サムソノフ

サムソノフvsガシアン-ワルドナー

10年前の試合ですが・・・世界卓球'01大阪大会、男子団体ベラルーシvsフランスから、サムソノフvsガシアンの動画です。大阪大会といえば、初めて40ミリボールが導入された世界選手権でしたね。この次の'03フランス大会から、得点も現在の11点制になります。

'93世界チャンピオンのガシアン。この頃はもう引退直前でしたが、強し。恐ろしく早い打点で連続攻撃を仕掛けています。"ドライブ速攻"と呼ばれたプレースタイルで一世を風靡しましたが、前陣で攻めて攻めて攻めまくるスタイル、実にかっこいいですな・・・。

が、サムソノフも鬼強、その超絶な速攻を見事に返しまくっています。最近は守ってばかりと言われることも多いですが、若き日のサムソ、3球目も決めまくってます。

この大会ではシングルでワルドナーも破って、ベスト8入り(動画その2)。どちらのサムソも鬼です。


サムソノフvsシバエフ

2011ヨーロッパ選手権がポーランドにて始まっています。まずは団体グループリーグの試合を。

ベラルーシは昨年団体準優勝。しかし今年は、予選リーグで沈みました。結果から申せば、ロシア・ハンガリー・ベラルーシ・イングランドのグループBを1位抜けしたのがロシア。

ベラルーシはもともと選手層が極めて薄く、サムソノフの2点取りが勝利への絶対条件なのですが、その絶対的エースが4勝2敗の不振。

シングルスでも「優勝はボルかサムソか」という時代が長らく続きましたが、昨年はベスト8と衰えも見られます。

動画はロシアvsベラルーシ戦2番、シバエフvsサムソノフ。第1・2ゲームをサムソが圧倒し楽勝かと思われましたが、恐れを知らぬ若武者・シバエフが猛烈な巻き返しをみせ、フルゲームまで持ち込みます。

最終ゲームも4-10でシバエフがマッチポイントを握られますが、何とそこから連取・連取で脅威の追い上げ・・・。

U21のホープが、シニアでも暴れそうな予感がします。

European Championships 2011
Vladimir Samsonov (BLR) vs Alexander Shibaev (RUS)


金珉鉐vsサムソノフ

ハーモニー・チャイナオープン2011男子シングルス2回戦、金珉鉐vsサムソノフの動画です。

このところ進境著しい韓国若手勢。皆フットワークが良くてラリーに強く、両ハンドでパワフルなドライブを振れるタイプ。金珉鉐も一本気で戦術の幅という点ではまだ未熟さもあるようですが、若さゆえの爆発力は驚異的です。この試合でもラリー戦の王・サムソノフに、真っ向からどつき合い勝負を挑んでいますね・・・。

金ミン鉐、ドライブの引き合いでの強さは折り紙つきですが、小技ではフォアミドルの処理なんかが何気にすごく巧い。

サムソノフもつられるように、いつもよりややアグレッシブに攻めていますが、雑なプレーでミスすることもやや多いような。何となく、らしくないといえばらしくない・・・。

試合はフルゲームまでもつれ、派手なラリー戦に中国の観客も沸いています。

Harmony China Open 2011
Kim Min Seok (KOR) vs. Vladimir Samsonov (BLR)


サムソノフvsワルドナー

懐かしの動画(?)、一応2人ともまだ現役でプレーしているのですが・・・サムソノフvsワルドナー、1995年スウェーデンオープンの試合です。

どちらもずいぶんと若いですが、この頃サムソはまだ10代、顔にあどけなさが残ってます。が、38ミリ・グルーあり時代の当時と現在、プレースタイルはそれほど変わってないですね。

サムソがスルスルと下がってラリーを引く展開が多いですが、さしものワル様も重いドライブに打ち負ける場面が目立ちます。

ワルドナー&サムソノフ、この2年後に世界選手権の決勝を争い、シドニー五輪準々決勝でも球史に残る大激戦、数々の名勝負を繰り広げることになるわけですが、その始めの頃の試合です。

Swedish Open Championship Final 1995
Vladimir Samsonov vs. Jan Ove Waldner


サムソノフvsリ・アーメット

スペインオープン準決勝、サムソノフvsリ・アーメットの動画です。

トルコのリ・アーメット・・・恐らくほとんどの方が聞いたこともない名前だと思いますが、この大会ではサプライズを起こしました。

名前と風貌からして中国から帰化した選手かと思いますが、現世界ランク90位、トルコランキング1位です。

そしてそのプレーは・・・陳杞そっくり。細身で小柄な体格なのでパワーで劣りますが、サムソノフをかなり苦しめています。

1回戦でエロワを破ると、丹羽、チェン・ユック、レグーと強豪を連破。

ううむ、凄い・・・。

サムソノフもブロックやフィッシュでの粘り強さは相変わらず。こういう力押しの選手にはやはり強い。

どちらも持ち味を発揮したナイスゲームです。

Mens Singles Semifinals Spanish Open 2011
Vladimir Samsonov (BLR) vs. Li Ahmet (TUR)


