その他選手

李暁霞vsウー・ジャデュオ

フォルクスワーゲンカップ女子シングルス決勝、李暁霞vsウー・ジャデュオの動画です。

ウー・ジャデュオ(王国では「呉佳多」と表記)は、金キョン娥、リー・ジャオを破っての決勝進出。'09ヨーロッパチャンピオン、王国の資料ではフォア裏(QUAD450)、バック表(レボリューションCOR Pips)となっていますが、フォアサーブの後にラケットを反転しているところを見ると、フォア面が表ソフトのようですね。

ピッチの早いバックハンドが見事。バック対バックのラリーでは前半戦、ウー選手のほうがやや優位にたってます。小さなスイングのフォアカウンターも素晴らしい・・・。

が、コース取りの巧さと全般的な球威で上回る李選手、やはり強い。前半やや手こずったウー選手の速い攻めにも、後半ではきっちり順応しています。

目まぐるしく続くラリー戦、う~む、男子とはまた趣が違って面白いですね・・・。

W Cup 2011, Men's Singles Final
Li Xiaoxia (CHN) vs. Wu Jiaduo (GER)


李尚洙vs林高遠

福島原発で電源復旧作業にあたる関係者の皆様。今日も危険な作業をありがとうございます。任務の成功を心よりお祈りしております。

被災地の皆様、厳しい気候が続きますが、どうぞ体調を崩されませぬよう・・・。

さて、ポーランドオープン男子シングルス準々決勝、李尚洙vs林高遠の動画です。

李尚洙はすでにお伝えしたようにこの大会で優勝していますが、前陣での強さは世界トップレベルにかなり近いのでは・・・。カウンターやブロック、打ち合いでの強さなど、相当なものですね。

方や中国若手の成長株、林高遠。李尚洙のサーブを攻略できず攻め込まれてしまう場面が多いですが、一発ドライブの威力はフォア・バック供にかなりのもの。中陣でのラリー戦が得意なようです。

林高遠、去年の世界ジュニアでは準優勝しています。現在16歳、U18世界ランクは丹羽君に次ぐ2位ですが、丹羽君も勝つのはかなり厳しいのでは・・・。

ちなみにベンチコーチについているのは・・・劉国正ですね。

Polish Open 2011, Men's Singles Semi Final
Lee Sang Su (KOR) vs. Lin Gaoyuan (CHN)


シバエフvsバウム

被災地域産の農産物や海産物の風評被害が懸念されています。事実と理屈に基づいて適切な判断をし、惑わされないように気をつけましょう。根拠のないデマで経済を停滞させれば、復興は遠のくばかりです。

また、東北地方は今日・明日も冷え込むとの予報、被災地の皆様の健康を心よりお祈りいたします。

さて、ポーランドオープン準決勝、シバエフvsバウムの動画です。

バウムは言わずと知れたドイツのバリバリ中堅。昨年のヨーロッパ選手権では並み居る強豪を沈め準優勝しています。前陣で嵩にかかって攻めるときの迫力は、凄いの一言。

が、シバエフ。フォアドライブの威力、引き合いでの強さ、プレーの柔軟性など、どれをとっても素晴らしいです・・・。これで20歳ですから、今後が楽しみですね。

U21ではUAEオープンで準優勝、カタールオープンで優勝。このポーランドオープンでついにシニアでの準優勝を獲得するまでに登りつめてきました。

壮絶なドライブラリー戦、一見の価値ありのナイスゲームです。

Polish Open 2011
Alexander Shibaev (RUS) vs. Patrick Baum (GER)


李尚洙vsシバエフ

福島原発で今日も危険な作業を続ける自衛隊、東京・大阪消防局、東電・関連会社作業員の皆様、本当にありがとうございます。電気系統の復旧を、ただただ祈るのみです。

さて動画は、ポーランドオープン男子シングルス決勝、李尚洙vsシバエフです。

ロシアのシバエフ、1回戦で香港の高礼澤を沈めると、ペン表速攻のワン・ゼンイ、その同僚ボワスチック、古豪プリモラッツ、ヨーロッパ選手権2位のバウムと次々に強豪を撃破。

フォアの一発ドライブとバックのカウンターブロック、素晴らしい!

