卓球名場面集

ドイツvsスウェーデン│'10ヨーロッパ選手権

ヨーロッパ選手権男子団体決勝リーグ1回戦、ドイツvsスウェーデンの動画です。

3-0でドイツですが、非常に見ごたえのある試合内容、特に2番のオフチャロフvsイェレルは素晴らしい試合内容でお勧めです^^。

1番は、ティモ・ボルvsスベンソン。これはボル様が順当にストレートで降し、幸先のよいスタート。

そして2番の、オフチャロフvsイェレル。イェレルのフォアドライブが素晴らしいです。フォーム・威力・低い弾道・コースの打ち分けetc、惚れ惚れします。が、それ以上にオフチャロフのバックがキレキレです。

3番のズュースvsルンクイストも、見ごたえのある打撃戦。ズュースがフルゲームで打ち勝って、準決勝に駒を進めました。

前回大会の団体で旋風を巻き起こした、粒高プレーヤー期待の星・オーケストロムは、今大会出場していないようです。ちょっと残念ですね。

ETTC 2010, Men's Team Quater Final
Germany vs. Sweden


ポーランドvsチェコ│'10ヨーロッパ選手権

ヨーロッパ選手権男子団体予選リーグ、ポーランドvsチェコのダイジェスト動画です。

1番でコルベルがワン・ゼンイとのエース対決をフルゲームで制し、チェコが先制。ワン・ゼンイ、腰にサポーターを巻いていますが、痛そうです・・・。

しかし2番で古豪・ボワスチックがプロポコフを降すと、3番でスッチがブラブリックに勝利してポーランドが王手。

4番に再びワン・ゼンイが登場し、プロポコフをストレートで沈め試合を決めました。

しかしこのグループA、3連勝のドイツが早々と勝ち抜きを決めましたが、チェコ・ポーランド・ギリシャが1勝2敗で並び、得失点差でポーランドは最下位に。ペン表速攻のワン・ゼンイの活躍が楽しみだったのですが・・・残念ですorz。

ETTC 2010, Men's Team Qualification
Poland vs. Czech Republic


ドイツvsベラルーシ│'10ヨーロッパ選手権決勝

ヨーロッパ選手権2010・男子団体決勝、ドイツvsベラルーシの動画です。

サムソノフがズュースとボルから2点取りすれば・・・という対戦でしたが、1番でズュースがサムソノフを降す金星を挙げ、早くも勝負あった!という展開に。この試合では、ズュースの果敢な攻めが光っています。

2番でボルがシェチニンを圧倒して沈めると、3番でバウムがプラトノフに勝利して、3-0でドイツがヨーロッパ選手権3連覇

予選で3戦、決勝トーナメントで3戦。落とした試合はわずかに3つと、今年の団体戦を圧勝したドイツ。オフチャロフが怪我で抜けても、元世界ジュニアチャンピオンのバウム、ヨーロッパジュニアチャンピオンのフランチスカが控える穴のない布陣ですね。

ETTC 2010, Men's Team Final
Germany vs. Belarus


ベラルーシvsチェコ│'10ヨーロッパ選手権準決勝

ヨーロッパ選手権2010・男子団体準決勝、ベラルーシ(赤いユニフォーム)vsチェコ(紺のユニフォーム)の動画です。

ベラルーシ、サムソノフが孤軍奮闘の活躍を見せています。予選リーグから準決勝まで、負けなしの全勝。サムソ以外のメンバーの戦力がかなり落ちるので、彼の2点取りは勝利への絶対条件。見事にその重責を果たし、決勝に進出しています。

1番はシェチニンvsプロポコフ。ぶつ切りカットで3-1の勝利。これでぐっと勝利に近づいたベラルーシ。

2番がサムソノフvsコルベルのエース対決。豪快なラリー戦になりますが、サムソが順当に勝ち王手。

追い詰められたチェコの3番手が、シモンチク。管理人も注目していた選手ですが、豪快な両ハンドドライブでネクベドビッチを沈め、一矢を報いました。

が、最後はサムソノフがプロポコフを問題なく降し、決勝進出。決勝の相手はドイツですが、オフチャロフが準決勝で足首を負傷、出場が危ぶまれてます。サムソがボルとズュースを沈めることが出来れば、もしかすると・・・。目が離せない対戦です。

