その他選手

朱舟vsクロッティ

昨日までブンデスリーガのプレーオフ決勝戦の動画を紹介しましたが、イタリアリーグのプレーオフ決勝戦も見応えのある好試合が繰り広げられました。

動画は、珠周vsクロッティ。Zhu Zhouは「珠周」でいいのかな?中国語に詳しい方、教えてください。で、名前から察するに中国系の選手だと思いますが、これがまた・・・。

小柄ながらフットワークを生かしたキビキビした攻撃、いいですね。特に特徴的なのはフォアのシュートドライブ。コースの読みにくさ、スピードと威力、申し分ないです。

連打をしても崩れない体の軸と戻りの速さ・・・体幹の強さがうかがえます。一球一球、手打ちにならずしっかり体重を乗せてスイングしているところ、小柄ながら重いドライブを打っている秘訣かと思います。

イタリアリーグ決勝、この他の試合も面白いので、また明日。

Italian League, Play-Off Final
Zhu Zhou vs Mattia Crotti


フレイタスvsティモ・ボル

ドイツリーグ(ブンデスリーガ)・プレーオフ決勝第2戦、デュッセルドルフvsオクセンハオゼンから、1番のフレイタスvsティモ・ボルです。

ポルトガルのフレイタスが、ティモ・ボルから大金星。優勝がかかる大一番で、大仕事をやってのけました。

もともと下がってのラリー戦に強い選手でしたが、前のほうでもかなりプレーできるようになっていると感じます。ダイジェスト動画で見た限りでは、サーブ・レシーブが上手くいっているのが勝因か。

ボル様は第1ゲームの調子からこのまま行くかと思いましたが、次第に尻すぼみに。第4ゲームの大事な場面で2度もサーブミスをしてしまったのは、致命的だったかと・・・。

チームメイトのアポローニャとともに、ポルトガルNTでも活躍するフレイタス。好調とは言えないながらも、ボル様を破るまでに強くなっているのですから、今後が楽しみな選手です。

German League Final 2011
Timo Boll vs. Marcos Freitas


バウムvs岸川聖也

ドイツリーグ(ブンデスリーガ)・プレーオフ決勝第2戦、デュッセルドルフvsオクセンハオゼンから、3番のバウムvs岸川聖也です。

1番でフレイタスがティモ・ボルから大金星、2番でアポローニャがズュースを沈め・・・。第1戦で敗れているオクセンハオゼン、逆転優勝のチャンスで登場した岸川聖也です。

岸川選手のバックハンドの上手さ、中陣でのラリーの強さ、健在です。ヨーロッパ2位のバウムとほぼ互角に打ち合ってます。

第1ゲームをデュースで獲り、第2・第3ゲームは9-11。第4ゲームは11-9でフルゲームに持ち込み・・・。本当に、本当に紙一重の差でした。

昨年も決勝の舞台に立った岸川選手ですが、その時は向こうのチーム(デュッセルドルフ)の選手でした。1年経ち、こちらのチームで古巣と優勝をかけ相対し・・・どんな気持ちで試合に臨んだのでしょうか。

German League Final 2011
Patrick Baum vs. Seiya Kishikawa


ティモ・ボルvsアポローニャ

ドイツリーグ(ブンデスリーガ)・プレーオフ決勝第2戦、デュッセルドルフvsオクセンハオゼンから、4番のティモ・ボルvsアポローニャの動画です。

去年の決勝と同じ顔合わせとなった、この対戦。今年は非常にスリリングでした。

1番でフレイタスがなんと3-1でボル様を沈め、2番で絶好調のアポローニャがズュースを撃沈、オクセンが王手をかけました。

しかし3番で岸川聖也がバウムに敗れ、決勝第1戦で敗れているオクセンは、得失点差から4番の試合で2ゲーム以上取られると敗戦・・・という窮地に。

と、そういう場面でのこのティモ・ボルvsアポローニャなんですが。

アポローニャがメチャクチャに当たってます。第1ゲームは緊張からかコロっと落としますが、接戦の第2ゲームをとると、第3・4ゲームはゾーンに突入。ラリーでの強さ、独創的なスイング、まさにアポローニャの真骨頂といったプレーです。

ボル様もプレーももちろん素晴らしい。

う~む、ヨーロッパも熱い(かった)です。

German League Final 2011
Timo Boll (Borussia Dusseldorf ) vs. Tiago Apolonia (Ochsenhausen)


