張継科

張継科vsガオ・ニン

プロツアーグランドファイナル2011男子シングルスのもう一つ準決勝、張継科vsガオ・ニンです。

シンガポールのガオ・ニン、なかなかに好調のようで、初戦で馬琳を沈め、準々決勝では柳承敏をも4-0。ペンのトップ選手2人がたて続けに敗れたのはペンユーザーとして悔しいところですが、^^ホントに「地味にメチャ強い」選手ですね。

張継科は要所で声も出て、100%とは行かぬまでも結構本気度は高めのようです。中陣からドライブを引き合ってみたり、ガオ・ニンのプレーに「お付き合い」しているような感じもしますが、やはり何をさせても鬼強し。

結局のところガオ・ニンはまあ順当に負けてしまうわけですが、それでもかなり競った試合になっています。

大きなラリーの中でも単調なクロスだけでなく、フォアストレート・バックストレートにフォアドライブを送れる所が強さの秘訣かと思います。バックのブロックも何気にいいコースに決まってますし、張継科の前では霞んでしまいますが、やはり非常~に強いです。

Pro Tuor Grand Final 2011, Men's Singles Semi Final
Zhang Jike (CHN) vs. Gao Ning (SIN)


張継科vs王励勤

プロツアーグランドファイナル男子シングルス準々決勝、張継科vs王励勤の動画です。

王励勤、かつて世界選手権で優勝した時のような圧倒的なラリーでの強さは影を潜めていますが、一つ一つの技の完成度が素晴らしい。台上フリック、横殴りのフォアドライブetc、さすが世界を3度制した名選手です。

張継科のほうは決勝の馬龍戦よりプレーにメチャクチャ切れがあります(笑)。世界選手権でもないし(たぶん・・・)相手が大先輩ということもあり闘志を前面に出してはいませんが、本気度・集中度はかなり高そう。

前半の3ゲームを張継科が完璧なプレーで圧倒しますが、これで「楽勝」と気が緩んだか、微妙に集中力が落ちたところで王励勤の猛烈な巻き返しを喰らいます。ここから試合は俄然白熱、好プレーが連続します。

新旧世界王者の対決、堪能してください。

Pro Tour Grand Final, Men's Singles Semi Final
Zgang Jike (CHN) vs. Wang Liqin (CHN)


馬龍vs張継科

プロツアーグランドファイナル2011、男子シングルス決勝の馬龍vs張継科です。

第1シードの馬龍、初戦で呉尚垠を4タテ、水谷を沈めた荘智淵もストレート、準決勝では王皓を4-2で沈めています。

第2シードの張継科。初戦で岸川聖也を下すと、次戦で王励勤を4-1、準決勝でシンガポールのガオ・ニンに4-1です。

馬龍は8月末のハーモニー・チャイナオープン以来、オーストリアオープン、スウェーデンオープン、加えてアジアカップに全中国選手権と、わずか2ヶ月ほどの間に5つの大会で優勝。無敵の好調ぶりを発揮しています。

方や張継科。今年は世界タイトルをとりワールドカップまでも制しましたが、どちらも馬龍と当たらずに獲ったタイトル。張継科にとって、世界で唯一"分が悪い"相手、馬龍。今年を締めくくるこの試合、「世界最強」を証明するために是が非でもライバルを沈めたいハズ・・・だと思うのですが、全くノッてないですね(笑)。

集中を欠いたプレーでミスを連発し、あっという間に土俵際まで追い込まれます。どうしちゃったの・・・。

が、追い込まれてやっと目が覚めたか張継科、第5ゲームからやっと本領を発揮しはじめ、激しい試合となります。試合の見所はここからですね。

2011年の最後を締めくくる国際大会。優勝は・・・。

2011 Grand Finals Men's Singles Final
Ma Long (CHN) vs. Zhang Jike (CHN)


張継科vs岸川聖也

プロツアーグランドファイナル1回戦、張継科vs岸川聖也の動画です。

今年は世界チャンピオンとなり、ワールドカップも制するなど、無敵の強さを発揮した張継科。岸川選手、初戦でいきなりこんな化物と当たってしまい、なんたる不運・・・と思いきや、肉薄してます!