ETTC 2010, Men's Team Semi Final
Belarus vs. Czech Republic


スーパーバックドライブ動画集

世界のトップ選手たちの、スーパーバックハンドを集めた動画です。

おなじみのボル様やシュラガー、クレアンガらをはじめ、マテネやフィリモンetc普段はあまり聞かない選手まで、いろいろな選手の凄まじいバックハンドを。

基本的なバックハンドは孔令輝ワルドナーなどの動画を参考にしていただくとして、こういう物凄いバックドライブも、いつかは打てるようになりたいものですね。

まあこのようなスーパープレーは、トップ選手といえども1試合中にそう何度も決められるものではないでしょうが・・・。

バックハンドの得点力向上のために、参考にしてみてください。

The Power of Backhand


直通ブレーメン

2006年の世界選手権中国国内選考会、「直通ブレーメン」のナイスラリー動画です。

これまで直通ブレーメンの動画はいくつか上げましたが、この低い位置からのアングルはいいですね。

中でも喜ばしいことは(笑)、日本式ペンドラ(当時)の王建軍が現役世界チャンピオンの王励勤に勝っていたということ^^。王建軍の才能や、王励勤が調子悪かったということもあるでしょうが、日ペンドライブに希望を抱かせてくれる活躍です。

きっと試合後、「そんなことじゃ、韓国の柳にいてこまされるぞ!」と監督から説教をくらったのではないかと思われます(笑)。

収録されている試合とその結果は、王建軍3-2王励勤、ハオ帥3-1周斌、侯英超3-2單明杰、ハオ帥3-2邱貽可、邱貽可3-0馬琳、單明杰3-1王励勤となっています。

2006 Chinese Trials (Low Angle)


全中国選手権'08スーパープレイ集

粒高の動画をもっと・・・とのことでしたが、いかんせんモノがないので・・・。こちらの動画の最後に、陳晴が混合ダブルス・陳杞とのペアで登場します。

男子の陳杞、李平ともに剛打を誇る選手なので女子選手は大変でしょうが、8;17あたりで李平のフリックレシーブをフォアストレートに抜き返した陳晴のプレーには、観客もうなってます。

あとは、馬龍とハオ帥の試合がスゴイです。フルスイングのパワードライブをビシバシと炸裂させる馬龍。リラックスしたコンパクトなスイングで、超厳しいコースにカウンタードライブを打ち込むハオ帥。実に対照的です。

カーブドライブとシュートドライブをここまで見事に使い分ける選手は、ハオ帥以外にいないでしょう。まあ、この試合負けてしまうんですが・・・。

その他、雷振華、王励勤の相手の朱舟、どの選手も強いです。

Highlights of the Table Tennis Chinese National Championships 2008


中国vs.世界選抜(男子団体)

2010Volkswagen中国vs世界選抜」の2日目、男子団体戦の動画です。

馬龍、馬琳の2人が出場していない中国に、どこまで世界選抜が肉薄できるかが注目どころでしたが・・・結果は5-0で中国、鬼の強さですねorz。

世界選抜は、ボル・朱世赫・水谷隼。現在のところ、対中国では最も可能性がある3人ですが、中国の壁はやはり厚い・・・。素晴らしいプレーを披露をするのですが、肝心なポイントはきっちり中国選手が押さえてます。

中国は世界選抜3人に対し、変則的に4人オーダー。王皓が2試合出場していますが、ティモ・ボル&朱世赫をきっちり沈めて、貫禄の勝利。許シンvsティモ・ボルもフルゲーム・デュースの試合になり、熱いです。

China vs World 2010, Men's Team


中国vs.世界選抜(女子団体)

「2010Volkswagen中国vs世界選抜」の1日目、女子団体戦の動画です。

モスクワでシンガポール優勝の立役者になった馮天薇、丁寧の天敵・韓国の金キョン娥、このところ調子のいい福原愛・・・世界選抜も駒がそろっているので、いい勝負になるかと思いましたが・・・

5番で福原愛が郭炎から2ゲームを奪ったのみでの完敗。やはり中国は強いですね。

丁寧-金キョン娥、馮天薇-李暁霞ときていたら、もう少しおもしろい展開になっていたかも・・・と思うのは、外野の勝手な予想ですが^^。

ドデアンは丁寧に手も足も出ず・・・という感じで負けてしまいますが、他はそれぞれの持ち味を発揮したナイスゲームです。

China vs World 2010, Women's Team


The Final Fantastic Four

この間のプロツアー・グランドファイナルのベスト4、馬龍、許シン、張継科、王励勤。この4人の準決勝~決勝までの超絶プレー動画です。

いや~、なんだか人間離れしたラリーの連続ですが、ここまで凄いと笑っちゃいますね^^。パワードライブをカウンターし、それをまたカウンターし返したり・・・。まさに天上人のプレーです。