が、李尚洙も凄い。時折ブロックでフォアを抜かれながらも、ひるむことなく動きまくって果敢な攻めをしかけています。それでいてバックハンドも強いんで、乗せたら手に負えない相手になりそうです。

特に最後の方は、「ゾーンに入っちゃった」という感じですね・・・。

好調の両者、かなりスーパーな打撃戦です。

Polish Open Men`s Singles Final
Lee Sang Su (KOR) vs. Alexander Shibaev (RUS)


李尚洙vs岸川聖也

昨日・今日と奇跡的な生還劇が続きています。この奇跡がさらに続かんことを。

節電と節約は違います。堀江貴文が、「一番やばいのは東京から人がいなくなって経済が回らなくなる事。自粛ムードで経済を停滞させること。ほんとはどんどん経済回さないといけない。なのに節約自粛だと本当に日本経済がクラッシュする。放射能よりも怖いのはそっちだ」と言っていますが、その通りでしょう。

ギンギンに働いてガンガン義援金を送り、どんどん東北のものを買いましょう。それこそが我々一般人に出来る最高の復興支援。素人が被災地へボランティアに行っても、できることはほとんどありません。

さて、ポーランドオープン2011、李尚洙vs岸川聖也の動画です。昨日「ベスト16が出揃っていますが、日本人選手も1人」と書きましたが、それが岸川選手。

相手の李尚洙は、去年のスロベニアオープンで優勝している韓国の若手。フットワークを活かしてフォア主戦で戦うスタイルのようですが、割とコンパクトながらも体をうまく使ったバックハンド、あれも凄い・・・。

2回戦で松平兄をストレートで沈め、ネタバレですが準々決勝で中国の林高遠、準決勝でスウェーデンのルンクイストまで沈めて決勝に進出しています。乗ってますね・・・。

Polish Open 2011
Lee Sang Su (KOR) vs. Seiya Kishikawa (JPN)


セイブvsギオニス

福島原発で危険な放水作業任務を遂行してくださった機動隊、今なお戦ってくれている自衛隊、東電・関連会社作業員の皆様、ありがとうございます。ただただ感謝です。皆様の安全と任務の成功を心よりお祈りしております。

私たちも停電に負けず、帰宅に困ってもめげず、我慢と互いを思いやる心を持って、冷静にこの難局を乗り越えていきましょう。東京電力・東北電力管内にお住まいに皆様、今日は節電、よろしくお願いします。動画は明日でも見られます。

チャンピオンズリーグの試合、セイブvsギオニスです。

ギオニス、カットマンとは思えないほどの攻撃力です。恵まれた体格を生かして打つドライブ、ブオンとスイングの音がしてきそう。カットマンでは世界最高では?バックの守備力もかなりのものですね・・・。

セイブはフォアに振れば強烈なドライブを打たれ苦しい展開になるので、バックにボールを集めていますが、簡単には打ち抜けません。

試合はほぼギオニスペースで進みますが・・・。最終ゲームで大逆転。セイブの『諦めない気持ち』がよび込んだ勝利ですね。ナイスゲームです。

Table Tennis Champions League,
J.M.Save vs


マテネvs何志文

暴走しつつある原発で、放射能を浴びまくりながら生命を賭して必死に戦ってくれている東電・関連会社作業員、自衛隊、米軍の皆様。その尊い行いに心の底から感謝いたします。

我々も感謝の気持ちを忘れず、冷静に自分たちができることを粛々とこなしていきましょう。

フランス卓球リーグ、プロAでのマテネvs何志文の動画です。何志文、今シーズンはスペインからフランスに主戦場を移しているんですね・・・。

何志文の超絶ゆさぶりを、後陣からのロビングでしのぐマテネ。機を見て繰り出す強打もよく決まっています。非常に面白いゲームです。

ちなみに画面下の得点、マテネ(A.Mattenet)と何志文(He Zhi Wen)、逆になってしまってますね。ご注意を。

French League 2010/11
Adrien Mattenet vs. He Zhi Wen


陳杞vs松平健太

昨日は15歳の松健動画だったので・・・現在の松健選手を。この間張継科が優勝したドイツオープン、その2回戦での陳杞戦動画です。

松健選手、打点の早いバックハンド攻撃が武器になってますね。が、フォアハンド勝負になると分が悪いか・・・。

豪打を誇る陳杞のプレッシャーは、さすがに凄いですね。押されて下げられ、得意の前陣カウンター勝負になかなか持ち込めないでいるようです・・・。

陳杞はこの後サムソノフをストレートで沈め、次の準々決勝で馬琳の前にフルゲームの末沈むことになり、その馬琳はボルに敗れ、そしてそのボルは張継科の後塵を拝し・・・。

いやいや、世界はまっこと広いです・・・。

German Open 2011, Men's Singles Round of 32
Chen Qi(CHN) vs. Kenta Matsudaira (JPN)


