卓球の歴史 from 1930年代

今日は若い人は完スルーで(笑)。懐かしの卓球動画シリーズ、1930年代から1995年世界卓球天津大会まで、およそ60年間の卓球の歴史を概観しています。元動画のタイトルは"evolution of table tennis (卓球の進化)"。

その1と2は、ビクトル・バルナ、リチャード・バーグマン、フェレンツ・シドらが活躍した1930~50年代にかけて。

日本選手は動画その3、3;05に佐藤博治さんが登場し、その4まで1950~60年代の荻村・田中時代が続きます。

その4の最後で容国団・荘則棟と中国卓球のパイオニアが現れ、その5では1960年代後半~70年代のヨハンソンや長谷川・伊藤時代から、ワル様時代を経て一気に95年天津大会の孔令輝まで俯瞰します。

他にもジョニー・リーチやロゼアヌ等、もう「懐かし・・・」ではなく完全にマニアの領域、楽しんで頂ける方はまあごく一部でしょうが、こういう動画を発掘するとマニアの管理人は血が騒いでしまうもので^^。

evolution of table tennis

その1:1930~50年代


その2:1940年代


その3:1950年代


その4:1960年代


その5:1970~1995年


コメント(14)

hondy :

僕は大学生ですが、卓球部の奴らにこの頃の話をしてみても、ポカーンとするだけなんですよね。

まあ当たり前っちゃ当たり前ですけど、荻村さんやバルナとかバーグマン、シドくらいは
知っていてほしいですね。

(因みに60歳くらいから上の人たちの間では一般人でも荻村さんの名前を知ってるんですよね。)

ところでその4の5:22からの荻村さんからのツッツキは振りが凄くきれいですね、憧れます。

JMS :

69年大会男子単決勝はメガネによる世界一決定戦だったのか・・・

>管理人様
最新の動画は見ようと思えば割と簡単に探せるので、たまにはこういうのも良いと思います。とくに40年代以前は初めて動画で見る選手が多かったです。
「荻村たちが倒した相手」のプレーが見られて楽しかった!

S.K :

以前荻村さんの伝記に、バーグマンやシドのプレーの話が出てきたことがあり、存在は知っていたのですが、映像は見たことが無く、想像だけ頭にあり、「いったい、どんな人なんだろう」と思っていました。しかし今回映像を見ることができ、「二人ともこんなに大きな人だったんだー!」とか「荻村さんってこんなプレーをしてたんだなぁ」などと楽しんで見る事ができました!
またこのような動画をあげてくださいね!

CN型JP式ペン :

田中利明さんの全力スマッシュのフォームは今でも通用するぐらいきれいで時代を先取りしていると思います。威力もすごいです。日本人の世界チャンピオンの皆様はみなプレーがとても丁寧ですね。

許ッシン :

管理人様
<KOさん、YS21さんコメントお願いします>

この許ッシンにもお願いして下さいよ。笑々
最近の卓球本では歴史についてよく書いてある本が少なくなりました。TSPから出たスエーデン人の本なんか歴史から入ってきたんじゃないかな?バルナ、バーグマン、荻村さんのダブルスのパートナーは青嵐クラブのオーナー?加藤さんですね?(旧姓渡辺さん)荻村さんがチッチャい声で「切れてる、切れてない」と言いながらプレーをして窘められた、ペアではないですかね。卓球を始めた頃「卓球世界のプレー」で読んで興奮したのが甦ってきます。「世界一速いロングサーブ」「原爆スマッシュ?」バルナ、バーニャ、スレイバー三銃士「ヨニエル、ステパンチチ、シュルベク」写真でしか見られなかった選手をこんな綺麗な動画で見られるとは感激してます。生徒たちのモノマネして見せるんですけどイマイチ受けが悪いんですよね!

KO :

KOです.お待たせしました(^^).
管理人さん,アップありがとうございます.
> マニアの管理人は血が騒いでしまうもので^^。
私は血が沸騰しちゃいます(^^).

今回の動画は結構記憶があるものがあります.
多分, legends of table tennis で見たのでしょう.
hondy さん,将来マニアになるかも・・・
> 因みに60歳くらいから上の人たちの間では一般人でも荻村さんの名前を知ってるんですよね。
というと1951年くらい以後生まれの人ですね.
う~ん,もうちょっと上ですかね.
荻村田中時代が1954~1957ですから.
あ,小生は62歳です.

JMS さん:
> メガネによる世界一決定戦
たしかにそうですね.
小生のメル友の伊藤条太さんが前に卓球王国で
メガネの世界チャンピオをリストアップしていました.

