょうが、打球時のクセなども中国に徹底研究され丸裸になっているのでは??

何というかもう・・・あきれるほどの王皓の強さです。

2011 Swedish Open Men's Singles Quater Final
WANG Hao (CHN) vs. MIZUTANI Jun (JPN)


馬龍vs王皓

欧州選手権の動画を紹介途中ですが・・・スウェーデンオープンが終わったので、そちらの動画を。決勝戦の馬龍vs王皓です。

王皓、ベスト8決定で閻安を4-1、準々決勝で水谷隼をストレートで沈め、準決勝では王励勤相手にフルゲームの試合を制しています。

方や馬龍は、ベスト8決定でアチャンタ、準々決勝はロシアのスカチコフ、準決勝では岸川聖也を全試合ストレートで屠っています。

王皓はなかなか調子が良いよう、裏面バックハンドが凄し。台上チキータ、中陣からのパワードライブ、前陣で弾く打法・・・多彩かつ強力です。

が、その王皓の裏面ドライブをほとんど苦にしない馬龍。世界卓球ロッテルダムであれだけ水谷隼が苦しんだチキータを、平気で狙い打ってしまっています。恐ろしい・・・。

中国オールスターがほとんど出場している大会で(欧州トップ勢は不出場)、初戦から決勝までオールストレート。馬龍、ロンドン五輪の第3の男として猛アピールです。

Swedish Open 2011, Men`s Singles Final
Ma Long (CHN) vs. Wang Hao (CHN)


王皓vs岸川聖也

ハーモニー・チャイナオープン2011の動画に戻りまして^^。シングルス2回戦の王皓vs岸川聖也です。

前節のジャパン・オープンで水谷・丹羽を沈め優勝、このところ波に乗ってる岸川聖也。この試合も0-4のストレートではありますが、点差そのものは4,12,9,9とかなり拮抗しています。

方や王皓は、7月24日に超級第12節で左足の靱帯を損傷しちょうど1ヶ月後の試合ですから、まだ万全の状態とは言えないか。

しかしそれでも勝負所のポイントは逃さず勝ち切ってしまうところ、やはりとんでもなく強い・・・。フォアでもバックでも、ラリーになった時の球威は明らかに岸川選手を上回っていますし、コース取りの厳しさやミスの数も一歩上を行っているよう。岸川選手、前で捌ききれず後ろに下げられフィッシュでつないで・・・という場面がしばしばと。

特にあの王皓の裏面バック技術・・・ループドライブからスピードドライブ、時には弾いたりと、威力も技のレパートリーも、さすが世界ランク1位の貫禄です。

Harmony China Open 2011
Wang Hao (CHN) vs. Seiya Kishikawa (JPN)


王皓の台上バックドライブ

今日は技術モノで。最新の卓球王国の特集は『台上バックドライブ』ですが、ペンホルダーの裏面バックドライブは・・・なので。

王皓の台上バックドライブをスローモーションで紹介している動画を3つ並べてみました。

王国の記事では「肘は高く前に突き出し、肘より内側にラケットを引き、肘を支点に前腕で振る」と解説がありますが、ペンでも基本は同じみたいですね。

しかし王皓の台上バックドライブやチキータは・・・恐ろしいほどに手首を曲げてます。両面特厚のラケットであんなに手首を効かせたら、常人なら間違いなく関節を痛めちまうでしょうorz。真似するには鍛えが必要ですな。

同じ台上BDでも、馬琳はここまで手首を引き絞ってはいない(これの2;30あたりとか)ので、まずは馬琳式が目標でしょうか。


馬琳vs王皓

馬琳続きですが・・・。中国オープン男子シングルス準決勝、馬琳vs王皓です。

全盛期と比べると足はイマイチ動かない馬琳ですが、実に高度な技術で王皓に対抗しています。特にバック系がスゴイですね。

表面でのブロック・プッシュ・横下回転ショート、裏面でのスピードドライブやループやリストスマッシュなどなど。4;20からのラリーでは、裏面でシュートドライブまで連打してます。このラリーは神ですな。

王皓もキレのある両ハンドドライブをみせ、勝負は最終ゲームに。

闘志を前面に出さない両者ではありますが、特に馬琳からは何か凄みのようなものを感じます。

China Open 2011, Men's Singles Semi Final
Ma Lin (CHN) vs. Wang Hao (CHN)


王皓vsセン健

ITTFプロツアー中国オープン2011、男子シングルス2回戦の王皓vsセン健動画です。

現役世界ランク1位と、「元」中国代表ですから、結果はもちろん王皓の圧勝ではあるのですが・・・。

時折見せるセン健のプレーがイイです。全盛期のプレーのキレは殆ど影を潜めてしまった感がありますが、第4ゲーム1-1、同ゲーム2-4の場面で見せたナックル性の強打、表ソフトプレヤーとして惚れました(笑)。