ティモ・ボルvs荘智淵

ドイツオープン2011、男子シングルス準々決勝のティモ・ボルvs荘智淵動画です。

どちらもラリー戦に強く、見応えのある試合です。荘智淵、バックハンドに新境地を見出したような気がしますが、調子よさそうですね。

中陣からドライブでラリーを引き合うシーンが多いですが、前陣でのカウンター攻撃あり、ロビングからの巻き返しありと、見所満載な試合です。

ボル様にとっては地元開催のドイツオープン、是非とも優勝したいところでしょう。馬龍、水谷、許シンと3人の1桁世界ランカーが欠場していますし、その可能性は大か。

この荘智淵戦に勝てば、準決勝は馬琳。それにも勝てば、決勝は王皓or張継科。ベスト8決定戦でハオ帥に勝っているので、中国選手3タテでの優勝も夢じゃなさそう・・・楽しみな展開になってます。

German Open 2011, Men's Singles Quater Final
Timo Boll (GER) vs. Chuan Chih-Yuan (TPE)


陳杞vs朱世赫

ちょっと前の動画ですが・・・2006年アジア大会団体決勝での、陳杞vs朱世赫の動画です。

陳杞のカット打ち動画は初めてアップする気がするのですが、いや~、鬼ですね。さすが剛打で鳴らす陳杞、前半戦は朱世赫をまさにボコボコにしています。

広角に打ち分ける決め球がエグイ。粘るときのループドライブも凄し。付け入る隙が見当たらない感じですね。

が、後半に入ると朱世赫も次第に陳杞のボールに慣れてきて、次第にペースを引き寄せ・・・。カットの変化が効いてます。

打ちまくる陳杞に拾いまくる朱世赫、こりゃスゴイです。

Asian Games 2006, Men's Team Final
Chen Qi (CHN) vs. Joo Se Hyuk (KOR)


シバエフvs丁祥恩

UAEオープンU21男子シングルス準決勝、シバエフvs丁祥恩の動画です。

韓国の丁祥恩は、2007年の世界ジュニアチャンピオン。キビキビしたいい動きをしていますね。フォアドライブの威力も相当なものです。

が、ロシアのシバエフ、こりゃ凄いですね・・・。フォア・バックともにスゴイ球威でプレー領域も広く、しかもパワー一辺倒ではない柔軟性もあります。

こんなにデカイんで、てっきり25~6歳だと思っていましたが(笑)、U21なんですね・・・。

このUAEオープンではU21準優勝、前節カタールオープンでもU21優勝、非常に勢いがあります。

シバエフ、今後化けるような気がするんですが・・・。個人的に期待の選手です。

UAE Open 2011, U21 Singles Semi Final
Alexander Shibaev (RUS) vs. Jeong Sang Eun (KOR)


福原愛vs文佳

UAEオープン女子シングルス準々決勝、福原愛vs文佳の動画です。動画前半は第5ゲームの微妙なエッジ判定でもめているシーン、後半がその後の試合です。

さて、世界ランク上位陣総出場のこの大会で、この文佳が緒戦でいきなり世界ランク3位の馮天薇を喰い、続く2回戦で王越古までも沈める快進撃を見せました。

2008年に劉詩文らを破って全中国チャンピオンになってますから、それだけの実力がある選手には違いないのでしょうが、ちょっと驚きの結果です。

が、この福原戦後半ではミスが目立ちます。あの第5ゲームのゴタゴタが影響したのか?逆に愛ちゃんは小気味よい速攻プレーが光っていますね。

比較的対戦相手に恵まれたとはいえ、オールスター総出場のこの大会でベスト4は立派な成績。ナイスゲームです。

UAE Open 2011, Womnen's Singles Quater Final
Ai Fukuhara (JPN) vs. Wen Jia (CHN)


