その他選手

松平賢二vsケーン

ドイツ・DTTL(ブンデスリーガ男子1部)、松平賢二vsケーン戦の動画です。

今期、ブンデスリーガ2部グレンツァオで大活躍している松平賢二選手。1部の試合にも時々出場していますが、そこでも順調に勝ち星を積み重ねています。

動画はオランダのベテラン、ケーン選手との試合ですが、溌剌としたプレーぶりですね。フットワークを生かして連打するフォアドライブに、バックハンドの一発ドライブ、凄いです。

弟の健太選手とは全く違うプレースタイルですが、ひたすら攻めを貫く姿勢、いいっす。ドイツでもまれて益々強い選手になり、再び日本代表の座を奪ってほしいですね。

DTTL Play-Offs
Kenji Matsudaira - Trinko Keen


オフチャロフvs張ユク

アジア・ヨーロッパ卓球オールスター対抗戦のアジアステップ第1戦、オフチャロフ(ドイツ)vs張ユク(香港)戦の動画です。

調子の上がらないボルに代わって、ドイツのエース格にのし上がりつつあるオフチャロフ。強いですね~。両ハンドのドライブが強烈です。それにプレースタイルが実に独特。あのサーブといい、フォア前の処理を積極的にバックハンドでこなすあたりといい、『唯一無二』のプレースタイルですね。香港のエース張ユクをストレートで沈めたのはお見事です。

モスクワ大会では、ドイツor香港と予選リーグで当たる可能性があるので、この両エース格の仕上がりが日本チームの勝敗に大きく影響するだけに、気になるところです。

2010 Euro-Asia
Dimitrij Ovtcharov (GER) vs. Cheung Yuk (HKG)


パーソンvs朱世嚇

アジア・ヨーロッパ卓球オールスター対抗戦のアジアステップ第2戦、パーソンvs朱世嚇戦の動画です。

パーソンが世界選手権で初めて決勝に進出したのが'89年、初優勝が'91年。2010年の今になってなお、世界ランク1ケタ(8位)の選手を沈めるとは、驚きというほかありません。

浅いループドライブと伸びるスピードドライブのコンビネーション、ミドル責め・・・攻めから広角に打ち分けるコース取り、朱世嚇のフォアドライブを次球を狙われないようにブロックする技術、カット攻略の粋を結集させたような試合ですね。

勝利の瞬間、チームメイトたちも「おいおい、ホントに勝っちゃったよ?!」という感じで(笑)スタンディングオベーション。さすがさすがのパーソン様です。

2010 Euro-Asia
Jorgen Persson (SWE) vs. Joo Se Hyuk (KOR)


町飛鳥vs吉田雅己

ITTFジュニアサーキット・ドイツオープン男子シングルス決勝、町飛鳥vs.吉田雅己戦の動画です。

黒いユニフォームの町選手、初めて動画でみましたが柔らかいプレーです。方や黄色いユニフォームの吉田選手は豪快なスイング。青森山田の同級生ですが、個性が出ていて面白いですね。同世代のライバル対決はゲームオール11-9で町選手の勝利・・・。

丹羽選手の影に隠れ、あまり目立たない2人ですが・・・才能のあるいい選手なんですよねぇ。このドイツジュニアオープン、日本男子が団体・シングル・ダブルスの3冠を獲得しています。町選手は団体とシングル、吉田選手は団体とダブルスで2つの金メダル。これから益々活躍してほしいですね。

German Junior Open 2010
Machi Asuka (JPN) vs. Yoshida Masaki (JPN)


岸川聖也vsアポローニャ

岸川聖也vsアポローニャ戦動画、この間デュッセルドルフvsオクセンハオゼンにちょっと含まれていたあの試合です。

見所満載な試合ですが、岸川選手、前についてのカウンター、下がっての引き合いetc、穴のない強さを身に着けていますね。

アポローニャも、プレー領域の広さが凄し。時折、変則的なフォームから想定外の攻撃を繰り出すあたりも、相変わらずです。

強敵アポリーニャを沈めた岸川選手。モスクワでは、どこまで中国に肉薄してくれるでしょうか。

DTTL: Seiya Kishikawa - Tiago Apolonia


馬龍vs李平

世界卓球団体選手権モスクワ大会の中国代表選考会、「直通モスクワ」の最終第3ステージ決勝戦、馬龍vs李平戦の動画です。

直通モスクワで初めて取り入れられた、代表選考会でのトーナメント制。一発勝負で精神面の強さを試すための試みだそうで、首脳陣の思惑通り第1ステージから波乱の連続でしたが・・・