この大会では、馬琳が張継科に破れ、王励勤も許シンに苦杯を喫し、優勝したのは馬龍。中国の世代交代を、これ以上ないくらい強烈に印象付けた大会でもありました。

モスクワの世界卓球では中国が優勝しましたが、まだまだ中国の天下が続きそうな勢い。それをストップするのが、我が日本であってほしいですね^^。

The Final Fantastic Four


デュッセルドルフvsオクセンハオゼン

昨日のECL(ヨーロッパ・チャンピオンズ・リーグ)に続いて、デュセルドルフです^^。6月10日に行われた、ドイツリーグ(ブンデスリーガ)・プレーオフ決勝戦、デュッセルドルフvsオクセンハオゼンの動画です。

第1戦で激闘を演じたこの2つのチーム、最後に再び優勝を賭け争うこととなりました。

1番でボルが3-1でクリサンを下すと、2番でズュースが会心のプレーでオクセンのエース・荘智淵を沈め、早くも王手!

で、3番に現れたのがアポローニャなんですが・・・この間のモスクワ大会でまた覚醒してしまったみたいですね・・・。これまた素晴らしいプレーで岸川聖也を第1戦に続いて破り、1点を取り返しました。この動画は見モノです。

来シーズンはこの岸川&アポローニャがオクセンハオゼンでプレーすることになっていますから、楽しみですね。

話戻って・・・最後はボルが荘智淵を前・中陣での壮絶な打ち合いの末に下してECLに続いての優勝!今期のデュッセルはドイツ杯と合わせて三冠、強かったですねぇ。

DTTL Play-Offs,
Borussia Dusseldorf vs. Ochsenhausen


シャルロワvsデュッセルドルフ

卓球ヨーロッパチャンピオンズリーグ男子決勝第2戦、シャルロワ(ベルギー)vsデュッセルドルフ(ドイツ)の動画です。

決勝第1戦ではストレートでデュッセルが勝利しているので、1人でも敗れれば優勝が消えるという、追い込まれていたシャルロワ。3-0で勝つしかない状況でエース起用されたのが、ペンドラの王建軍です。

気合のドライブを連打し、ドイツチャンピオンのズュースから1点をもぎ取りました。コート全面を動ききるフットワーク、ドライブのコースの打ち分け、素晴らしいですね。

が、残念ながら健闘もここまで・・・。2番で岸川聖也がセイブを沈め、デュッセルドルフが早々と優勝を決めると、あとのオフチャロフvsボル、セイブvsズースは完全に気の抜けた消化試合・・・。

ということで^^、王建軍のプレーは素晴らしかった。ヨーロッパ最高峰のクラブでチャンピオンズリーグ優勝メンバーに名を連ねるという結果を出した岸川聖也もすごかった。

European Champions League Final 2010
Dusseldorf vs. Charleroi


世界卓球モスクワ大会スーパープレー集

世界卓球モスクワ大会、トップ選手たちのスーパープレー動画集です。

ボル、水谷隼、劉詩ウェン・・・いやいや、目が点ですねぇ。2,31あたりのボル様のプレーなぞ、鳥肌モノです。いったいどんな練習したら、あんなプレーができるようになるのやら(笑)。

動画の最後は、優勝を決めたシーン。女子の馮天薇に男子の馬琳、やっぱり感動です。特に優勝間違いなしと見られていた中国を破ったシンガポール。91年の統一コリアに並ぶ歴史的な勝利でした。

2年後の世界団体選手権は、ドイツのドルトムントですか。89年にスウェーデンが中国を破ったのがドルトムントでしたね。そこでは果たして、中国を破るチームは出てくるのか・・・。

それが我が日本であることを、期待しましょう^^。

Best of World Team Table Tennis Championships 2010


シンガポールvs中国│'10モスクワ大会女子決勝

世界卓球モスクワ大会、女子団体決勝、シンガポールvs中国戦の動画です。

いや~、驚きましたね、シンガポールが勝つとは。馮天薇が1点ぐらいとるかな~とは思っていたのですが、2点を奪い、さらには王越古が世界ランク1位の劉詩文を沈めてしまうなんて・・・。