水谷隼vsサムソノフ

プロツアーグランドファイナル準決勝、水谷隼vsサムソノフの動画です。

1回戦で鄭栄植を破り、準々決勝で香港の唐鵬を沈めた、我らが水谷隼。第1シード・優勝候補筆頭のサムソノフとの対戦は・・・。

5月のフォルクスワーゲンカップ、11月のワールドカップでは水谷が勝利、年内の対戦成績は(たぶん・・・)2勝1敗と分が良くなってきていますが、さてさて。

どちらもブロック力が高い上に、ラリー戦に鬼強いタイプ。が、要所要所で水谷選手のサーブが効いてますね。パワーではややサムソ有利・・・とも見えますが、どちらもスゴイです。

Pro Tour Grand Final, Men's Singles Semi Final
Mizutani Jun (JPN) vs. Vladimir Samsonov (BLR)


馬琳vsサムソノフ

フォルクスワーゲンカップ準決勝、馬琳vsサムソノフの動画です。

世界戦ではないので両者100%全開というわけではないですが、持ち味を発揮したナイスゲームです。どちらもブロック力が高いので、若い選手のスーパーパワーラリーとはまた違ったおもしろさがありますね。

馬琳は裏面ドライブをかなり多用するようになったと感じますが、作戦なのか?王皓のようにズドーンとはいきませんが、3球目や4球目攻撃ではキュっと鋭くカーブやループの回転をかけています。これはこれで、かなりいやらしい回転になっているようです。ラリー中も裏面で弾いて打ったりと、バックの技が多彩・・・。

サムソノフはレシーブがあまり上手くいかず、馬琳の3球目攻撃の餌食になる場面が多いようですが、強打をブロックする場面など、見せてくれますね。

Volkswagen Cup Men's Sinles Semi Final
Ma Lin (CHN) vs. Vladimir Samsonov (BLR)


オフチャロフvsサムソノフ

ヨーロッパスーパーカップ準決勝・オフチャロフvsサムソノフの動画です。

両者共にいまいち覇気がないようですが、オフチャロフのプレーが光ってます。足もよく動き、両ハンドの強打がよく決まっています。

ムチャ打ちっぽい強打もしばしば・・・なオフチャロフですが、それでいて結構ムチャな強打の決定率もよかったりするのが凄いです。

安定感ではサムソノフのほうが一枚上手かもしれませんが、相手に与えるプレッシャーという点ではこちらのほうが上でしょう。

好調だったヨーロッパ選手権で負傷、ドーピング疑惑による試合出場停止・・・とこの1月ほど苦しい時期だったオフチャロフですが、元気なプレーで復活したのは何よりです。

European Supercup 2010
Dimitrij Ovtcharov (GER) vs. Vladimir Samsonov (BLR)


水谷隼vsサムソノフ

ワールドカップ2010、男子シングルス準々決勝・水谷隼vsサムソノフの動画です。

前回大会優勝、ディフェンディングチャンピオンのサムソノフ。最近でも韓国オープンで呉尚垠、朱世嚇をアウェーの地で連破し優勝するなど、まだまだ強さを発揮しています。

が、直近のハンガリーオープンで優勝するなど、好調の水谷隼も強し。サムソのお株を奪うような素晴らしいラリー戦で、見事に強豪を沈めてみせました。

どちらも守備力が高くラリー戦に強いオールラウンダー(おまけにどちらもマリオ・アミズィッチの元・門下生ですね・・・)。見ごたえのあるプレーが連続します。

この試合結果もふまえ、11月3日発表の世界ランキングでは、水谷ワンランクUPの9位、サムソ2ランクDOWNの10位。サムソノフ、実に10年ぶり・・・というか、現行のランキングシステムになって初めて一桁ランカーから陥落しました。

素晴らしい試合、堪能してください。

Table Tennis - World Cup 2010, Men's Quater Final
Jun Mizutani (JPN) vs. Vladimir Samsonov (BLR)


サムソノフvs呉尚垠

卓球ワールドカップ'10、予選リーグでのサムソノフvs呉尚垠動画です。

呉尚垠の前陣プレーが素晴らしいですね。何気にブロックもものすごく巧いです。前についてサムソノフのドライブを弾き返すプレー、第1ゲームの出来から「これは行くか?」と思いましたが・・・。

