スウェーデンvs中国│'73サラエボ大会団体決勝

ジャパンオープンの動画はまだ続きますが、ちょっと息抜き(?)に、久しぶりの『懐かしの動画』シリーズを^^。若人よ、申し訳ない。

'73サラエボ大会男子団体決勝、スウェーデンvs中国です。前大会('71名古屋大会)では中国が日本を破り団体優勝、シングルではスウェーデンのベンクソンが優勝しています。

で、このサラエボ大会団体決勝のオーダーは・・・

1番:李景光vsシェル・ヨハンソン、2番:ステラン・ベンクソンvs梁戈亮、3番:許紹発vsインゲマル・ウィクストローム、4番:ステラン・ベンクソンvs李景光、5番:許紹発vsシェル・ヨハンソン、6番:インゲマル・ウィクストロームvs梁戈亮、7番:ステラン・ベンクソンvs許紹発、8番:李景光vsインゲマル・ウィクストローム、9番:シェル・ヨハンソンvs梁戈亮。それぞれ左側が勝者です。

映像に映っているのは、1番・7番・9番の試合ですね。

中国とスウェーデンはこの後何度となく名勝負を繰り広げることになるわけですが、そのまさに最初の場面です。

Sweden vs China (1973 WTTC final)



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コメント(5)

ドラゴン :

この大会、男子シングルス決勝で対戦した選手で、4本連続ネットインのせいで優勝を逃しながらも、笑顔で握手をした素晴らしいプレーヤーがいたというのを聞いたことがありました。

確か、ヨハンソン選手だったと思いますが、このあたりの年代のの大会だと、非常に礼儀正しい選手が多いですね。

握手もがっしりと握り、敗れても相手の勝利を笑顔でたたえる・・。人として素晴らしいと思いました。

JMS :

若者(自称)も楽しんでますよー。動いているヨハンソンやベンクソンが見られるとは嬉しいです。
当然ながら、現代のバチバチのカウンタードライブ合戦と比べるとゆったりしたラリー展開ですね。それでも先日上がっていた荻村・田中の動画とは段違いに技術が進んでいますが。
ヨーロッパのドライブ対中国の速攻の構図がこのころ既に確立していたのがよくわかります。ベンクソンの前陣ドライブ攻撃は格好いい! この大会のシングルスでは格下相手に受け身になって敗れたそうですが、卓球スタイルの先駆性では抜きんでていたのではないでしょうか。

モリタクキャプテン :

男S優勝のキオンテイ(漢字が思い出せません)選手が団体決勝には出ていなかったんですね。
シングル準優勝のヨハンソン選手はフェアプレー賞も受賞しましたよね。
この大会は、67年のストックホルムで優勝した故長谷川選手が出場した最後の世界選手権であり、69年ミュンヘンで優勝、71年名古屋で準優勝した伊藤選手は代表から漏れるという波乱の選手選考の中、女子の浜田選手がルーマニアのアレキサンドル選手と組んで優勝し、かろうじて金メダル0.5を確保し、連続金メダル記録を維持した大会でしたよね。
しかし、雑誌でしか見たことがないこの時代の選手の動画が見れるとは感激至極です。
この大会の数年後に発売された「この人のこの技術」に許選手の投げ上げサーブや、ヨハンソン選手のハンマースマッシュがでていたのも思い出しました。

緑水 :

現行システムでの世界選手権と比べて、このシステムでの世界選手権はパフォーマンスの質を保つのが大変だったろうなと、改めて関心しています。

なにせ、団体戦は5点取らないと勝てないし、団体戦と個人戦を同一大会でやるわけですし…

ところで、ドラゴンさんも仰るように、試合後の握手をきちんとするのは素晴らしいことだと思います。

きちんとした握手によって、相手への敬意と共に、自らの誇りをも示すことができると思います。当時の世界情勢をあわせて考えると、より一層、選手の品性の高さには感服させられます。

KO :

昔話大好き,オールドファンのKOです.
正確に言いますと,この試合は予選リーグの試合です.
この大会は予選リーグがABの2組あり,上位2チームずつが決勝リーグに進出,
予選リーグの勝敗はそのまま決勝リーグに持ち越す,というシステムでした.
A組1位がスウェーデン,2位が中国,B組1位が日本,2位がソ連でした.
決勝リーグの最初の試合が終わったところで,4チームとも1勝1負,
最終試合の勝敗4通りで全部優勝チームが違うという大激戦でした.

ドラゴンさんのおっしゃる選手は書かれているとおりヨハンソンです.
握手についてはみなさんと全く同感です.
この大会,ベンクソンはソ連のコモスコフに敗れています.
団体戦でエネルギー出し切ってしまったのかも知れません.
私の記憶ではベンクソンはこの大会団体戦は全勝だったと思います.
緑水さんのおっしゃるとおり,この頃の世界選手権は大変でしたね.
キオンテイは希恩庭です(希は本当は右側におおざとがつく).
この大会の日本-中国戦が伝説の大激戦で,
9番高島対李景光が3ゲーム目促進になり,
19-20で高島がバックに来た李のドライブを回り込んで倒れ込みながらスマッシュ,
難しいボールが見事に入ったが李がショートで止めて幕切れ,という試合でした.

この大会は見ていませんが,この試合に出た6人は全部生で試合を見ました.
いや,単に年食ってるだけですが・・・

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