何気にセン健、前に止めるのも上手いです。表ソフトの打点の速い中打・強打で後ろに下げ、ゆるいボールで前にゆさぶったりと。

まあ王皓には全て通じず、中陣からの両ハンドドライブでひねられてしまうのですが・・・。王皓は強すぎるということでしょう。

さてこの大会、1回戦で許シンが韓国勢に沈められ、2回戦では世界チャンピオンの張継科がこれまた韓国選手に喰われています。ベスト8の顔合わせは、中国4・韓国3、日本は残念ながらゼロ。

ちょっと韓国勢が波乱を巻き起こしそうな予感。楽しみです^^。

ITTF Pro Tour China Open 2011, Men's Singles Round of 16
Wang Hao (CHN) vs. Zhan Jian (SIN)


王皓vs尚坤

超級リーグ、昨日と続けて第1節の解放軍vs上海トップ、王皓vs尚坤の動画です。

世界選手権が終わって2週間あまり。早くもリーグ戦に突入の選手たちは大変です。女子は国家隊トップ選手がほぼ総崩れ。遠征疲れの少ない非代表選手の方がしばらくは有利かもしれんですね。

世界選手権以上にレベルの高い超級リーグ。男女ともに、代表トップ選手であろうと少し調子を崩せばすぐに喰われてしまうほど猛者揃い。特にこの尚坤など、去年のリーグ戦後半で張継科、許シン、王皓・・・と代表主力選手をなぎ倒した実力を持つ選手です。

この左シェークの尚坤は、許シンと上海の曹燕華卓球学校の同級生。回転のかかった強烈な両ハンドドライブで押していくラリー志向の選手ですが、王皓に台上で先手を取られ得意の展開になかなか持ち込めないでいます。

逆に王皓は世界戦の好調をかなり維持しているようで、去年不覚をとった尚坤とラリー戦になってもほとんど打ち負けていません。かなり余裕を残しての勝利のようです。

王皓の所属する解放軍、若い選手主体で戦力に一抹の不安ありか。元世界ジュニア2位の閻安と、現アジアジュニアチャンピオンの周雨。この2人がどのくらい成長してくるか・・・この辺が今年の成績の鍵になりそうです。

China Super Legaue 2011
Wang Hao vs Shang Kun


王皓vs柳承敏

世界卓球ロッテルダム大会男子シングルス4回戦(ベスト8決定戦)、王皓vs柳承敏の動画です。

ここ数年の成績から王皓の圧勝かと思いましたが・・・。柳承敏、このところ身につけたニュースタイルがフィットしてきているようで、最終ゲームまでもつれこむ接戦に。

かつての「ほとんどオールフォアぶち抜き型」から、バックショートもうまく使うようになってきた柳承敏。このバックショートやプッシュを、王皓が意外にも嫌がっているようで・・・。水谷隼が苦しんだあの裏面チキータにも、かなりうまく対応してます。

フォアドライブもかなり走っているし、この試合の柳承敏は強いです。

王皓、後の試合よりプレーに切れがなく、案外「ゆすんみん?大したことなかろう」なんて油断してたのかもしれんですね(笑)。

が、最終ゲームはきっちり締めるところは、さすがです。

WTTC 2011
Wang Hao (CHN) vs. Ryu Seung Min (KOR)


王皓vs馬龍

世界卓球ロッテルダム大会、男子シングルス準決勝の王皓vs馬龍動画です。

馬龍、すさまじい威力のフォアドライブです。

が、王皓の裏面バックハンド・・・人間を超越してます。あの馬龍のフォアドライブを裏面でカウンタードライブしてみせるなど、凄すぎます。ドライブだけでなく、弾くように打ったりブロックしたりと技も多彩。フォアサイドからクロスへドライブ、バックサイドからストレートへ・・・と、コース取りも自由自在。バック対バックでは完全に王皓が上を行ってます。

それになんですか、両面特厚のクソ重いペンホルダーラケットで、よくもまああんなに極限まで手首を効かせたチキータが出来るものです。強烈に横回転がかかったあのチキータは、水谷隼も翻弄してましたし・・・。

両者相手を研究し尽くしているのでしょう、全中国運動会決勝のときのような長いラリー戦にはあまりならず、比較的短いラリーで勝負をつけています。

そしてこの試合に勝ったことで、ロンドン五輪のシングルス枠は王皓が獲得。あの馬龍がオリンピックの個人戦から落選・・・です。

しかし我らが水谷隼にとって、天敵・馬龍(&許シン)より2度勝ったことのある王皓、かなり競るようになっている張継科のほうが相性が良いハズ。いやが上にもロンドンへの期待が高まろうというものです!