去年の大会、スーパープレーで馬龍・陳杞を連破し優勝しているサムソノフ。やはり強いです。

呉尚垠は前陣、サムソノフは中陣でのラリー戦になりますが、こういう試合展開になるとサムソ、鬼のように強し。呉尚垠を4-2でシャットアウトしました。

そして呉尚垠、シュラガー、スミルノフのグループリーグを抜け本戦に進出しますが、1回戦で水谷隼が・・・。

残ってますよ、水谷隼、ベスト4に!期待しましょう。

Table Tennis - World Cup 2010
Vladimir Samsonov (BLR) vs Oh Sang Eun (KOR)


バウムvsサムソノフ│'10ヨーロッパ選手権

ヨーロッパ選手権男子シングルス準々決勝、バウムvsサムソノフの動画です。昨日もバウムでしたが、これも見応えのある試合なので^^。

この試合を見てみると、前陣でのブロックやカウンターもメチャクチャ巧いですね、バウム。ぶっつり切ったツッツキを持ち上げさせ、そこからカウンターやブロックでラリーを組み立てるシーンが目立ちます。左右の回転を入れたり弾いたりと、引き出しも多し。

それに、第2・4・5ゲームはサムソノフにゲームポイントを握られてから逆転してます。第4ゲームなど、5-10からの逆転。この辺の勝負強さは特筆モノでしょう。

サムソノフも随所に素晴らしいプレーを見せていますし、決して悪い調子ではなかったと思いますが、最後は若いバウムの勢いに飲み込まれてしまいましたね。ナイスゲームです。

European Table Tennis Championships, Men's Singles Quater Final
Patrick Baum (GER) vs. Vladimir Samsonov (BLR)


サムソノフvsアポローニャ│'10ヨーロッパ選手権

ヨーロッパ選手権男子シングルス・ベスト8決定戦、サムソノフvsアポローニャの動画です。

優勝候補のベテランvs伸び盛りの若手、注目の対決でしたが・・・4-0のストレートでサムソノフの勝利。

どのゲームも点数こそ競うのですが、やはりラリー戦の強さでサムソノフが一歩上を行っている感じです。

サーブ・レシーブでなかなか先手を取らせてもらえず、受身に回りがちなアポローニャ。時折ファインプレーも見せますが、やはりまだ、いかんともしがたい地力の差があるようですね。

とはいえ、ランク入りでも立派な成績。まだまだ伸びる選手だと思いますので、アポローニャにはぜひとも頑張ってほしいところです。

Europenan Table Tennis Championships 2010,
Vladimir Samsonov (BLR) vs. Tiago Apolonia (POR)


サムソノフvs呉尚垠

この間松健選手が予選落ちしてしまった、韓国オープン男子シングルス準決勝、サムソノフvs呉尚垠の動画です。

呉尚垠のバックハンドは独特ですね。前腕と手首を鋭く使って弾くので、直線的な軌道のスマッシュのようなボールがビシバシ入ってます。

何気にブロックも巧く、抜けた!と思ったドライブをひょいと返していたりします。このへんはサムソノフのお株を奪うようなプレーです。

とまあ鬼強い呉尚垠ですが、この試合ではサムソノフがさらに強し。2ゲームを連取したところで1ゲーム返されますが、勝負どころの第4ゲームで打ち勝つと、最後は一気にフィニッシュ。

決勝ではサムソノフが、ボルを沈めた朱世爀を打ち抜き優勝。アウェーでホームのトップ2選手を連破・・・やはり強いです。

ITTF Pro Tour, Korean Open 2010
Vladimir Samsonov (BEL) vs Oh Sang Eun (KOR)


侯英超vsサムソノフ

侯英超・・・最近目立たなくなってきましたが、'07世界卓球ザグレブ大会でベスト16に入っている中国のカットマンです。

今はフランスのプロリーグでも活躍しているようですが、このころ(2006年)は強かったですねぇ。

激しく曲がるカーブロングで有名でしたが、もともと攻撃力が半端でない上に、カットの守備も変化が大きく、サムソノフも空振りに近いぐらいのミスをすることがあったりと・・・。

バック面には表ソフトを貼っていますが、ブッツリと切り下ろすカットと、斜め上にすくい上げるような横回転のカット、こういう変化のつけ方は独特ですね。

それにしても・・・2人ともデカイです(笑)。台がえらく小さく見えてしまいます^^。

2006 Super League
Hou Yingchao vs. Vladimir Samsonov


水谷隼vsサムソノフ

フォルクスワーゲンカップ'10男子シングルス1回戦、水谷隼vsサムソノフ戦の動画です。

この試合の約2週間後後に行われたアジア-ヨーロッパ対抗戦では、サムソノフが勝利していますが・・・VWカップでは、世界ランク8位(当時)をフルゲームで撃破!ラリー戦の王、サムソノフに打ち勝ったのはお見事です。