普段は台上バックドライブで、レシーブからガツガツ攻めてくる張継科。それを封じるためでしょう、フォア前のサーブを中心に時折まぜるバックへのロングサーブが効いているようです。

互いが中陣に下がって引き合い・・・という場面になると、岸川選手の安定感が際立っています。これはスゴイ。

第1ゲームをデュースで奪われるも、素晴らしいプレーで第2ゲームを奪い返します。次の2ゲームを競りながらもを張継科に取られますが、ここで崩れたのが勝ちを意識した張継科・・・。

岸川のストレートへのバックハンドが鋭いですね。これで何度も張継科のフォアを抜いています。

いやいや、ナイスゲームです。

2011 Grand Finals Men's Singles-R16
Zhang Jike (CHN) vs. Kishikawa Seiya (JPN)


張継科vs王皓

男子ワールドカップ2011決勝、張継科vs王皓の動画です。

準決勝で朱世赫をストレートで降してしまった張継科。あんなに超絶プレーでボル様を破った朱世赫を、よりによって4タテですか・・・。

同じく準決勝で、水谷隼をあっさり沈めてしまった王皓。強ぇ・・・。

かくして決勝は去年のワールドカップ&今年の世界選手権決勝の再現、化物同士の試合となったのですが・・・。

前半は全くエンジンのかからない張継科が、あっさりと2ゲームを落とします。逆に王皓は気合入ってますね。張継科はスロースターター、先行逃げ切りを狙ってます、たぶん^^。

第3ゲームを接戦で王皓が落とすと(9-9でレシーブミスしなければ、王皓・・・)、第4ゲームから張継科が豹変して全開。攻守ところを変え、張継科が前陣で攻めまくります。それにしても、張継科のドライブの伸びること伸びること・・・。朱世赫戦でも際立ってましたが、驚異的なドライブです。

非常にコンパクトで激速のスイングですが、弾き「気味」に打つか、こすり「気味」に打つかで回転量を微妙に変えているのでは?王皓がかなりミスを連発してます。

第6ゲームはもう、心身ともにあっちの世界へ飛んでいってしまったような(笑)張継科。こういうのを正真正銘の「手がつけられない状態」って言うんでしょうねorz。

この人を止められるのは、もはや馬龍のみ?それにしてもやはり、中国が頭2つぐらい突き抜けていた今年のワールドカップでした。

Table Tennis - World Cup 2011, Men's Singles Final Zhang Jike (CHN) vs. Wang Hao (CHN)


馬龍vs張継科

オーストリアオープン2011男子シングルス決勝、馬龍vs張継科の動画です。

前節のハーモニー・チャイナオープンに続き、馬龍vs張継科の対戦となった決勝戦。

馬龍はコルベル、バウム、スミルノフ、許シンと破って決勝進出。張継科は陳建安、シュテガー、水谷隼(お、おのれ、またもや・・・)、馬琳を沈めてきています。

水谷選手がど~しても勝てない(他人のラケットで試合した2勝は除いてですが・・・)張&馬ですが・・・。

馬龍は張継科相手に、特に前半、バック対バックで押し込んでいる場面がしばしば。フラット気味に打球しているので、張がリターンをネットに掛けることも多いですね。あの打ち方は、前陣で嵩に懸かって攻めこむにはいいのかも・・・。

逆に張継科は、回り込もうとする馬の動きを察知しフォアを抜くのが巧い・・・のかな。

今回はフルゲームでの決着となるのですが、最後の最後までド本気で打ち合い、互いに何度もマッチポイントを取っては凌ぎ、延々と続くデュース・・。相変わらず肉体的にも精神的にも超人です、このお二方。