いや~、誰が李平の決勝進出を予想できたでしょうか。第2ステージで張継科が勝ち抜きを決め、入れ替わりで直通モスクワに組み入れられた李平。初戦で王皓、準決勝で陳杞を沈めての代表決定戦は、最大のアップセットですね。

3度の「直通モスクワ」で、許シン・張継科・馬龍の新世代トリオが代表の座を奪取、世代交代をまざまざと見せ付けました。そしてベテラン組は馬琳が3戦連続、王皓と王励勤が2度の初戦敗退。さてさてどうなる、中国代表・・・。

3rd Round of China Trials 2010
Ma Long vs Li Ping


許シンvs徐賢徳

先月末に中国・広州にて行われた、アジアカップの許シンvs徐賢徳戦動画です。

徐賢徳は韓国期待の若手で、今年はじめのカタールオープンでは、1回戦で許シンに打ち勝っています。韓国選手らしい、引き合いに強みを持つ選手ですね。ブロックも上手く、特に前半戦では許シンを振り回しています。

が、さすがに地元中国で、二匹目の泥鰌をくれてやるわけにはいかない許シン。中盤に入り徐賢徳のボールに慣れだすと、後は得意のドライブ連打で圧倒しています。それにしても、フットワークが尋常じゃない・・・。普通ならノータッチで抜けるはずのボールに追いついてしまう、恐ろしいまでのプレー領域の広さです。

Asia Cup 2010
Xu Xin (CHN) vs Seo Hyun Deok (KOR)


丁寧vs武楊

卓球ITTFプロツアー、'10ドイツオープン女子シングルス準決勝、丁寧vs武楊戦の動画です。

カットの武楊は、現世界ジュニアチャンピオン。堅い守備と、変化の大きいカットが持ち味の選手です。これまでに張怡寧、丁寧、馮天薇と3人の一桁世界ランカーに勝利していて、中国国隊チームの期待の星らしいです。

丁寧は元々カットマンに分が悪く、そのあたりが中国首脳陣の評価を下げる原因にもなっていたようですが・・・。この動画ではカット打ち、うまいですねぇ。威力もあるし、安定しています。途中少し弱気になるところもあったようですが、最後はきっちり打ち抜いて4-1で勝利。

苦手のカットマンを破ったせいか、勝利を決めた瞬間のガッツポーズとかけ声から、喜びが伝わってきます。

ITTF Pro Tour, '10 German Open Women's Semi Final
Ding Ning (CHN) vs Wu Yang (CHN)


馮亜蘭vs丁寧

卓球ITTFプロツアー、'10ドイツオープン女子シングルス決勝、馮亜蘭vs丁寧戦の動画です。

赤いユニフォームの馮亜蘭、06年世界ジュニアチャンピオンですが、一般の国際大会に出場していないので世界ランクはまだついていません。が、先日の直通モスクワ第1ステージでは郭炎、郭躍を破り、劉詩ウェンにもゲームオールまで迫るなど、存在感を出し始めています。

女子のトップ選手は、前陣での早いピッチの攻撃で圧倒する選手が多いですが、この馮亜蘭は台から下がって、回転のかかった重いドライブで押す、かなり異質なタイプの選手のようです。ヨーロッパの男子選手に、韓国男子のパワープレーを足して2で割ったのようなスタイル^^ですね。

世界ランクなしながら、今年に入って3人の一桁世界ランカーを沈めた馮亜蘭。いや~、中国って国は、どうしてこう次から次へと強い選手が出てくるんでしょう・・・。

ITTF Pro Tour, '10 German Open Women's Final
Feng Yalan (CHN) vs Ding Ning (CHN)


馬龍vs陳杞

卓球ITTFプロツアー、'10ドイツオープン準決勝、馬龍vs陳杞戦の動画です。

豪打で鳴らす2人だけに、迫力のあるプレーが連続します。フィッシュやロビングなどはほとんど使わず、ひたすら打ち合い勝負の馬龍&陳杞。第3ゲームは14-12、第4ゲームは23-21という大接戦でしたが、きわどいデュースを制した馬龍が勝利しました。

モスクワ大会代表に、黄信号が灯っている陳杞。ここで勝って、最終選考会へのはずみをつけたいところでしたが、無念の敗退。

間もなく行われる、直通モスクワ第3ステージ。生き残るのは、やはり世界ランク1位か・・・

ITTF Pro Tour, '10 German Open Semi Final
Ma Long (CHN) vs Chen Qi (CHN)


馬龍vsオフチャロフ

卓球ITTFプロツアー、'10ドイツオープン準々決勝、馬龍vsオフチャロフ戦の動画です。

地元での試合とあり、乗ってます、オフチャロフ。ベスト8決定戦で許シンをフルゲーム・デュースで沈め、準々決勝に勝ち上がってきました。しかし余勢を駆って挑んだ世界ランク1位の馬龍、残念ながら無念のストレート敗退。