ハオ帥vs王建軍

超級リーグ第2節、浙商銀行vs寧波海天塑機の試合、ハオ帥vs王建軍です。馬龍が張一博・馬琳から2点取りし、水谷隼が王建軍と組んだダブルスも合わせて2点を落とし、これがラストです。

超絶前陣カウンター使いのハオ帥、王建軍みたいなオールフォアに近いペンドラはカモ、得意のハズなんですが・・・。

王建軍、足が非常に良く動いてます。ハオ帥の揺さぶりにもしっかり対応、随所に入れる横下回転ショートも見事にカウンターを防いでます。出足の2ゲームを奪取、素晴らしいプレーです。

第3ゲームあたりからハオ帥が王建軍のフォアドライブに慣れ、彼らしい前陣プレーで2ゲームを取り返し、最終ゲームへ。

ファイナルゲームも最後までもつれます。ハオ帥が珍しく大きな声を出して気合全開。王建軍も負けじと動きまくり・・・。

う~む、どちらも素晴らしいです。

China Super League 2011
Hao Shuai vs Wang Jian Jun


閻安vs王励勤

中国で今シーズンの超級リーグが始まっています。まずは解放軍vs上海の2番、閻安vs王励勤の動画を。

赤いユニフォーム、世界ジュニア2位の閻安。ポスト馬龍世代の旗手ではありますが、まだまだ国家隊での出番はわずか。ロッテルダムでも馮亜蘭と組んだ混合ダブルスのみの出場と、「これからの選手」です。

この試合でも大ベテランの王励勤が全盛期を彷彿とさせるプレーで第1ゲームを圧倒し、まだまだこんな若造に負けるハズないよな・・・と思いましたが。

開き直ったか閻安、第2ゲームから思い切りの良い攻撃を連発し、王励勤を逆に圧倒し返します。流れを失うとは怖いもので。以降の王励勤、プレーに迷いがみられスイングの切れを失ってしまいます。

勝負は最終ゲームまでもつれ、最後は・・・動画で(笑)。

ところで今シーズンの超級リーグ、何と水谷隼が馬龍・吉田海偉、ペンドラの名手・王建軍らと同チーム!そして監督は中国男子チーム監督・劉国梁の実兄、劉国棟!!プレーオフ進出の可能性ははかなり高そうな陣容で、これは目が離せない試合が増えそうです。

China Super League 2011
Wang Liqin vs Yan An


李暁霞vs武楊

世界卓球ロッテルダム大会女子シングルス準々決勝、李暁霞vs武楊の動画です。

世界ジュニアチャンピオンの武楊。リ・ジャウェイを圧倒、ヨーロッパチャンピオン・パブロビッチとのカット対決も制しています。強いです。

しかし李暁霞のカット攻略は完璧すぎる・・・。ドライブの威力ももちろんですが、ゆさぶり、特に前後へのゆさぶりが絶妙に巧い。武楊の攻撃も落ち着いてブロックし、付け入る隙が見当たりません。

武楊も世界最高峰のカットマンですが、1ゲームしか与えないとは・・・。

郭躍は同じカットマンの范瑛に苦戦しましたが、こちらは完勝ですね。

前振りが長く試合が始まるまで8分近くありますから(笑)、適当に飛ばして御覧ください^^。

WTTC 2011, Women's Singles Quater Final
Li XiaoXia (CHN) vs. Wu Yang (CHN)


丁寧vs劉詩ウェン

世界卓球ロッテルダム大会女子シングルス準決勝、丁寧vs劉詩ウェンの動画です。

最終的に優勝することになる丁寧ですが、劉詩ウェンがかなり追い込んでます。全くムダのない動きと恐ろしいまでの打球ピッチの速さ・・・卓球の完成度という点では劉詩ウェンのほうが上なのでは。

が、恐るべきは丁寧の身体能力。押し込まれながらもブロックでしのぎきってしまったり、ノータッチで抜けるはずのドライブをカウンターしてきたり・・・。

前陣で攻めまくる劉詩ウェン、半歩下がって迎え撃つ丁寧、そんな構図の試合でしょうか。結果は4-2で丁寧ですが、実力の差はほとんどなかったのでは。

それにしても超ハイレベルの試合です。丁寧は我らが期待の石川佳純を圧倒しさり、劉詩ウェンも先輩の郭炎をストレートで沈め・・・。

中国女子は、さらに世界とのリードを広げているのでは・・・と思わせる圧巻の試合です。

WTTC 2011, Women's Singles Simi Final
Ding Ning (CHN) vs. Liu Shiwen (CHN)