Austrian Open 2011, Men's Singles Final
Ma Long (CHN) vs. Zhang Jike (CHN)


張継科vs水谷隼

オーストリアオープン2011男子シングルス準々決勝、張継科vs水谷隼の動画です。

我らが水谷隼、1回戦でイングランド期待の星・ドリンコール、2回戦で豪打のクレアンガ、3回戦でいつも如く(?)オフチャロフを沈め、張継科とのベスト4決定戦。

準々か準決ぐらいで中国選手に敗れる、というパターンはもはやお約束のようでもありますが、そこまで安定して「中国選手以外にはほぼ負けない」というもの、世界ではボルと水谷ぐらい・・・。

が、時として中国選手を打ち破るボル様と、まだ壁を超えられない水谷選手、そしてその上に君臨する馬龍・張継科・許シンら・・・。届きそうで届かない壁ですね。

しかし、この試合は。打ち勝ってるラリーも結構あるし、変化フィッシュもなかなかに効いています。おぉぉ、これはひょっとして・・・。

Austrian Open Men's Singles Quater Final
Zhang Jike (CHN) vs. Jun Mizutani (JPN)


張継科vs呉尚垠

ハーモニー・チャイナオープン2011男子シングルス準々決勝、張継科vs呉尚垠の動画です。

昨日の動画の金珉鉐を次のラウンドで沈めたのが、韓国の先輩・呉尚垠。若手の挑戦を4-2で退け、張継科と対戦しています。

呉尚垠、相変わらずバックブロックの冴えが素晴らしい!見ていて惚れ惚れしてしまいます。弾いて伸ばすバックハンドも速い!です。

が、中国にはそのプレーを研究され尽くしているのでしょう、そのバック側を徹底して攻められ、ほとんど勝機を見いだせず無念のストレート敗退・・・。

韓国首脳陣は呉尚垠、朱世赫、柳承敏、李廷佑のベテランではもう中国に勝てないと腹を決め、若手への世代交代を図っているそうです。が、彼らの1つ下の世代(尹在栄、金延勲ら)はくすぶり、2つ下の世代が台頭してきていますがまだ若さ故の未熟さもあり・・・

省エネ型のプレースタイルで選手寿命も長そうではありますし、まだしばらくは韓国を牽引する存在でありそうです、呉尚垠。

Harmony China Open 2011
Zhang Jike (CHN) vs. Oh Sang Eun (KOR)


馬龍vs張継科

ハーモニー・チャイナオープン2011男子シングルス決勝、馬龍vs張継科の動画です。

準決勝で閻安を圧倒した張継科。超級プレーオフでの怪我は完治したようです。

方や馬龍。松健・吉田海偉・朱世赫・水谷隼・・・と日韓トップ選手をそのパワードライブで吹き飛ばし(く、くやしい・・・)決勝まで進んできました。

今シーズンの超級リーグでは、両者の対戦成績は1勝1敗・・・。

張継科、普段はレシーブから台上ドライブで攻め込み、そのまま速攻で攻めきってしまうパターンが多いですが、大きなラリー戦に鬼強い馬龍、そこは待ち受けている模様。張継科はストップレシーブを多く使い、馬龍は長めのサーブを多く出し・・・神経戦ですね。馬龍はフォア・バック共にフラット系のスピードボールを打つことが多くなったような。

派手なラリーは少なめですが、そこは両者とも世界最高峰の技術とパワーを持つ選手。やはりスゴイ、素晴らしいです。

Harmony China Open 2011 Final
Ma Long (CHN) vs. Zhang Jike (CHN)


張継科vs閻安

ハーモニー・チャイナオープン2011男子シングルス準決勝、張継科vs閻安の動画です。

'09世界ジュニア2位の閻安、出てきましたね。このチャイナOP、1回戦で韓国売り出し中の若手・李尚洙、2回戦で香港の唐鵬を沈めたのはある意味順当ですが、3回戦で王皓、準々決勝で許シンまでも沈めています。