劉詩ウェンvs丁寧

前節の試合に戻ってしまいますが、カタールオープン女子シングルス決勝、劉詩ウェンvs丁寧の動画です。

丁寧、イングランドオープン・カタールオープン・UAEオープンと今年に入ってプロツアー3戦連続決勝進出、うち2度優勝という抜群の成績を残しています。ロッテルダム大会の代表には既に内定していましたが、これでシングルスの代表権も確定、充実しているようです。

劉詩ウェンはモスクワの敗戦のショックが大きかったのか、あれ以降あまり目立った活躍をしていません。世界ランクも1位からジリジリと6位まで下降、厳しいときが続いているようですね・・・。

が、この試合では劉詩ウェン、非常にいい感じです。体のバランスが素晴らしい。よくもまあ、あんな小柄な体であれだけ強烈なラリーを続けられるものです・・・。

中国女子のこれからを担っていくであろう2人の対決、堪能してください。

Qatar Open 2011, Women's Singles Final
Liu Shiwen (CHN) vs. Ding Ning (CHN)


クレアンガvs陳衛星

ヨーロッパトップ12、クレアンガvs陳衛星の動画です。

この2人は過去にも何度か対戦し豪快な試合を繰り広げていますが、この試合ではクレアンガのプレーの成熟振りが伝わってくるような気がします。4:20あたりのプレーなぞ、その象徴かと。

'03パリ大会準々決勝ではパワードライブぶち抜き一辺倒でしたし、いろいろな引き出しを持つようになったと感じます。

方や陳衛星、カットは安定していてもメンタルは安定していないようで・・・。この試合でさらに女性ファンが減ってしまったのではと思いますが(笑)、でも管理人は個人的に、憎めないキャラクターで好きなんですよね^^。

バックカットの守備力もクレアンガが相手だからかなりやられてますが、世界でもトップレベルかと。結構いい年なのにこの活躍ぶり、これからも末永く頑張ってほしいところです。

2011 Europe Top 20
Kalinikos Kreanga (GRE) vs. Chen Weixing (AUT)


張一博vs松平健太

昨日行われたジャパントップ12、第1ステージでの張一博vs松平健太の動画です。

全日本準優勝の張選手、元世界ジュニア王者・松健選手、予選としてはあまりにももったいないカードですね^^。前陣カウンター使い2強の対戦、戦型が戦型だけに派手なラリー戦にはなりませんでしたが、高速のカウンター、見応えのある試合です。

結果は3-1でしたが、4ゲーム中3ゲームが12-10、まさに紙一重の激戦・・・。

どちらもロッテルダム世界選手権の代表、方や馬龍を沈め、方や馬龍に迫った実力者同士です。

全日本が終わり、世界選手権までのある種の「空白期間」、コンディションとしては下降気味のところかもしれませんが、ナイスゲームです。

2011 Japan Top 12
Chan Kazuhiro vs. Kenta Matsudaira (JPN)


トキッチvs松平賢二

先月行われたドイツ・DTTL(ブンデスリーガ男子1部)の試合、トキッチvs松平賢二の動画です。

松平選手、今シーズンのブンデスリーガでは今ひとつ成績を残せていませんが、ラリーに強いトキッチ選手を相手に豪快な打撃戦を繰り広げています。

松賢選手の真っ向打ち合い卓球、見ていて気持ちがいいですね^^。

ダイジェスト動画を見ている限りでは何が勝敗を決したのかわからないのですが・・・松賢選手は世界選手権ロッテルダム大会の日本代表ですし、上位に食い込むためにもこのぐらいの相手にはサクっと勝ってほしかったところです^^。

世界選手権では張一博選手とダブルスも組むそうですが、前陣カウンター使いの張選手とのコンビは面白そうですね。

DTTL 2011
Kenji Matsudaira vs Bojan Tokic


丁寧vs郭炎

イングランドオープン女子シングルス決勝、丁寧vs郭炎の動画です。

次期エース候補の若手vsベテラン。女子とは思えぬパワフルな打ち合いを展開しています。

パワーでは郭炎がやや上回っている印象ですが、丁寧のブロック力が凄すぎますね。打っても打ってもリターンされ、郭炎がじれて無理な攻撃をしかけ、ミスをする場面が多いように見受けられます。

あとは丁寧のミスの少なさ。ノータッチエースはあまり取れていないようですが、ラリー戦の強さは女子では世界最高峰かと思います。

このイングランドオープンは世界卓球ロッテルダム大会の選考の1つだったそうで、これで『直通鹿特丹』で優勝した郭炎、スロベニアオープンを制した武楊に続き、丁寧が代表3人目に内定。