全体的に、馬龍のパワーとスピードに押されています。第2ゲームこそ競いましたが、最後まで勝機を見出すことなく敗戦。

動画の最後、同じく準々決勝の陳杞vsボル戦・ゲームオール・デュースの場面が写ってますが、そちらもついでに・・・。

ITTF Pro Tour, '10 German Open Quater Final
Ma Long (CHN) vs Dimitrij Ovtcharov (CHN)


張継科vs上田仁

卓球ITTFプロツアー、'10ドイツオープン準々決勝、張継科vs上田仁戦の動画です。

1回戦で中国のハオ帥、2回戦でベルギーのJ.M.セイブ、3回戦で韓国の柳承敏を撃破。この大会で当たりに当たっている、上田仁選手。プレーがキレてます。

さすがに張継科選手には4-0で敗退してしまいましたが、今後の可能性を感じさせてくれる今大会の試合結果でした。

今シーズン、ドイツ・ブンデスリーガ2部で素晴らしい成果を上げている上田選手。松健選手と同年代ですが、『これからは俺の時代だ』ぐらいの心意気で、さらなる飛躍をしてもらいたいですね。

ITTF Pro Tour, '10 German Open Quater Final
Zhang Jike (CHN) vs Ueda Jin (JPN)


劉詩ウェンvs丁寧

世界卓球団体選手権モスクワ大会の中国代表選考会、「直通モスクワ」第2ステージ女子決勝、劉詩ウェンvs丁寧戦の動画です。

ほぼ同世代のライバル対決ですが、いやいや、スゴイです。動画はゲームカウント3-2、丁寧リードの第6ゲームから。

このゲーム丁寧が7-2と突き放し、あと4点で勝利・・・というところから試合をひっくり返した劉詩ウェン。最終第7ゲームの抜きつ抜かれつの大接戦を制し、劉詩ウェンがモスクワ大会の代表権を獲得しました。

しかしよくもまあ、あれだけ追い込まれた場面で強気のプレーができるものです。世界ランク1位の貫禄・・・ですね。

2nd Round of China Trials 2010, Final
Liu Shiwen vs. Ding Ning


馬龍vsハオ帥

始まりましたねぇ、世界卓球団体選手権モスクワ大会の中国代表選考会、「直通莫斯科」の第2ステージ。今回もトーナメントの優勝者が代表の座を射止めるそうですが、まずは1回戦第1試合の馬龍vsハオ帥を。

結局のところ3-2で馬龍が勝つのですが、巧いですね、ハオ帥。非常に小さなバックスイングで、相手ボールの球威を最大限に生かしてカウンターするあたり、実に見事です。ブロックも相当に堅く、馬龍を振り回しています。平気でサイド切りのボールを入れてくる、コース取りの厳しさもエグイ。

最後は馬龍がパワーでハオ帥の技を打ち砕いた感じですが、さすがに中国、どれもこれも鬼の様に強いです・・・。

2nd Round of China Trials 2010
Ma Long vs Hao Shuai


福原愛vs王越古

卓球ITTFプロツアー、'10クウェートオープン準々決勝、福原愛vs王越古戦の動画です。

なんか・・・福原選手がすごいことになってますね。覚醒してしまったか・・・。押しも押されぬ世界トップ選手の一人、シンガポールの王越古を相手に、超高速ラリー戦を制しての4-2勝利。

決勝の劉詩ウェン戦ではブロックからの守備的な展開が中心でしたが、こちら準々決勝では打ち合い勝負で見事に強敵を沈めています。レシーブ、3級目からも積極的に打っていってますし、なにより反射神経が尋常でない・・・。

モスクワの世界選手権まで、あと2ヶ月少々。さてさて、どうなるでしょう。

Kuwait Open Women's Quater Final
Ai Fukuhara (JPN) vs Wang Yue Gu (SGN)


馬龍vs唐鵬

卓球ITTFプロツアー、'10クウェートオープン準々決勝、馬龍vs唐鵬戦の動画です。

馬龍は鬼強、もはや語るまでもないとしまして・・・相手の唐鵬、香港の選手で現在世界ランク25位。フォア裏・バック表の異質攻撃型では、世界最高位にいる選手です。

フォアでの引き合いにも強いし、前陣でのカウンターやバックブロックも素晴らしい。表ソフトを使っているだけあり、バックの使い方がちょっと独特です。それに、ボディーワークが抜群に巧いですね。ミドルのボール処理など、上体を倒してフォアで打ったり、ヒョイっとバックの横回転カットで返球したり・・・。