昨シーズンの超級で馬龍に2勝、今シーズンも1勝1敗。王励勤、馬琳、陳杞、許シンetc、国家1軍の中心選手を次々と喰っています。

特に許シンには分がよく、超級プレーオフ第1戦・第2戦の2連勝を含む今期3連勝。第3戦では覇州の劉志強監督が、許シンと閻安の直接対戦を避けるオーダーを組んだほどです'。

が、張継科のプレー、キレキレです。何とか1ゲームを奪うも、張継科が負ける気配は殆どナシ...。

決勝は、またもや水谷隼を吹き飛ばした(おのれ...)馬龍と。張継科が唯一と言っていいほど苦手とする選手ですから、どうなるか。中国選手があまり本気出さないプロツアー戦ではありますが、地元開催ということもありますから・・・ガチガチの打ち合いを期待しましょう。

011 Harmony China Open Men's Sigles Semi Final
ZHANG Jike (CHN) vs. YAN An (CHN)


馬文革vs王励勤

昨日に続き、少々懐かしのチャンピオンズリーグ。同じチーム戦で、馬文革vs王励勤です。

馬文革・・・懐かしいですね。この当時の中国の団体主力選手は既に孔令輝や劉国梁らに移り、馬文革はやや「過去の人」となってはいましたが、強い。

実力は十分にありながらも、まだまだ勝負弱かった頃の若手・王励勤と、世界戦での幾多の修羅場をくぐり抜けてきたベテラン・馬文革。アラフォー世代以上のオールドファンには(笑)、非常に興味深い対戦です。

ラリーになると、馬文革が押し込まれることが多く、パワーやテクニカルな部分では王励勤が上を行っているように見受けられます。

が、そこは古豪が勝負強さを遺憾なく発揮。特に最後の3ポイントは目の覚めるような見事さです。

馬文革、そう言えば2007年に(当時39歳?!)馬龍とゲームオールの激戦を演じ、ほんの数年前までブンデスリーガでも元気に勝ち星を挙げていましたから、この人も怪物ですね。

Champions League
Ma Wenge vs.Wang Liqing


張継科vs朱世赫

ちょっとプレイバックしますが、世界選手権ロッテルダム大会男子シングルス・ベスト8決定戦の張継科vs朱世赫です。ネタ切れで困っていたところに、「どうしても・・・」とリクエストがあったので、これ幸い^^。画質が悪いですが、フル動画です。

中国勢に最も分が良いのが、ボル&朱世赫。ベスト8入りをかけ、張継科にとっては何が何でも勝たねばならない試合、緊張はいかばかりでしょう。

実際、中国主力選手の中で最も朱世赫に分が悪かった張継科。もしかしたら、またまた朱が行くのでは、と思いましたが・・・。

超級リーグで同じチームに所属しプレーしていた2人。後のインタビューで曰く、おかげで朱世赫のクセをつかみ、対策を立てることが出来たとか・・・。

馬龍や王励勤・許シンらのように超絶パワードライブで圧倒するわけではありませんが、ほとんどストップを使うことなく巧みなドライブでプレッシャーをかけてます。

粘る朱と攻める張。ナイスゲームです。


張継科vsティモ・ボル

昨日に続き超級リーグ第13節・山東vs浙商銀行から、張継科vsティモ・ボルです。

中国最大のライバルであるボルが、世界チャンピオンの張継科と対戦。劉国梁も奥さん連れで偵察(?)に来てますね(偵察かな?)。

観客席からの、斜め後方よりのアングルなので、打球時の体の使い方や台との距離などわかりやすいです。

どちらもカウンターを取っていくタイプなので長いラリーやドライブの引き合いはほとんどありませんが、それでも見応えのある試合です。

世界チャンピオンも取り、今シーズンは超級でも絶好調の張継科。第1ステージでは(たぶん・・・)22勝2敗、馬龍と馬琳に1敗ずつ敗れたのみと、圧倒的な成績。上位4チームで争うプレーオフでは、解放軍の王皓、浙商銀行の馬琳、覇州海潤冠軍園の許シンとのエース対決が予想されます。楽しみですね。