それにしても、長身のサムソノフと試合をしていると、水谷選手がえらく小さく見えてしまいますね(笑)。大人と子供が試合をしているような・・・。その体格の不利をものともせず、堂々とラリー戦で勝利したのは、さすがです。

世界ランク一桁も、もう目前ですね。

Volkswagen 2010 Cup,
Jun Mizutani (JPN) vs. Vladimir Samsonov (BEL)


サムソノフvs水谷隼

先日行われた、アジア-ヨーロッパ対抗戦の2010年度大会。その中のサムソノフvs水谷隼戦の動画です。

フォルクスワーゲンカップではサムソノフを沈めてみせた水谷選手。が、サムソノフも意地を見せ、フルゲームの熱戦の末にリベンジを果たしました・・・。

思ったほど先手が取れず、守勢に回ってしまう場面が多い水谷選手。そうなるとラリー戦に強いサムソノフ選手に、やや優位な試合展開に・・・。

とはいえ、20歳で世界のトップとここまで互角に渡り合っているのですから、これからの活躍に益々期待がもてますね。世界ランク1ケタまで、本当にあと一歩まで迫っている水谷選手。モスクワでも暴れてほしいですね。

2010 Euro-Asia
Vladimir Samsonov (BEL) vs. Jun Mizutani (JPN)


サムソノフvs陳衛星

卓球ヨーロッパトップ12準決勝、サムソノフvs陳衛星戦の動画です。結構珍しい、サムソノフのカット打ち動画で。

陳衛星もフォア・バックの積極的な攻撃で善戦しますが、やはりサムソノフを崩すことはできず、4-0のストレートで敗戦。ベラルーシにはシェチニン(王国やJTTAではチチェチニンと表記)という強いカットマンがいますが、そのせいかサムソノフもカット打ちが巧いですね。

去年のワールドカップで久しぶりに爆発したサムソノフ。そのときは馬龍、陳杞の中国選手を2連破しての優勝でしたが・・・ホームと言ってもいいモスクワでは、どんな戦いを見せてくれるでしょうか。

Europe Top 12, Semi Final
Vladimir Samsonov (BLR) vs Chen Weixing (AUT)


金澤洙vsサムソノフ

懐かしの健勝苑卓球スーパーサーキット、金澤洙vsサムソノフ戦の動画です。吉田選手のリクエストがありましたが、いいのがないので、かつてその吉田選手がビデオを見まくって研究したという金澤洙の動画を。

フットワークを生かした連続フォアドライブも凄いですが、圧巻はバックハンド。日本式ペンドラ選手で、こんなにバック技術が巧い人はいないでしょう。バックスマッシュ・ドライブも打てるし、ブロックも恐ろしく堅い。なによりフォアとバックの切り替えしの速さ・スムーズさは、ため息物です。

サムソノフも得意のカウンターブロックを何度も決め魅せてくれますが、わずかに及ばず。とはいえ、両者の持ち味がよく出ている試合ですね。

2002 Table Tennis Super Sircuit
Vladimir Samsonov (BEL) vs. Kim Taek Soo (KOR)


サムソノフvs陳杞│'09ワールドカップ

卓球ワールドカップ'09、シングルス決勝・サムソノフvs陳杞戦の動画です。

準決勝で馬龍を沈め、決勝に進出したサムソノフ。陳杞も剛打で鳴らすパワープレイヤーですが、馬龍戦を乗り切ったサムソノフには、最早それほど怖い相手ではなかったか。何やら余裕を持った戦いぶりで世界9位を沈めてしまいました・・・。

ブロック・カウンターが冴えてます。バックドライブも走ってます。後半になると、ノータッチで抜かれる場面がほとんどない・・・。中国選手は直前の全中国運動会の疲労が当然残っていたでしょうが、それを差し引いても2タテは凄い。久々に復活した「強いサムソノフ」、ご覧ください。

Table Tennis - World Cup 2009 Final
Vladimir Samsonov (BLR) vs Chen Qi (CHN)


サムソノフvs王増翠(ワン・ゼンイ)

卓球ETTU Cupの動画です。試合はボゴリアは、ペン表速攻の王増翠(ワン・ゼンイ)、カジャグラナダはヨーロッパを代表する選手ともいえるサムソノフ。

ワン・ゼンイの表速攻は実に見事ですね。サムソノフのドライブを狙い打つところなんか、惚れ惚れです。ミスもそれなりに多いですが、ハイリスク・ハイリターンの攻撃が魅力的です。

が、さすがはサムソノフ。前半は手こずった王増翠(ワン・ゼンイ)の攻撃も、後半には慣れてしっかりと対応しています。王、2度目の対サムソ勝利はならず・・・。」

Europe Champions League '08,
Wang Zeng-Yi (Bogoria) vs V. Samsonov (CajaGranada)



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