WTTC 2011, Men's Singles Semi Final
Wang Hao (CHN) vs. Ma Long (CHN)


張継科vs王皓

世界卓球ロッテルダム大会、男子シングルス決勝の張継科vs王皓動画です。

我らが水谷隼、そして馬龍を沈めて決勝に進出した王皓。準決勝で絶好調のボル様を圧倒しさった張継科。世界の頂点を決めるにふさわしい対戦です。

この試合、張継科のバックハンドがやはり冴えてます。準決勝では馬龍がバック対バックで王皓に崩され敗れ去りましたが、張継科は互角以上に渡り合い、優位なラリー展開を作っているようです。

水谷隼を翻弄した裏面チキータも、張継科は狙い撃ったりしてますね。恐ろしい・・・。

王皓、準々決勝、準決勝のプレーぶりからかなり好調なように見えますが、この試合では早い打球タイミングで次々とコースをつかれ、得意の真っ向ラリー戦になかなか持ち込めていないのでは。

試合後に張継科がユニフォームを引き裂きますが、ボクサーのような体ですね、スゴイ・・・。

卓球界の世界最強王者を決める戦い、とくと堪能してください。

WTTC 2011, Men's Singles Final
Zhang Jike (CHN) vs. Wang Hao (CHN)


王皓のサーブ

王皓のサーブについてのコメントがあったので・・・。様々なサーブをスローモーションで御覧ください。

王皓のサービス、特に一番よく使っている巻き込みサーブは一見全く切れていないように見えるのですが、なかなかどうして、世界レベルのトップ選手でもしばしばレシーブミスをしたり、返球が甘くなって3球目強打されたりしてます。

結構不思議に思っていたのですが、なるほど、こうやって切ってフェイクモーションをかけてるんですね。

2008年世界卓球広州大会から使い始めた、通称「劉国梁サーブ」も収録されてます。低い姿勢から右足を上げて出すあのサーブは、吉田海偉やワン・ゼンイなんかが使ってます。

現世界王者の王皓、ロッテルダムでの2連覇はなるでしょうか。

Wang Hao's Service


王皓の快帯

王皓の快帯をスローモーションでリピートしている動画です。

快帯とは何ぞや・・・といいますと、一言で言えばカウンタードライブです。位置は前陣。相手のドライブを頂点や頂点前で、小さく鋭いスイングでかけ返します。中国の卓球用語ですね。

最近の馬琳なんかは、これを極めに極め主戦武器になっています。

前陣でのカウンターですから、普通のフォアドライブのように体をひねって回転運動を使う時間的余裕がない場合がほとんど。で、この動画では、体を沈みこませながら打球し、手打ちになるのを防いでます。

馬琳なんかも、ガバ~っと思いっきり沈みこみながら前陣カウンター強打することがよくありますね。ボルや水谷隼なんかも、よくしゃがみ込みながらバック強打をしますが、そんな感じです。

Wang Hao's Counter Drive


王皓vsティモ・ボル

東北地方は厳しい冷え込み、季節外れの雪まで降っているとか・・・・胸が痛みます。

フォルクスワーゲンカップ男子シングルス決勝、王皓vsティモ・ボルの動画です。

メイス・サムソノフと欧州勢を連破して決勝に進出した王皓。方やティモ・ボルも、唐鵬・水谷隼とアジア勢を連破しています。

引き合い勝負だと不利なボル様、両ハンドのカウンターを中心にゲームを組み立てているようです。第2~3ゲームのプレーなど、まさに圧巻・・・。王皓も裏面バックドライブは超絶としか言いようがない威力です。

前陣でのカウンターあり、中陣からのパワードライブあり、アンビリーバブルなプレーの連続。現世界チャンピオンと現世界ランク1位の試合にふさわしい、まさに世界最高峰のプレーです。

VW Cup 2011, Men's Singles Final
Wang Hao (CHN) vs. Timo Boll (GER)


王皓vsメイス

原発復旧作業の最中、3人の作業員の方々が重度の被曝を受けてしまったとのこと、深刻な状態にならないことをただただお祈りいたいます。

中国でフォルクスワーゲンカップが開催されています。こちらは1回戦、王皓vsメイス。

メイスは足に大怪我をして以来あまり活躍を耳にしていませんでしたので、久しぶりですね。が、ブランクの影響はやはり相当に大きいのか・・・。

メイスらしいトリッキーなプレー・独創的なショットもしばしば見られるのですが、どうも雑なプレーで失点する場面も多いように感じます。試合中に切れてしまうことはありませんでしたが、いまいち集中できていない感じで、完全復活にはほど遠いのでは・・・。

王皓のほうは余裕を持ってメイスを降し、2回戦(準決勝)に進出。

優勝の行方は・・・。

VW Cup 2011
Wang Hao (CHN) vs. Michael Maze (DEN)


王皓vs馬龍

UAEオープン2011男子シングルス決勝、王皓vs馬龍の動画です。

馬龍、前節のカタールオープンで許シンに完敗していましたが、このUAEオープンのベスト8決定戦でリベンジ。準決勝でもスーパー水谷を打ち破り(お、おのれ・・・)決勝進出。軽やかなフットワークで得意のフォアドライブを連発、完全復調した感があります。

王皓の出来も負けじと素晴らしい。特にバックハンドが超絶ですね。球種の変化、コース取りの多彩さ、威力・・・まさに火を噴くという感じです。

朱世赫を4-2で沈め、張継科を沈めた王励勤をストレートで撃破、決勝に進出しています。

どちらも好調で壮絶な打ち合いとなり、まさに雲上人のラリー戦。2人ともぶっ飛んでます(笑)。

UAE Open 2011, Men's Singles Final
Wang Hao (CHN) vs. Ma Long (CHN)



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