丁寧vs李暁霞

世界卓球ロッテルダム大会女子シングルス決勝、丁寧vs李暁霞の動画です。

丁寧は劉詩ウェンを、李暁霞は郭躍を。それぞれ同世代のライバルを準決勝で降して決勝に進出しています。

超級リーグでは、丁寧は「李暁霞キラー」と言われるほど相性・対戦成績がいいようですが、若手の新鋭が一気に行くか、ベテランが意地を見せるか。注目の対戦です。

この試合、どちらかが大量リードを奪うと、片方が意地を見せそれを巻き返す・・・というスリリングな展開が続きます。

前陣で延々と続く超ピッチラリー、のみならず、どちらも男顔負けのパワーのあるドライブを放ちます。ス、スゴイ・・・。

実力差はほとんどないですが、試合の流れを決したのは、やはり恐れを知らぬ若さの勢いか。最後まで押しまくって、新チャンピオンが誕生しました。

いや~、素晴らしい試合。が、皮肉にも世界ランクの獲得ポイントから、ロンドン五輪の切符を手にしたのは、世界選手権を制した丁寧ではなく、世界ランク1位の座をキープした李暁霞・・・。

世界チャンピンになってもオリンピック出場権を獲れないという異常事態となってしまいました。何たる運命の皮肉・・・。

が、準決勝・決勝をみると、メダルを期待されていた我らが日本選手団ではありましたが、実のところ元々ノーチャンスだった・・・と思わざる得ません。残念ながらそれが、冷厳な事実かと。

頂きはまだまだ高い、ということですね。さらなる奮起を期待し、オリンピックでの活躍を願いましょう。

WTTC 2011, Women`s Singles Final
Ding Ning (CHN) vs. Li Xiaoxia (CHN)


バウムvsオフチャロフ

チャンピオンズリーグの試合、バウムvsオフチャロフの動画です。

バウム、かなりオフチャロフのプレーを見切っているようです。かなり研究していたのか、NTの練習でやり慣れているのか。サーブに惑わされないし、強打もコースを読んで見事にブロックしたりしてます・・・。

時折無茶打ちっぽくミスることもありますが、前陣カウンターやブロック、横回転ショートなど、以前からは考えられないくらい(笑)テクニシャンに変身しつつあるようです^^。

勝負どころの第3ゲームを、大逆転でひっくり返したのがこの試合の全てですね・・・。

'05世界ジュニアで水谷隼を沈めて優勝するも、ちょっと前までバウムはドイツの控え選手、世界卓球モスクワでも出番はなく、後輩オフチャロフの後塵を拝し続けてました。が、その力関係もかなり拮抗してきているようです。

オフチャロフは今ひとつ調子に乗れていないようですが、ドイツのポスト・ボルの座を争う2人の対戦、なかなかにエキサイティングです。

Champions League 2011
Patrick Baum vs. Dimitrij Ovtcharov


ズュースvs松平賢二

2010-2011ドイツ・ブンデスリーガ男子プレーオフ準決勝第2試合、デュッセルドルフvsグレンツァオ。その中のズュースvs松平賢二の動画です。

第1試合では松賢のグレンツァオが奇跡の逆転勝利でデュッセルドルフを沈めましたが、連覇を目指し、負けるワケにはいかないデュッセルのズュース。良いプレーをしてます。

松賢、第1ゲームを長いデュースの末に落としてしまいますが、第2ゲームは競い合いを制し奪い取ります。このゲームのプレーは素晴らしい。積極果敢に動きまわり、スピードのあるフォアドライブを打ち込みまくってます。