この大会でも呉尚垠をストレートで沈めてベスト8入り。馬龍にはさすがに及びませんでしたが、ナイスゲームです。

ITTF Pro Tour, Kuwait Open, Men's Singles Quater Final
Ma Long (CHN) vs Tang Peng (HKG)


福原愛vs郭炎

卓球ITTFプロツアー、クウェートオープン女子単準決勝、福原愛vs郭炎戦の動画です。

決勝の劉詩ウェン戦を見たときはあれ?っと思いましたが・・・これはホントにバック面のラバーを粒高に変えたんじゃないですかね。2~3本すんごいドロップショットが入っていますが、あれは表じゃ無理、粒高じゃないとできないでしょ。でも用具変更、かなり福原選手にフィットしてると思いますね。

で、前陣でのハイピッチのバック攻撃を主体に、去年のプロツアーグランドファイナルを征した郭炎を4ー2で沈めた福原選手。打っても打っても返ってくるボールに、さしもの世界ランク4位も、次第に受身になってきています。時折入れるフォアの流しスマッシュも効いてます・・・。

いやいや、こところの低迷を吹き飛ばすような、素晴らしい試合ですね。

Kuwait Open Women's Sinles Semi Final
Ai Fukuhara (JPN) vs Guo Yan (CHN)


劉詩雯vs福原愛

卓球ITTFプロツアー、クウェートオープン女子単決勝、劉詩ウェンvs福原愛戦の動画です。

あれ?っと思ったんですが・・・福原選手、バック面のラバー変えた??確か閃霊を使ってたと思うんですが、ブロックが妙に粒高っぽい・・・。でもあれだけパチパチ打ち合えるんだから、粒高ってこともないだろうし???

ともあれ、福原選手、プレーが切れ切れ、両ハンドのブロックが冴えに冴えてます。高速でラリーをしたかと思うと、ホワっとしたナックルのブロックで粘ったり、緩急の変化が特に素晴らしい。前進回転をかけて伸ばしたり、ナックル気味に弾いたり、前に止めたりetc、バックの技術が多彩です。

福原選手、このところ世界ランクもずるずると下降を続け、ジャパントップ12では石川選手にも破れ、もうピークを過ぎてしまったのか・・・という感じでしたが、久しぶりに凄いプレーを見せてもらいました。

Kuwait Open Women's Sinles Final
Liu Shiwen (CHN) vs Ai Fukuhara (JPN)


郭躍vs劉詩雯

卓球ITTFプロツアー、カタールオープン女子単決勝、郭躍vs劉詩ウェン戦の動画です。

モスクワ大会の中国国内予選その1で、19勝2敗という圧倒的な成績を残した郭躍。カタールオープンの決勝で、世界ランク1位を奪取した劉詩ウェンと対戦ですが・・・

2人ともこれだけ小柄な身体から、よくもまあ、あんな強烈な両ハンドドライブを繰り出せるもんです。おまけにあれだけの高速ラリーをしながら、コース取りも厳しいし・・・。

郭躍は世界選手権の団体決勝で、2大会連続して相手に勝ち星を献上しています。中国NT首脳陣もそこら辺に一抹の不安はあるのやもしれませんが・・・この2人に勝てる選手って、どう見ても中国以外にいなさそうな気が・・・。

Qatar Open 2010,Women's Singles - Final
Guo Yue (CHN) vs Liu Shiwen (CHN)


ティモ・ボルvsルンクイスト

昨日のイェレルと、現在スウェーデンの2枚看板を張る選手が、ルンクイスト。こちらは世界卓球04ドーハ大会での、ティモ・ボルvsルンクイスト戦動画です。

ボル相手に、フルゲーム11-9の接戦。抜群の反射神経とボディーワークで、「抜けた!」と思ったボールがスっと返されていたりと・・・。

結構大物喰いの選手で、過去に金擇洙、蒋澎龍、馬琳、クレアンガ・・・と、一桁世界ランカーに何度か打ち勝っています。当たりだすと手がつけられない大当たりをするようですが、格下選手にコロッと負けたりと、まあ波の大きい選手みたいです。

モスクワ大会では、このルンクイスト、イェレル、そして粒高の伏兵オーケストロムあたりを中心にオーダーを組んでくるんではないでしょうか。

Timo Boll vs Jens Lundqvist, 2004 WTTC



Page: <<前の20件  4 < 5 < 6 < 7 < 8 < 9 < 10 < 11 < 12 < 13 < 14  次の20件>>

卓球強化書│一流の技を動画で学べ!!に関するニュース

TOPPAGE  TOP 
RSS2.0