世界ランク1位の李暁霞(準決勝)、2位の郭炎(決勝)、3位の馮天薇(準々決勝)を全て沈めて文句なしの代表権獲得です。

石川選手が元世界チャンピオンの郭躍を破る活躍を見せましたが、残念ながら李暁霞に完膚なきまでに叩きのめされ、その李暁霞もこの丁寧に敗戦。

世界はまっこと広いですねぇ・・・。

English Open 2011, Women's Singles Final
Ding Ning (CHN) vs. Guo Yan (CHN)


ロビノvsゴーズィ

ヨーロッパユーストップ10、ロビノvsゴーズィの動画です。この大会は10人の総当りですから、これが事実上の決勝戦。

青いユニフォームの選手がロビノ、'09ヨーロッパユース選手権で優勝しています。赤いほうがゴーズィ、去年のヨーロッパユーストップ10準優勝の選手、共にフランスですね。

ロビノは'09ヨーロッパユースのころはかなり前陣で動き回っていましたが、当時よりプレー位置が下がり気味で、ドライブを引き合うスタイルになっているようです。

方やゴーズィ、やはりドライブ引き合い型ですが、パワープレーを中心としながらも多彩なテクニックと威力のあるバックハンドを併せ持ち、強いです。

両者に共通しているのは、引き合いでの強さ。それもカウンター気味に早い打点で打ったりと、昔の山なりドライブの引き合いとは一味違う感じです。

この大会ではフランス勢がベスト4を独占。数年後のフランスは、日本にとっても脅威になっていそうですね。

2011 UNIQA Europe Youth Top 10
Quentin Robinot (FRA) vs. Simon Gauzy (FRA)


陳杞vs王励勤

イングランドオープン男子シングルス準決勝、陳杞vs王励勤の動画です。両者全開の打ち合い、プレーの切れがイマイチなかった馬琳との決勝戦より見ごたえあり!です。

王励勤、世界選手権を獲ったときのような迫力のあるプレー、かなり調子を上げてきてるようです。

が、陳杞、超ノリノリですね・・・。以前は「フォアハンド前陣特攻」のような趣がありましたが、中陣でのパワードライブの引き合い、バックハンドの切れとコース取り、そしてカットショートなどの技。

連続失点をしたりなどの荒さも相変わらずあるのですが(となると、団体戦のいいところでは使ってもらえないかな)、陳杞本来の強気押せ押せプレーの良さを損ねることなくプレーが円熟してきたように感じるのですが、どうでしょう・・・。

このイングランドオープンでは準々決勝で張継科と当たる筈でしたが、何故かラン決でチェコのコネツニーにコロリと負けてしまい、対戦はならず。直通ロッテルダムで馬龍を破っているので、国家隊首脳陣を振り向かせるには若手バリバリ相手のもう一勝がほしいところでしたが・・・。

中国の代表争いも目が離せませんね。

English Open 2011, Men's singles Semi Final
Chen Qi (CHN) vs. Wang Liqin (CHN)


陳杞vs馬琳

イングランドオープン2011男子シングルス決勝、陳杞vs馬琳の動画です。

馬琳、スロベニアオープンに続き準決勝で王皓を下しました。2大会連続の決勝進出、ロッテルダム大会代表の座を首脳陣にアピールできたのではないでしょうか。

方や陳杞。若手の突き上げを喰らい代表の座は非常に危うい・・・。後がない分、本気で勝ちにきていますね。この試合、キレキレです。

好調の王励勤をフルゲーム・デュースで沈め、決勝進出。フォアのカウンタードライブ、打点といいコース取りといい、素晴らしいの一言です。バックハンドも以前と比べすごく巧くなってますが、特に台上バックドライブ、張継科のとはまた違った感じで鋭いです。

このイングランドオープン、張継科はランク入りすら果たせず早々の敗退、許シンもベテランに破れ結果を出せませんでした。

女子はこのイングランドオープンも代表選考の1つになっていたそうですが、男子はどうなんでしょう?ともあれ、男子の世界選手権代表の座、混沌としてきた感じですね・・・。

English Open 2011, Men's singles Quater Final
Chen Qi (CHN) vs. Ma Lin (CHN)



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