特にフォアへの飛びつきドライブが見事。足腰の強さがハンパでないです。

が、第3ゲーム出足、いきなりサーブでフォルトを取られ、次の一本をきれいに抜かれると、万事休す。完全にペースを崩して自滅への道を突き進んでしまいました・・・。

それまでのプレーが素晴らしかっただけに、ちょっと残念な結果に。この辺のメンタルの切り替えが課題ですかね。

ロッテルダムでの活躍を期待しましょう。

German League 2011
Christian Suss vs. Kenji Matsudaira


キム・ソンヒvsアペルグレン

ちょっと昔の動画にプレイバックしまして。20年ちょっと前の試合ですが、1989年の何かの大会団体決勝でのキム・ソンヒvsアペルグレンの動画です。

北朝鮮の日ペンドライブマン、キム・ソンヒ。中・後陣からドライブを引きあうのが得意な選手でしたが、バック技術も秀逸ですよね。そして先日コメント欄でちょっと話題になったペンのフォアブロックですが、キム・ソンヒは右足前・体の横で腕を伸ばし気味にインパクト、ボールを捉える瞬間体を前傾させて押さえを効かせているように見えます。

スウェーデンの往年のオールラウンダー・アペルグレンもいい動きをしてます。

今とは用具が違うので技術的に参考・・・という点ではイマイチかもしれませんが、どちらも中・後陣でドライブを引き合うのが得意な戦型、攻守にメリハリがあり見ていて楽しいですね^^。

mikael appelgren kim song hui soc 1989


平野早矢香vs姜華君

スペインオープン女子シングルス決勝、平野早矢香vs姜華君の動画です。

バック面表ソフトの姜華君、弾くバックハンドが鋭い!かつて張怡寧が苦手とした選手ですが、前陣での速攻プレー、見事です。

この大会では準々決勝で日本の谷岡選手をストレート、続く準決勝では韓国の朴美英を4-2破って決勝に進出しています。

方や平野選手、姜華君の速攻を台から少し距離をとり、キュっと回転をかけた山なりドライブで対応、タイミングを外しミスを誘っているように見えます。

こちらも帖雅娜を4-2で沈めての決勝進出。中国は出場していませんが、第1シード金キョン娥、第2シード石川佳純の大会での決勝ですから、素晴らしい成績です。

試合は最終ゲームまでもつれる展開。平野選手、ナイスゲームです。

Spanish Open 2011, Women's Singles Final
Hirano Sayaka (JPN) vs. JIANG Huajung (HKG)


呉尚垠vs 李廷祐

スペインオープン準決勝、呉尚垠vs李廷祐の動画です。

李廷祐、現在世界ランクでは柳承敏に劣りますが、日ペンでは世界最強なのでは?フォアのドライブ・スマッシュの威力、バックショートの安定性と多彩さ、日ペンの教科書にしたようなプレーです。

この試合の第2ゲームのプレーは、まさに圧巻ですね。

が、呉尚垠・・・ブロック上手すぎ!

普段から練習していてやり慣れているというのもあるでしょうが、第4ゲーム過ぎからは李廷祐のドライブを止めまくり右に左に振り回し、まるで子供扱いしてます。す、すご過ぎる・・・。

李廷祐はこの大会、張一博や朱世赫を破っているのでかなり調子はいいはず。が、ここまで相手にしないとは。呉尚垠の強さが際立つ試合です。

Mens Singles Semifinal Spanish Open 2011
Oh Sang Eun (KOR) vs. Lee Jung Woo (KOR)


ルベッソンvs柳承敏

スペインオープン1回戦、ルベッソンvs柳承敏の動画です。

柳承敏、最近の試合と比べると足がよく動いています(もちろん全盛期には及ばないですが・・・)。回りこみフォア強打なんかも積極的に仕掛けていてますね。

ただ、フォアに比べてバックショートが・・・という感じでしょうか。よく止めてはいるんですが、窮屈な体勢で、中国選手と比べるとやはり残念ながら見劣りしてしまいます。以前はバックドライブを連発したりもしてましたが、それも見られませんし・・・。

フランスのルベッソン、それを見越してか、後ろに下げて執拗に柳のバックを攻める、というのが基本作戦のようです。威力のある両ハンドドライブ、かなりのものです。

試合はフルゲーム11-9で決着と、かなりエキサイティングな展開^^。共に強打の持ち主、見ごたえがあります。

Spanish Open 2011
Emmanuel Lebesson vs Ryu Seung Min


呉尚垠vsサムソノフ

スペインオープン決勝、呉尚垠vsサムソノフの動画です。

サムソノフといえば「ブロックの名手」ですが、呉尚垠、前陣でのブロックはサムソ以上に上手いのでは?見事に連続攻撃を捌いています。

サムソノフの攻撃を跳ね返し、前陣で早い打点での連続攻撃、衰えを見せまえん。割と中央付近にドンの構え両ハンドで押していく、けっこう省エネ型ですから、ベテランとはいえまだまだ行けそうですね・・・。この大会、松健+若手・中堅3人の韓国勢同士討ちを制して決勝に進出しています。