S.K. さん:
私がはじめて全日本見に行ったのは1965年ですが,
これが多分荻村最後の全日本だったのではないかと思います.
残念ながら試合は見ていません.
長谷川信彦初優勝の大会です.

許ッシンさん :
スレイバー三銃士はハンガリーのヨニエル,クランパ,ゲルゲリーです.
ステパンチチとシュルベクはユーゴです.
シュルベクは今自国の卓球協会会長ですが,ステパンチチは早く亡くなりました.
この5人のうちクランパを除く4人は生で見ました.

あと,1969年のプロ卓球興行でバーグマンや藤井則和を見たはずなのですが,
どうも記憶がありません.

オールドマニアの自慢話で失礼しました.

許ッシン :

KOさん
失礼しました。そうですね。卓球を始めたのが75年カルカッタ以降だったので、当時1位ヨニエル、2位ステパンチチ~とレポートで宣伝広告に使っていたのと勘違いしてしまいました。三銃士はピョンヤン以降ですかね?生で見たことがあるんですか。羨ましいです。私より少し上の方だと名古屋を見たという人は結構いますけど。

ケンゴ :

こういう動画はありがたいですね!


私は今シェーク両面一枚で、バーグマンを目指しているので(笑)

左中ペン表 :

いや、凄い動画ですね(感嘆!

一枚が当たり前の欧州強豪たち、極厚のスポンジや裏ソフトで乗り込んだ日本勢にさぞ驚いたでしょうけれども、互角以上に戦っているバーグマン選手やシド選手には今考えますと驚嘆するばかりです。

卓球はどんどん進歩というか、変わってきたのですね。一世を風靡した中国式ペン表速攻も過去のものになってしまうかと思うと寂しさもありますが・・・

ケンゴさん>
どうか頑張って、バーグマン式一枚の伝統を継いでください!

管理人 Author Profile Page:

みなさんコメントありがとうございます。KOさんは相変わらずの博識ぶりですが、思ったより若い人にもマニアは多いようで(笑)、嬉しいかぎりです。

ケンゴさん、今の時代に両面1枚ラバーとは^^。こちらの動画もぜひご参考に。

http://takkyuudouga.com/005/004-1/post-124.php

ドラゴン  :

す・・素晴らしい・・。
これは某社のDVDの、「レジェンドオブテーブルテニス」ですかね?

バーグマンやシド、フリスベルグ、佐藤、シェラー、写真でもほとんど見たことのない選手たちの動きを拝めることができようとは・・・。


「ジェット・ドライブ」の異名の長谷川信彦、偉大なるピンポンさん、荻村伊知朗、世界選手権6連覇の女王ロゼアヌ、想像を遥かに上回るスーパープレーの連続ですね。

とくに、日本選手のドライブのスピードとパワー、中国選手の巧みな両ハンド速攻、ヨーロッパのカット主戦の選手の反応速度、本当に人間離れしていると思います。

いつの時代でも、世界の檜舞台に上がるのを許されるのはこのような超人たちなんですね…。

KO :

許ッシンさん
> 三銃士はピョンヤン以降ですかね
彼らの世界選手権出場はヨニエル1967~83,クランパ1969~89(除83),ゲルゲリー1973~83です.
三銃士といわれたのはピョンヤン以降でしょうかね.
私,名古屋を見なかったのは一生後悔ものです.
見に行けば,荘則棟,張燮林,クランパ,アルセア,など見られたのに.
ロゼアヌは本当に「美しく舞う」という感じですね.

影虎 :

卓球の道具の進化にともない、そのスタイルが変化していることがこの動画で良く理解できます。荻村先生の時代から近代卓球に入ったようです!スレイバーの登場から現代の卓球のドライブ重視のスタイルが出来上がったものと推測しました。そこにストップをかけたのが表ソフトの前陣速攻のスタイルですね!その後、ボールが40mmになってから、さらに用具の進化があり、今の(現在の)卓球時代にななったものと思いました。この動画で卓球の歴史が観えた内容でしたね!・・・が、河野監督と小野部長と郭躍華の映像がないことが残念です?

hondy :

この動画の50年代頃、つまり荻村さんの時代はスポンジラバーは10mm位あり、
それのおかげで素晴らしいスピードが出せたらしいですね。

しかし当時それを使っていた日本勢が世界の中で圧倒的に強すぎたため、
卓球連盟がスポンジの厚さを薄くするようルールを変えた、ということを
以前何かの番組で見たことがあります。(ワールドビジネスサテライトだったかな?)

ということはこれを今に置き換えて中国製の粘着ラバーを禁止にしたら中国が弱くなり、70年代のような群雄割拠の時代になっていいんじゃないでしょうか?(笑)

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