馮天薇は世界ランク2位ですから誰に勝っても不思議ではないのですが、この場面であのプレーが出来るというのは、メンタル面の強さも特筆モノです。

逆に世界選手権の団体戦は初出場の丁寧&劉詩文、ディフェンディングチャンピオンのプレッシャーに押し潰されたのでしょうか。若手というのは、チャレンジャーとしてがむしゃらに突っ込んでいくときは12の実力を発揮したりしますが、挑戦を受ける側に回ると、脆かったりするものです。

2点を落とし、モスクワ大会の「戦犯」となってしまった劉詩ウェン。しかし、郭躍もブレーメン大会決勝での敗戦をバネに世界チャンピオンになったことですし、これからまた強くなっていくことでしょう。

まずはシンガポールの優勝を称え、素晴らしい試合を見せてくれたことに感謝しつつ・・・

WTTC 2010, Momen's Final
Singapore vs. China


中国vsドイツ│'10モスクワ大会決勝

世界卓球モスクワ大会、男子団体決勝、中国vsドイツ戦の動画です。

結果はご存知のとおり中国の優勝でしたが・・・いや~、ついにボル様がきましたね~。準決勝の大当たりで、これはもしかしたら・・・と思いましたが、本当に馬龍を沈めてしまうとは・・・。あの馬龍のパワードライブをブロックし、互角に引き合い、カウンターを叩き込むプレー、鳥肌モノでしたね。

が、そのボルをきっちりシャットアウトした馬琳も、これまた凄し。選考会(モスクワ直通)で不振を極め、代表落ちほぼ間違いなし、だったところからの復活劇。結局、決勝で2点を叩き出し、優勝の立役者・世界選手権の主役になってしまったのですから、その底力には驚かされます。

これで熱い5月は終わりましたが・・・トップ選手たちは、早くも次の大会を見据えていることでしょう。来年の世界選手権個人戦は、オランダのロッテルダム。早くも楽しみです・・・。

WTTC 2010, Men's Final
China vs. Germany


ドイツvs韓国│'10モスクワ大会準決勝

世界卓球モスクワ大会、男子団体準決勝、ドイツvs韓国戦の動画です。

不調の柳承敏に、故障を抱える呉尚垠と朱世赫。これはドイツが相当に有利か・・・と思いましたが、はやりドイツが3-1で勝利。朱世赫を2点使いしなかったのは、足首の故障のせいでしょうか。最後はボル様がパーフェクトに締めて、決勝へ駒を進めました。

1番、ティモ・ボルvs柳承敏。ボルが柳の一発ドライブを封じて、先制点を奪取。

2番はオフチャロフvs呉尚垠。すさまじいラリー戦を展開しますが、気力・体力で勝る若いオフチャロフが難敵を撃破、早くも大手をかけます。

3番は朱世赫が登場。好調ズュースも、世界最高のカットマンには歯が立たず・・・。

4番、ティモ・ボルvs呉尚垠。「今大会のベストゲームだった」という会心の試合運びで、ボルが圧倒。いや~、すさまじく当たってます・・・。

強力なコマを揃えるドイツ、決勝戦では王者中国にどこまで迫れるでしょうか。

WTTC 2010, Men's Semi Final
Germany vs. Korea


中国vs日本│'10モスクワ大会準決勝

世界卓球モスクワ大会、男子団体準決勝、中国vs日本戦の動画です。

決勝リーグでオーストリア香港にストレート勝利。我が日本は最高の勢いで中国に挑戦しましたが・・・残念ながら帝国の牙城は揺らぐことなく、貫禄の3-0。どこまでも高い、中国の壁でした。

1番は馬琳vs吉田海偉。得意のフォアドライブを武器にすさまじい打撃戦を展開しますが・・・さすがは試合巧者の馬琳、最後は吉田海偉に全く卓球をさせずに圧倒。くっそ~。

2番は馬龍vs水谷隼。今の水谷の調子をもってすれば、と期待がかかりましたが、やはり世界ランク1位は鬼のように強し。他の選手相手では力を発揮した水谷のブロックも、馬龍はどこからでもフルスイングのドライブ連打で打ち抜いてしまう・・・。必死の抵抗を試みるも、津波が陸地を飲み込むように、馬龍がストレート勝利・・・。