2011 China Super League :: ZHANG Jike - BOLL Timo


馬琳vs張継科

超級リーグ浙商銀行vs山東から、馬琳vs張継科の動画です。

世界卓球ロッテルダムは不本意な成績で終わったものの、その後好調ぶりを発揮している馬琳。中国OPでは王皓・馬龍・朱世赫、シェークVSペンホルダーではティモ・ボル、超級では水谷隼・・・と、次々と世界ランク1桁クラスの強豪を沈めています。

この第6節では、ついに世界チャンピオン張継科と対戦。ここ1年ほどは非常に分が悪い相手だけに、これは注目の対決です。

で、馬琳。腰の具合が好転しているのか、軽快な動きを見せています。台上からの先手争いでは、張継科の上を行っていますね。ラリーでも非常に安定感があり、隙が見当たりません。

張継科も今シーズンの超級では、これまで馬龍に1敗したのみで、連勝街道を驀進中です。

馬琳、張継科に土をつけることが出来るか・・・。

Chinese Superleague 2011: Ma Lin vs. Zhang Jike


張継科vs許シン

超級リーグ第3節、山東魯能・中電装備vs覇州海潤冠軍園で、張継科vs許シンです。

第1節・第2節と、共にシングル2点起用され全勝している張&許。注目のエース対決です。

先手の取り合いでは張継科が有利、大きなラリー戦になれば許シンが有利、という展開のよう。あの張継科の台上バックドライブを両ハンドで狙い打ったりなど、許シンのプレーはスゲーの一言。

が、張継科。変化の激しいサーブ、完璧なストップに台上ドライブを交え、許シンになかなか優位な展開を作らせません。さすが世界チャンピオン。

結果は3-1。しかし4ゲーム中3ゲームが11-9と、どのゲームも最後まで競うスリリングな試合です。

張継科の所属する山東は、朱世赫、09世界ジュニア選手4冠の方博、混合複世界チャンピオンの張超・・・という陣容。許シン所属の覇州は、国家1軍の重点強化選手は許シン一人と戦力的に劣るも、李平/崔慶磊のダブルスが気を吐いています。

中国代表のエースの座を争う2人。この試合も見応えがあります。

China Super League 2011
Zhang Jike vs Xu Xin


張継科vs王励勤

世界卓球ロッテルダム大会準々決勝、張継科vs王励勤の動画です。

馬琳は馬龍と、王励勤は張継科と対戦した、準々決勝。一時代を築いた宿命のライバルが、共に若手の新鋭に喰われる現場です。

バック対バックで押し込まれるシーンが目立つ王励勤。かといってフォアへ回しても鋭い前陣カウンターを喰らい、かなり苦しい試合展開です。

往年のハエをたたき落とすような、猛烈なフォアドライブもかなり影を潜め。全盛期なら押し込まれても、中陣からあのハエたたきドライブ(?)で一気に盛り返せたものですが、やはり衰えは隠せない・・・ですかね。

とはいえ、張継科のフォアも見事です。フォアでもバックでも同等に打点の速い鋭いドライブを打てるので、ラリー戦になってもそうそう打ち負けません。抜けた・・・と思った王励勤のドライブも、あっさりと打ち返していたり・・・。

さすが、世界チャンピオン!のプレーです。

WTTC 2011, Men's Singles Quater Final
Zhang Jike (CHN) vs. Wang Liqin (CHN)