サムソノフも高木和・吉田海偉と2人の日本勢を沈め、陳杞そっくりのリ・アーメットを下しての決勝。

どちらも守備力が高いので、見ごたえのあるラリー戦が続きます。ナイスゲームですね。

Spanish Open 2011, Men's Singles Final
Oh Sang Eun (KOR) vs. Vladimir Samsonov (BLR)


サムソノフvsリ・アーメット

スペインオープン準決勝、サムソノフvsリ・アーメットの動画です。

トルコのリ・アーメット・・・恐らくほとんどの方が聞いたこともない名前だと思いますが、この大会ではサプライズを起こしました。

名前と風貌からして中国から帰化した選手かと思いますが、現世界ランク90位、トルコランキング1位です。

そしてそのプレーは・・・陳杞そっくり。細身で小柄な体格なのでパワーで劣りますが、サムソノフをかなり苦しめています。

1回戦でエロワを破ると、丹羽、チェン・ユック、レグーと強豪を連破。

ううむ、凄い・・・。

サムソノフもブロックやフィッシュでの粘り強さは相変わらず。こういう力押しの選手にはやはり強い。

どちらも持ち味を発揮したナイスゲームです。

Mens Singles Semifinals Spanish Open 2011
Vladimir Samsonov (BLR) vs. Li Ahmet (TUR)


バウムvs松平賢二

最近のドイツリーグの試合、バウムvs松平賢二動画です。

松平兄、俊足フットワークと強烈な両ハンドドライブ、う~む、凄まじい攻撃力・・・。バックも力強さが増して来たように思います。

昨年末の国内選考会で優勝し、世界卓球ロッテルダム大会の代表の座も勝ちとっています。活躍を期待したいですね・・・。

一方のバウム、松賢のサーブに前半苦しんでいたようですが、後半にはうまく対応。一発ドライブの威力も相変わらずですが、相手の苦手をつく巧さも持ちあわせてます。攻めても守っても巧いところ、さすが元世界ジュニアチャンピオン、現ヨーロッパ2位、強いです。

どちらも球威がありすぎてあまりラリーにならないですが、こういう卓球もまたおもしろいですね。

German League 2010/2011
Patrick Baum vs Kenji Matsudaira


ロスコフvs銭千里

昨日はブンデスリーガ時代の松下さん動画でしたが、同じドュッセルドルフvsニーダ・オーストリアの試合で。ロスコフvs銭千里の動画です。

ロスコフはボル以前のドイツのエースで、言わずもがなですが、Qian Qianliって、だれでしたっけ?体格やフォームが似ているので、思わず田崎俊雄さん??と思ってしまいましたが・・・。元仮想選手でしょうか???

が、無名の選手(?)ではありますが、ペン表速攻が素晴らしい、個人的にしびれました(笑)。小さなフォームで鋭くフラットに打ちぬくフォア強打、バックショートの技術、ペン表の教科書にしたいようなプレーぶりです。

ロスコフもこのころはピークを過ぎていましたが、かつて世界最速と言われたバックドライブの威力は流石です。

ちょっと昔の試合動画ですが、楽しんでください。

ECL 2001 Final
Rosskopf vs Qianli


李暁霞vs福原愛

フォルクスワーゲンカップ女子シングルス準決勝、李暁霞vs福原愛の動画です。

弾いて伸ばしたり、ナックルで前に落としたりと、福原選手のバックハンドの強さ・多彩さは素晴らしいです。特に出足の2ゲームは完璧な内容、強気の速攻プレーで押しまくっています。

が、決勝のウー・ジャデュオ戦もそうでしたが、李選手の順応力はハンパでない・・・。前半手こずった福原選手のプレーにも、後半はきっちり対応しています。さすが中国女子のエースを争う選手、他国の選手とはちょっと強さの次元が違います・・・。

仙台出身の福原選手、左腕に喪章をつけてプレーしています。「試合前から賞金を寄付しようと決めていたので、一本も無駄にすることはできなかった」とのこと、一球一球に気迫がこもってますね。

福原選手からの被災地への応援メッセージも、ぜひご一読を。

VW Cup 2011, Women's Singles Simi Final
Li Xiaoxia (CHN) vs. Ai Fukuhara (JPN)



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