3番は張継科vs岸川聖也。ここで何とか流れを変えて・・・の願いもむなしく、張継科が3-1。競いはするものの、やはりどこか余裕がありますorz。

しかし、負けてはしまったものの、我が日本、素晴らしい戦いを見せてくれました。選手達は満足していないでしょうが、銅メダルでも十分に立派な成績。これからのさらなる活躍を期待しましょう。

WTTC 2010 Mem's Semi Final
China vs Japan


日本vs香港│'10モスクワ大会準々決勝

世界卓球モスクワ大会、男子団体準々決勝、日本vs香港戦の動画です。

ベスト8決定で強敵オーストリアを3-0で沈めた日本。準々決勝の相手は、さらに強敵、中国の1.5軍ともいえる香港・・・。

しかし苦戦が予想された試合、開けてみれば日本がストレートで香港を圧倒し、見事銅メダル以上を確定させました!

1番は水谷隼vs唐鵬。絶好調・乗りに乗っている水谷隼が、サーブ・レシーブ・ラリーの全てで圧倒、最高のスタートを切りました。

2番は吉田海偉vs張ユク。香港のエース相手に、こりゃちょっと無理かな・・・なんて思ってしまいましたが(吉田選手、ごめんなさい・・・)、凄まじいラリー戦を制して、早くも日本が王手。

そして3番、岸川聖也vs江天一。当たりだして止まらない岸川聖也、きっちりストレートで沈めて勝利!

次は準決勝、相手はいよいよ・・・の中国。これは凄い試合になりそうです。

WTTC 2010
JAPAN vs. HONG KONG


無名の強豪選手in世界卓球モスクワ

世界卓球モスクワ大会、予選リーグも終了し、いよいよ本戦トーナメントに突入しましたが・・・

トップ選手たちの華々しい活躍の裏で、メディアにはなかなか登場しない無名の強豪選手達が、アップセットを起こしています。

まずはベラルーシのエフゲニー・シェチニン。今では非常に珍しくなった、何本でもカットで返しまくる純粋な鉄壁カットマンです。拾って拾って拾いまくり、世界ランク32位の高礼澤(コ・ライチャック)を沈めました。時折入れる、横回転のカットが独特です。

次は北朝鮮の日本式ペンドラ、リ・チョルグク。北京オリンピックでのガルドシュとの死闘を覚えている方もいるかもしれませんが、世界ランク8位のサムソノフを3-1で沈めました。金擇洙そっくりのプレーをしますが、鉄壁のバックショート、フットワークを生かしたフォアドライブ・・・スゴイです。

もうひとつ、チェコのシモンチク。恵まれた体格を生かして、ものすごい切れ味の両ハンドドライブを放ちます。が、パワーヒッターであるにもかかわらず、プレーが非常に柔らかい・・・。柳承敏を圧倒した試合は、圧巻でした。チェコの5番手扱いですが、近い将来エースのコルベルに取って代わるのでは。

さらには・・・ペン表速攻、スペインのカンテロ。劉国梁スタイルの速攻プレーで、松健をストレートで沈めてみせました。

このなかで、世界ランク100位以内に入っているのは・・・シェチニンだけが、かろうじて97位。いや~、世界はまっこと広いですねぇ。そして、鉄壁カット、日本式ペンドラ、表速攻・・・まだまだ可能性があるってことですね!


オーストリアvsベラルーシ

世界卓球団体選手権モスクワ大会、予選リーググループD、オーストリアvsベラルーシ戦の動画です。

サッカーのW杯でよく使われる、「死のリーグ」。激戦区のグループDは、まさにそうでしたね。影の強豪・北朝鮮、進境著しいアポローニャが率いるポルトガル、実力者ぞろいのシンガポール・・・。

その死のリーグを1位抜けしたのが香港、2位はサムソノフが孤軍奮闘したベラルーシ、そして3位に滑り込んだのが・・・北京五輪で日本から銅メダルのチャンスを奪い去ったオーストリア。

奇しくも、日本の決勝トーナメント1回戦の相手が、このオーストリア。北京のリベンジを果たし、準決勝で香港を破って中国に挑戦してもらいたいですね。

WTTC 2010
AUSTRIA vs. BELARUS



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