張継科vsティモ・ボル

世界卓球ロッテルダム大会もうひとつの準決勝、張継科vsティモ・ボルの動画です。

準々決勝で絶好調プレーを披露、陳杞を沈めたティモ・ボル。

張継科も王励勤を準々決勝で降し、調子の良さを見せています。

第1ゲーム前半、ボルがスタートダッシュに成功、一気に点差をひらいてこのゲームを取りますが・・・。すでにこのゲーム後半から、ジワジワと張継科ペース。徹底したフォアミドル攻めで第2ゲームと続く第3ゲームを張継科が奪うと、第4ゲーム以降はまさに、"神降臨"状態・・・。鬼の前陣両ハンド速攻でボル様を叩きのめしました。いや~、凄過ぎ。

兎に角打点が早く、コンパクトながら超速スイングで強烈に回転をかけた両ハンドのドライブ。同世代の中陣フルスイングタイプ・馬龍や許シンとは、あきらかに異なったタイプのボールです。

最後の方は、やはり頭に血が上ってしまっているようですが(笑)、張継科の超絶前陣ドライブ速攻、堪能してください。

WTTC 2011, Men's Singles Semi Final
Zhang Jike (CHN) vs. Timo Boll (GER)


張継科vs王皓

世界卓球ロッテルダム大会、男子シングルス決勝の張継科vs王皓動画です。

我らが水谷隼、そして馬龍を沈めて決勝に進出した王皓。準決勝で絶好調のボル様を圧倒しさった張継科。世界の頂点を決めるにふさわしい対戦です。

この試合、張継科のバックハンドがやはり冴えてます。準決勝では馬龍がバック対バックで王皓に崩され敗れ去りましたが、張継科は互角以上に渡り合い、優位なラリー展開を作っているようです。

水谷隼を翻弄した裏面チキータも、張継科は狙い撃ったりしてますね。恐ろしい・・・。

王皓、準々決勝、準決勝のプレーぶりからかなり好調なように見えますが、この試合では早い打球タイミングで次々とコースをつかれ、得意の真っ向ラリー戦になかなか持ち込めていないのでは。

試合後に張継科がユニフォームを引き裂きますが、ボクサーのような体ですね、スゴイ・・・。

卓球界の世界最強王者を決める戦い、とくと堪能してください。

WTTC 2011, Men's Singles Final
Zhang Jike (CHN) vs. Wang Hao (CHN)


張継科

張継科のトリビュート物です。久々にリクエストにお応えして・・・。

現世界ランク3位、中国国内の世界選手権選考会『直通ロッテルダム』第2ステージで馬琳を沈め優勝、プロツアーでも2月のドイツOPでボルを破り優勝と、好調を維持しています。

前陣のカウンタードライブと、キレのあるバックハンド。特に台上バックハンドはもはや張継科の代名詞のような技になってますね・・・。

フォアもそうですが、特にバックハンドはバックスイングをほとんど取らずに、スパっと一瞬で振り抜きつつも、フォローするは小さい・・・。が、インパクトの瞬間のラケットスピードは異常に速いと、独特の打ち方です。あの前陣プレーに適した打法なのでしょう。

世界の頂点に届く実力は間違いなく備えているでしょうし、さてさて、ロッテルダムではどこまで行くでしょうか。

Zhang Jike Tribute


張継科vs水谷隼

カタールオープン準々決勝、張継科vs水谷隼の動画です。

う~む、どのゲームも競っているんですが、ホントに「あと一歩」が届かない・・・ですね。ラリー戦でも「ほぼ」互角ですが、最後の一歩が。

彼我の差は管理人みたいな素人が云々するまでもなく、水谷選手本人が一番わかっているでしょうが・・・。その差を埋めて、ロッテルダムの表彰台をとってほしいものです。

しかし水谷選手を倒した張継科は次のラウンドでティモ・ボルに破れ、そのボルは決勝戦で許シンにボコボコにされる・・・。世界というのは化け物だらけのようですね。

Qatar Open 2011, Mne's Singles Quater Final
Zhang Jike (CHN) vs. Jun Mizutani (JPN)



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